ZR-V納車されて早くも1ヶ月。時が経つのは早いですなあ。
1400kmほど走りましたが、とにかく走りがエグい。この車は本当すごいですね。関心する気持ちを超えて、最近引いてきてます笑
走りについても別途まとめるとして、本記事では前回の外装紹介に続いて内装紹介をさせていただこうと思います。e:HEVモデルでは、ブラック内装とマルーン内装のどちらかを選ぶことができるのですが、私はマルーン内装を選びました。
本記事の目的
・マルーン内装の雰囲気を感じていただく
・使い勝手についてざっくりと感想を述べる
・購入したディーラーオプションの一部について使用感を紹介する
ZR-V マルーン内装の雰囲気を感じてみよう
運転席・助手席周り
ぼかぁ、このドアトリムがめちゃくちゃ好きだなあ。
何が好きって、ハード素材のパネルが全く使用されていないところです。ドアハンドル周りを覆う、曲面で表現される大判ソフトパネルがたまらなく好きですね。ここ、触るとフニフニしてて気持ちよかったりもするんですよ。
ドアトリム上部のさりげないシルバーラインも非常に良きです。こちらは夜はアンビエントライトとして光ります。
パキッとした光り方じゃなくて、ややぼんやり光る雰囲気もこれまた最高なのであります。
ドアを開けて広がるマルーン内装。毎回乗り込む前に幸せホルモンが分泌されます。
上品で美しいという要素ももちろんありますが、そこにいやらしさがなく気取りすぎていない感じが好ましいなと感じてます。非常に居心地の良いデザイン空間です。
助手席側からの視点も最高です。
パンチングメタルを用いたエアコンアウトレットがやはり目を惹きます。パンチングメタルのセンターに一直線のラインを入れることで、水平基調がより強調されてますね。
表情豊かなマルーン内装
また、日が当たってるときとそうでないときで雰囲気が大きく変わるところもマルーンの好きなところ。
こんな色味の内装の車って他にあまりないのではないでしょうか。よくある安定の色味ではなく、チャレンジングなカラーリングを採用してくれたところも、非常に好感を持っています。
ルームライトでほんのり輝く雰囲気もめちゃくちゃ良い。マルーンは色んな表情を見せてくれますね〜。
本革シート
運転席シートは控えめに言っても最高です。本革表皮の質感やステッチデザインもさることながら、骨格が非常に良く、長時間座っていても疲れづらい印象があります。
サイドサポートはしっかりしていますが、サイドサポート間の幅は割とゆったりしているかなと思います。ただ、滑る感じはワインディングに入ってもあまり気にならなかったです。ロール感の少なさも影響しているかなと感じてます。
センターコンソール
センターコンソールスイッチ周りのくびれ形状も大好きなポイントです。
丸みを帯びた形状と、マルーン合皮に練り込まれているパールの輝きとの相性が抜群に良いですね。
ピアノブラック的要素を全く使っていないので、指紋がベタベタになる心配も一切ありません。触り放題なのです。(触り心地もめちゃくちゃいいんですよ〜。)
ドリンクホルダーはドライブスイッチの奥側に横並びで配置されます。さらにその奥には非接触充電機能付きスマホ置き場があります。(自分のiPhone14Proは、なんか全然充電されないですw)
エアコン操作は物理スイッチで実現されています。今まで乗ってたプジョー車では、ディスプレイ側でしか操作できなかったのですが、やっぱり物理スイッチがあるというのは楽でいいですね。カチカチといい音を奏でるダイヤル最高っす。
センターディスプレイ
センターディスプレイはメーカーナビを標準装備で備えた9インチディスプレイ。
もう少し運転席の方を向いてくれていた方が見やすいかなあと初めは思ってましたが、1ヶ月も経つと気にならなくなってきました。
ナビの使い勝手はまあまあと言ったところでしょうか。オンライン検索は割と早いですし、交差点案内も結構見やすい表示になってくれてるかなあと感じます。(でも、CarPlayのApple Mapの方が見やすいかなあ。)
液晶メーター
ナビの案内と言えば、ナビ案内中であれば液晶メーター右側に交差点案内を表示がされるようになってます。例えば、右側に燃費計を表示している状態でも、右左折が発生する際には上記のような案内が割り込んで表示される形になっているので、いちいちメーター表示設定を切り替える必要はありません。
上記の通り、右左折までの距離や車線情報までもしっかり表示をしてくれます。
さらに、画面中央にZR-V君を表示させてあげることもできるのですが、ストップランプやヘッドライト照射状態、さらにはウィンカーの表示までも反映してくれる優れものです。一番気に入ってるのは車線の中のどのあたりにいるかを結構正確に反映してくれるところです。例えば左車線にかなり近づいているのであれば、画面上でもそのような表示になります。
ちなみにですが、こちらは標準ナビでの案内ではなく、CarPlayを使った案内をしている際のメーター表示です。標準ナビ案内時のように詳細な情報までは表示してくれませんが、何メートル先で右左折が発生するという情報は同じように得ることができるのは嬉しいポイントです。
ペダル・フロアマット
Zグレードはアルミペダルが標準装備となってます。嬉しいね。
また、フロアマットはお高いプレミアムタイプのやつにしてみました。分厚さが良いです。
助手席側はこんな感じでみっちり敷き詰められます。
後席側のフロアマットはこんな感じで、1枚がつながっているタイプです。運転席下までぎっしり敷き詰められている感じになっているのが良いですね。多少はロードノイズ吸音の効果もあるのかも?
