くるすぺ

試乗マニアが選ぶ”ステーションワゴン” 超おすすめ7台【2021年版】

2020年12月:新型レヴォーグ試乗によりランキング更新しました!

どうも、自称試乗マニアのくるすぺです。

今回は、ステーションワゴンオーナーである私が、ステーションワゴンのオススメ車種をドドンとランキング形式で紹介していきたいと思います。(今までのオススメランキングの中で一番悩みました。w)

SUVの次はワゴンが来るはずと睨んでいる私です。ワゴンの魅力を少しでも感じていただけたら幸いでございます。

オススメとして紹介するのは、基本的には試乗したことがある車に限定します。何故ならば乗らないことにはオススメできないからです笑

ランキングは動的質感の高さを最重視し、スタイリングや先進装備の充実度、価格等を総合評価して作成しています。ツアラーとしての重要要素、高速道路での運転支援の充実度は、他のランキング以上に重視してます。

新しい車の試乗により、ランキングは更新していってます。気になる方は定期的にウォッチ頂ければ幸いです。

それぞれ試乗レポート記事も合わせて紹介しますので、気になる車が見つかったら是非試乗レポート記事も合わせてご覧ください!

ちなみに国産車だけでなく、外車もランキングに含まれます。

おすすめする車については、オススメポイント(特徴や試乗時の感想)はもちろんのこと、価格やグレード展開、スペックや独自採点方式によるパワートレイン評価も紹介していきます。

最後までお楽しみいただき、お気に入りのステーションワゴンを見つけてください!

試乗マニアが選ぶ”ステーションワゴン” 超おすすめ7台

まずは、ステーションワゴンの魅力について少し紹介したいと思います。

ステーションワゴンの魅力とは?

私が思うステーションワゴンの魅力は以下の通り!

  • フォルムが美しい
  • 背が低く、走行安定性が高い
  • ホイールベースが長く、直進安定性が高い
  • ラゲッジスペースがSUV並に広い
  • 後席も広く、ファミリーカーとして優秀
  • SUV流行の今、人と被りにくい
  • 絶対数は少ないが、魅力的な車ばかり揃っている
  • 車ブロガーに人気である笑

私自身、ここ最近まであまりワゴンに興味を示してきませんでしたが、色々な車に試乗させていただいたり調べていくうちに、美しさ、使い勝手の良さ、そして走りに妥協しないワゴンに大きな魅力を感じるようになり、2020年には愛車に初めてステーションワゴンを選びました。

現在はSUV一強の時代。ワゴンの絶対数は少なく、特に国産車のラインナップの少なさには悲しさを感じます。
オススメランキングの紹介のあとは、こんなワゴンが登場、復活してくれたら嬉しいなという希望も書いてみてます。是非皆様のご意見も聞かせてください!

ちなみに、このランキングでは価格が高すぎる車は除外します。具体的には最安価格が550万円以上のモデルは対象外。私も試乗したことがありませんのでご了承くださいませ。

その条件に当てはめると、くるすぺ認定のステーションワゴンは全部で15台あります。うち試乗経験があるのは11台!(試乗済みは以下表を太字にしています。セダンのみの試乗もカウントしてます。)

メーカー 車名 備考
トヨタ

カローラツーリング

 

ホンダ

シャトル

 

スバル

レヴォーグ

 

スバル

レガシィアウトバック

B4のみ試乗経験あり

マツダ

MAZDA6

 

アウディ

A4/S4/RS4アバント

 

BMW

3シリーズツーリング

セダンのみ試乗経験あり

VW

ゴルフヴァリアント

 

VW

パサートヴァリアント/オールトラック

 

プジョー

308SW

 

プジョー

508SW

 

ボルボ

V60/V60CC

 

MINI

クラブマン

 

メルセデス

Cクラスワゴン

セダンのみ試乗経験あり

メルセデス

CLAシューティングブレーク

 

ここから最安価格550万円以上のモデル(ランキング対象外)
アウディ

A6アバント

 

ジャガー

XFスポーツブレーク

 

BMW

5シリーズツーリング

 

ポルシェ

パナメーラ スポーツリスト

 

ボルボ

V90/V90CC

 

メルセデス

Eクラスワゴン

 

試乗済みモデルの中から厳選してランキング形式で紹介していきますよ〜。まだ試乗できていない車で、乗っていたらおそらくオススメに入れたくなってただろうなと思うのは、ゴルフヴァリアントとCLAシューティングブレーク。
乗れる機会あるか分かりませんが、また試乗できたらランキング更新していきます!

