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【試乗+採点評価】エクストレイル 20X / 日産「予想外に好印象なハンドリング」

今回は今更ですが、2017年6月にマイナーチェンジを迎えたエクストレイル(ガソリンモデル)に試乗してきました。

エクストレイルにはハイブリッドモデルも用意されていますが、7人乗りモデルが用意されているのはガソリンモデルのみとなっています。ここは少し残念な点ですね。

個人的には3列シート車の購入を考えているので、今回はガソリンモデルの試乗をしてきました。また、その時に偶然新型リーフが展示されていましたので、新型リーフの写真と情報をまとめた記事もご用意しました。興味があればご覧ください。

エクストレイルは日本車では数少ない3列シートモデルが選べるSUVになっています。

日本車だと他に選択できるのは現状三菱アウトランダーとトヨタランドクルーザー/ランドクルーザープラドですね。

2017年12月にはマツダのCX-8が発売されるので、しばらくはその4択となるでしょうか。個人的には日本メーカーには3列シートSUVに力を入れて欲しいなという思いが強くあります。日本中ミニバンだらけじゃ面白くないですよね。

居住性だけが車じゃないってところを技術を駆使して訴えていって欲しいなと心から願っています。

また、勝手ながらポイントを絞って採点も実施していきたいと思っています。採点は以下の観点で行なっていこうと考えています。

  • 外観(いい外観だなと思えるかどうか)
  • 内装(品があるか、高級感があるか、かっこいいか、ごちゃごちゃしてないか、など)
  • 過ごしやすさ(主に2列目の居住空間と座り心地)
  • 静粛性、快適性(エンジン音、ロードノイズ、振動、風切り音など)
  • 運転しやすさ(ハンドリング、視界など)
  • 力強さ(発進時加速、高速運行時の余裕など)
  • 運転の楽しさ(総合して個人的主観で)

日産 新型エクストレイルに試乗してきました! 予想外に好印象なハンドリング

まずは試乗レビューの前に、簡単にエクストレイルの紹介をしたいと思います。

新型エクストレイルの紹介

エクストレイル

今回試乗したグレードは、冒頭でも紹介した通りガソリンモデルの20XというグレードのFFを乗ってきました。

動力性能の差でいうと、ハイブリッドモデルも用意されています。

価格は、ガソリンモデルで219.7万円〜、ハイブリッドモデルは258.9万円〜となっています。

注意としては3列シートは最低グレードでは選べないので、一番安くて20Xの262.1万円となっています。まあそれでもかなり安価ですね。3列シートSUVの中では最安です。

エクストレイルの外観をチェック

試乗時に撮影してきた写真を紹介していきます。ボディカラーはバーニングレッドという鮮やかな赤色でした。ボディカラーが12色も選べるというのも驚きです。

エクストレイルボディーカラー一覧
エクストレイルボディーカラー一覧

フロントフェイス周りはマイナーチェンジでだいぶ良くなりましたね。ましになったという方が適切なのか。。

まあ、バランスもよく悪くはないデザインじゃないかなと思います。ただ、日産のイメージデザインであるV字グリルがちょっとダサい。。日産の方いたらすみません。

メーカーで統一感を出しているのはいいと思うのですが、それがダサいと全部ダサくなっちゃうってのが怖いところですね。

リアはいたって普通って感じですね。日本車っぽいリアです。あんまりかっこいいとは思えないです。

ということで、勝手ながら個人的主観で外観を採点すると以下のようになりました。

60
外観

良くも悪くもなくといったところですかね。マイナーチェンジで良くなったことは確かかなと思います。

エクストレイルの内装・過ごしやすさをチェック

ちょっと地味ですかね。高級感はあまり感じられないデザインになっているかなと思います。そこを出していきたい車ではないと思うので、それはそれでいいと思いますが。

シートはレザーシートだったのですが、なかなか座り心地がよかったですよ。

クッション性が高いレザーシートになっていて、フィットする感じが心地よかったです。

普通レザーシートになると硬くて嫌なんですが、このレザーシートならレザーを選びたいなと思いました。ファブリックシートは試せていないですが、このレザーおすすめです!