後部座席周り
後席ドアパネルの質感は、前席同等レベルで維持されています。アンビエントライトが後席も光るってのが最高に良いですよね。
子供達にキックされて汚い状態での撮影になってしまってますが、樹脂部もレザー部も固く絞ったクロスで軽く拭き取ればすぐ汚れは取れますので、そこまで神経質にならなくていいのかなと思います。
大きなリアウィンドウも魅力の1つだと思うんですよね。見晴らしは良さそうです。
後部座席は座面が低いという指摘が多くされていると思いますが、一般的な車と比べると確かに低い気がします。ただ、うちでは子供を乗せることがほとんどなので、むしろ座面が低くて子供にとっては座りやすく過ごしやすい空間になっているので、結果オーライでした。
開口部はそこまで広くないので、チャイルドシートに乗せるとなると少し苦労があるかもしれません。うちの場合はジュニアシートで自分から乗り込んでくれるので、そういうケースでは特に問題ないかなと思います。ただ、シートベルトの装着位置は結構シビアなのでジュニアシート形状次第では装着に結構苦労するかも。
チャイルドロック
チャイルドロックは、後席ドアトリムにスイッチがあります。スイッチを下にするとチャイルドロックがかかったことになり、内側からドアをオープンすることはできなくなります。
それぞれのドアにスイッチが付いているので、運転席側だけチャイルドロックをかけるというような運用も可能になってます。
後部座席スピーカー
ツィーターの存在感もいい感じです。そういえばAWDモデルならリアシートヒーターも付いてきますね。
後部座席頭の後ろにもスピーカーを配置する贅沢仕様。BOSEプレミアムサウンドシステムは中々面白い音響空間を作ってくれます。
ラゲッジスペース
ZR-Vの荷室容量は385Lと、容量の数字的にはやや物足りないものになっていますが、奥行は90cm近くありますし、幅も最小幅の部分で1mを超えているので、実用性的には割と使いやすい荷室空間になっているのかなと思います。
そうそう、ディーラーオプションでラゲッジソフトトレイというものを購入してみましたが、中々いい感じです。フニフニ柔らかい感触も良いですし、横の出っ張り部分までしっかり覆ってくれる形状になっていて、ハードプラ剥き出し部分が少なくなるのも嬉しいです。
ラゲッジソフトトレイは背もたれ部分にも装着されるので、後部座席を倒したときにも全面をしっかりソフト素材で覆ってくれます。
ソフト素材でフニフニ柔らかいので、座り心地もとても良いです。
上の写真は、自分は倒した後部座席の上、妻と子供2人はラゲッジスペースに座った時の構図です。
ソフトトレイ自体は取り外しもマジックテープで非常に簡単ですし、掃除も楽なので、ゴミや汚れに対しての許容範囲が広くなりますね。
購入したディーラーオプションの一覧や、購入後の感想については別記事でもまとめてみようと思ってますが、ラゲッジソフトトレイは装着して大正解だったなと思うオプションの一つです。
ということで内装紹介第一弾はこれにて終了です。細かいところはまた別記事で紹介していこうかなと考えてますー。
では、また。