それではお待ちかね、ランキング紹介タイムです。

第7位 ルノー メガーヌスポーツツアラー

ラゲッジ容量は580L。優秀です。

メガーヌスポーツツアラーのオススメポイント

Cセグメントハッチバックであるメガーヌをロングホイールベース化したのが、スポーツツアラー。

セダンタイプの派生でワゴンが存在する車種が多いですが、フランス車にはCセグハッチベースのワゴンが存在するというのが大きな魅力だと感じてます。

魅力に感じているポイントとしては、全長が長すぎないということ。
セダンベースだと4.8m級になるものがほとんどですが、メガーヌスポーツツアラーは4.7mを切っています。個人的にはこれくらいのサイズが、走りの楽しさ、ユーティリティ、外観の美しさというところを最もバランスよく実現できるサイズじゃないかなと思ってます。

サイドビューも素敵です

また、走りの楽しさという面では、ここで紹介するワゴンの中でNo.1であるといっても過言ではないと思ってます。

このメガーヌスポーツツアラーは、シャシーやサスペンションにはルノースポール謹製のものを採用しており、かなり走りに拘りを持ったスポーツワゴンなのですよ。それでいて乗り心地も非常に良いのです。

更に、メガーヌは「4CONTROL」という大きな武器も持っています。ステアリング操作時に、前輪だけでなく後輪を逆位相に傾けることで、より曲がる力を大きくするという代物です。とにかく曲がるのが楽しすぎる!

とにかく走りは素晴らしいものを持っているのです。それでいて、価格は350万円。

個人的にはもう少し順位を上にしてあげたいところなんですが、先進安全装備の乏しさが非常に残念なポイント。(無い分価格も抑えられているということもあると思いますが、、)

車線中央維持システムは疎か、車線逸脱防止機能も付いていません。そして、長距離運転時に重宝するアダプティブクルーズコントロールも付いていないのです。

内装も少し質素かなーと思います

せめてACCがオプションとかで選択できるようになっていれば。。。ここは、ハッチバックとツアラーで差別化があっても良かったんじゃないかなと思うところです。

しかし、動的質感は一級品であること間違いなし! GTグレード生産中止の噂もありますので、気になる方はお早めに!

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください!

メガーヌスポーツツアラーの基本スペック

  • スペースツアラーGT:354万円
基本スペック
サイズ  4,635 x 1,815 x 1,450
重量  1,480kg
エンジン  1.6L直列4気筒ガソリンターボ
ミッション  7DCT
最高出力  205PS/6,000rpm
最大トルク  280Nm/2,400rpm
燃費・燃料  ?? km/L・ハイオク
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  トーションビーム式
パワートレイン別情報
1.6Lガソリン 価格帯
354万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
A
83.1点
A-
80.6点

最大出力205PSを誇る1.6Lガソリンターボエンジンの力強い加速フィールも魅力の1つ。パワートレイン評価は非常に優れた結果が出ています。

第6位 MINI ミニクラブマン

ラゲッジ容量は360L。全長の割には広いです。

ミニクラブマンのオススメポイント

ボディサイズ的にワゴンと言っていいのか悩みどころなのですが、ラゲッジ容量はそこまでなくてもいいよという方には激推ししたいワゴンでございます。

ご存知の通り、MINIを全長を伸ばしてワゴンタイプにしたものがクラブマンになりますが、ただ全長を伸ばしただけではなく、全幅も1800mmまで伸ばし、ローワイドな印象を強めたモデルになっているのです。

現代的なデザインとレトロ感が上手く融合され、MINIシリーズの中で最も魅力的なエクステリアに仕上がってるなと個人的には感じてます。観音開きのリアハッチも非常に印象的です。

デザイン以上に推したいのが、動的質感の高さ。2019年にマイナーチェンジが行われたのですが、走行面でも改良が行われ、特に乗り心地という部分で大きなレベルアップを果たしたと感じています。