2列目の居住性ですが、少し足元が手狭な感じはしました。

今回2列シートモデルしかなかったので、3列シートの感じを試せなかったのですが、以下画像の半分に別れているところが3列目になるようで、足元の高さも全然確保できないらしいです。

居住性はかなり悪いといってもいいでしょう。3列シートは本当に補助的な位置づけで考えた方がいいです。

55
内装
60
過ごしやすさ

エクストレイルの静粛性・快適性をチェック

まずはエンジン音に関してですが、普通に走る分には静かでしたね。

ただ、回転数を上げた時のエンジン音がちょっとうるさくて心地よいものじゃないなと感じました。

音が大きくても心地よいエンジン音なら全然いいと思っているたちなのですが、エンジンフィーリングはちょっと微妙なところですね。

ロードノイズに関しては、少し気になるなという感じです。エンジン音があまり気にならなかった分、結構ロードノイズが入ってくるなという印象でした。最近納車した新型N-BOXの方が明らかにロードノイズをうまく消せていると思います。

ちょっとした段差での振動は、少しガツンとくるのが気になるかなというくらいで、大まか問題ないかなという印象です。乗り心地としては悪くはない感じです。

55
静粛性・快適性

エクストレイルの運転しやすさをチェック

まずハンドリングですが、非常に良い印象でした。

見た目に寄らずステアリングは軽めで、ハンドル操作がかなり楽だなという印象でした。

コーナリングも思った通りにスムーズに曲がれる印象で、さすが悪路を意識したアクティブSUVだなという感じでした。ハンドリングは一番よかった点じゃないかなと思います。

視界に関しても良いですね。

SUVで視線が高いのもありますが、自然に運転ができたなという印象です。

ディーラーの方曰く、開発時にコンセプトとして女性でも楽に運転できるSUVを作ろうということで開発された車ということで、その話を聞いて納得しました。

乗り心地も悪くないので、本当に女性でも楽に運転できるんじゃないかなと思います。

このサイズでこういった特徴を出してくるところは面白いなと思います。これだけで特異な存在になったと言えるでしょう。

75
運転しやすさ

エクストレイルの力強さをチェック

発進時加速ですが、良くもなく悪くもなくというのが一番適切な表現かなと思います。

ストレスは感じませんが、すごいなとも思わない、そんな感じでした。

静粛性のところでも話しましたが、エンジンフィーリングがもう少しかなというところがあるので、アクセルを踏んで気持ちいいなという感覚もあまりなかったですね。本

ブログで採用している採点方式によると、パワー点数が65.9点、トルク点数が67.5点ということで、本当に標準的な位置ですね。

ハイブリッドになるとパワー点数が75.7点となり、余裕が出るのかなと思います。それだけにハイブリッドモデルに7人乗り設定がないのは残念です。

65
力強さ

エクストレイルは運転が楽しい車?

ハンドリングの反応のよさ、スムーズなコーナリングは走っていても楽しいなと感じれる点かなと思います。

ここを前面に押し出してもいいんじゃないかと思うくらい、武器になるところかなと思います。

ただ、エンジンフィーリングがよろしくないこと、加速感も良くはないかなというところが、楽しさというところではマイナスポイントかなと思います。

ニスモパッケージというスポーティな外観のパッケージングがありますが、それをつけても中身が伴わないのでつける人はかなり少ないんじゃないでしょうか。

ニスモはかっこいいなと思いますが、それ相応のスポーティなグレードが選べるようになると、かなり魅力的になるかなと思います。日産の方ちょっと検討してみてください!!!

エクストレイル ニスモパッケージ
エクストレイル ニスモパッケージ
65
運転の楽しさ

まとめ

エクストレイルの試乗レビューいかがでしょうか。今回はちょっと辛口になってしまったかもしれませんが、思っていたよりは楽しく運転できる車だなと感じたのは事実です。

価格の安さというところも武器ではあると思いますが、やっぱりニスモパッケージの位置づけが不満です。

格好だけじゃなくてスポーティモデルとしてニスモグレードを出して欲しいなというのが本音ですね。スイフトとスイフトスポーツ的な。

そうしたら、個人的にはニスモグレードかなり買いたいなーと思ってしまいます。

あと、3列シートの位置づけですよね。ここは3列シートを用意しているんだからもう少し快適な3列シートを用意する工夫をして欲しいなと思いました。

使い物にならない3列シートを用意するよりは、もう少し全長を伸ばしてもいいので、ある程度の快適性を確保して欲しいところです。

これらは今後のフルモデルチェンジで期待していきたいところですね。

その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね! 

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