マイチェン前は、BMW同様に「硬い」がまず来る乗り味という印象でしたが、マイチェンにより非常にしっとりした、素直に「気持ちいい!」と感じてしまう脚に変化しました。この乗り味に私はベタ惚れしてしまっています。
個人的に、今後のMINIの進化を非常に楽しみにしています。BMWとはまた違った走りの魅力を上手く出せてきている、それを今回のマイナーチェンジで感じました。

もちろん、MINIならではの剛性の高さは健在で、ガッチリした安定した走りは魅力そのまま。低い視点でのゴーカートフィールも魅力的ですし、軽快なハンドリングもノーマルMINIと同等レベルで楽しめます。

内装のオシャレさも魅力の1つ
電子パーキング採用も嬉しいポイント
後席の膝前空間は結構広いんですよ〜

ということで、走りの面ではメガーヌ同様にかなり推せる車ではあるのですが、全長が短くラゲッジ容量もそこまで大きくはないので、ワゴンに興味があるという人に広くに勧められる車ではないかなということでこの順位になっています。

あとは、ACCの装備はできるものの、車線逸脱防止機能が付いていないというのもウィークポイント。車線中央維持とまでは行かなくても、車線逸脱防止くらいは付いてて欲しいものです。
先進装備に関しては、BMWがかなり頑張っているので、次期MINIには大きく期待したいところ。これが揃えば鬼に金棒です。

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください!

ミニクラブマンの基本スペック

  • ONE:330万円
  • BUCKINGHAM:350万円
  • COOPER:391万円
  • COOPER D:411万円
  • COOPER S:432万円
  • COOPER S ALL4:455万円
  • COOPER SD:454万円
  • JCW:568万円
基本スペック(COOPER)
サイズ  4,275 x 1,800 x 1,470
重量  1,430kg
エンジン  1.5L直列3気筒ガソリンターボ
ミッション  7DCT
最高出力  136PS/4,500rpm
最大トルク  230Nm/1,480rpm
燃費・燃料  14.7km/L・ハイオク(WLTCモード)
駆動方式  FF/4WD
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  マルチリンク式
パワートレイン別情報
ONE 価格帯
330〜350万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
F+
38.9点
C
62.6点

COOPER

価格帯
391万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C-
61.7点
B
73.1点
COOPER D 価格帯
411万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
65.4点
A+
88.8点
COOPER S 価格帯
432〜455万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
A-
80.2点
A
83.6点
COOPER SD 価格帯
454万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B+
79.0点
S
93.1点
JCW 価格帯
568万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
S
96.0点
S
94.4点

数多くのパワートレインを選択できるというのもMINIクラブマンの魅力の1つ。ONEは試乗したことないですが、高速域での不足は結構出てしまいそうな点数です。

ノーマルMINIのCOOPER Sに試乗させてもらってますが、マイチェン後のCOOPER Sの加速フィールは非常に魅力度高かったです。個人的に買いたいと思うグレードはCOOPER Sですね。

第5位 ボルボ V60

ラゲッジ容量は529L。

V60のオススメポイント

個人的に、「ワゴンってカッコよくね?」と思わせてくれる車のNo.1が、ボルボの新型V60じゃないかなと思ってます笑
見惚れてしまうような美しさ、そして、品高い印象がとても強いです。

それでいて、リアの処理は傾斜を付けずに直角に近い形で下がる機能美溢れるデザイン。

美しいデザインも魅力的ですが、やはりボルボの魅力は安全性という部分。先進安全装備の充実はもちろんのこと、衝突安全性能の高さも高く評価されており、家族を安心して乗せることができるワゴンNo.1と言っても過言ではないと思います。

車線中央維持システム、渋滞追従機能付きACCももちろん装備されています。長距離の移動も楽チンです。

ラゲッジの使い勝手が良いのもポイント
フックのところに買い物袋をかけたりできる

走りの面でも魅力的なところは多数あります。

サスペンションは、後ろがマルチリンク式、そして、前はダブルウィッシュボーン式と、FFモデルでありながら4輪とも独立懸架となる珍しいモデルです。非常にマイルドでゆったりとした心地良い乗り味が魅力的。
上位モデルでは、オプションでアクティブサスペンションを選ぶことも可能ですが、個人的には無くて全然良いんじゃないかなと思ってます。

それでいて、ステアリングは意外なほど機敏でクイックな仕上げになっているんですよね〜。ワインディングでもガンガン楽しめるでしょう。高速での直進安定性も十分なものを持っています。

もう一つの魅力は、V60CC(クロスカントリー)の存在。標準モデルよりも、最低地上高が上がっており、SUVテイストが入ったワゴンというような存在です。

このV60CC、実はサスペンションの主要部品を上位モデルのV90と共有しているので、V60よりもさらに上質な乗り味になっていることが期待できます。(V90もV60CCも未試乗のため、違いを実際に体感できている訳ではありません。)

V60CC。SUVテイストなアーチモールが特徴的。

少し要望を言うとするなら、もう少し安いエントリーモデルがあると嬉しい。T5と言う高出力な2Lガソリンターボエンジンモデルか、T6, T8と言ったプラグインハイブリッドモデルと言うパワートレイン展開ですが、XC40に搭載されるT4エンジンを搭載するエントリーモデルが用意されると、より幅広い層にボルボのエステートを楽しんでもらえるのになあと思ってしまいます。(欧州では用意されているようです。)

スペック的にはT4で全然楽しめると思うんですよね〜。後はディーゼルも日本市場で出してほしいなあ。

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください!

V60の基本スペック

V60

  • T5 Momentum:514万円
  • T5 Inscription:614万円
  • T6 Twin Engine AWD Momentum:674万円
  • T6 Twin Engine AWD Inscription:779万円
  • T8 Twin Engine AWD Inscription:849万円

V60CC

  • T5 AWD:564万円
  • T5 AWD Pro:664万円
基本スペック(V60 T5)
サイズ 4,760 x 1,850 x 1,435
重量 1,700kg
エンジン 2.0直列4気筒ターボ
ミッション 8AT
最高出力 254PS/5,500rpm
最大トルク 350Nm/1,500〜4,800rpm
燃費・燃料 12.9km/l(JC08モード)・ハイオク
駆動方式 FF(PHVモデルは4WD)
サス(前) ダブルウィッシュボーン式
サス(後) マルチリンク式
パワートレイン別情報
2.0ターボ 価格帯
514~614万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
A
86.5点
A
84.0点

 

T4でも最高出力は190PSありますので、V60 T4のパワートレイン評価はB, Bくらいになると思われます。これで十分だと思う方は少なくないと思うんですよね〜。
もちろんT5のパワフルさは魅力的ですが、やはり低出力版のエントリーモデルが用意されることを期待してしまいます。

第4位 VW パサートヴァリアント

ラゲッジ容量はなんと650L。群を抜いてます。

パサートヴァリアントのオススメポイント

フォルクスワーゲンらしいシンプルなデザイン、だけれども高級感がありインパクトがあるエクステリアに仕上がっている、これこそがフォルクスワーゲンの真骨頂だと思うんですよね〜。ワイド感が非常に強調されたフロントフェイスは大好物です。

インテリアも水平基調のデザインが印象的
内装と外観の調和が素晴らしいと思います

そして、ラゲッジ容量は650Lという、とんでもない広さを誇っています。高級感もしっかりあるんだけど、車の本質である道具感を忘れていない感じ、この辺りの絶妙なバランスが良いんですよね〜。

私自身、パサートヴァリアント TDIという2Lディーゼルエンジンを積んだモデルに試乗させていただきましたが、今まで乗ってきた2Lディーゼルの中で、最もエンジンフィールが良かったと言っても良いくらい。

私は2年半ほど、プジョー5008GTというディーゼル車に乗ってきましたが、それと比べると高回転域でのエンジンフィールが抜群に良かったです。ディーゼルなのに回しても気持ちいい。
個人的には、このディーゼルエンジンが選択できるということが、パサートヴァリアントの最も魅力的なポイントと感じてます。

乗り味も硬めなセッティングではありますが、角が丸められた心地良い感触を得られる乗り味で、闇雲に足を固めているような感じは一切ありません。ステアリングはやや軽いかと感じる場面もありましたが、走行モードを切り替えることでステアリングの重さを切り替えることもできちゃいます。

先進安全装備も充実しています。渋滞追従機能付きACCと車線中央維持システム2つがそろってますので100点!

それでいて、ディーゼルでも461万円から手にできてしまうというハイコストパフォーマンスも高順位の要素の1つ。

また、V60CCと同じように、パサートオールトラックという最低地上高を少し上げたモデルが用意されているのも魅力的なんです。

パサートオールトラック

V60CCは最低地上高が200mmまで上げられていてますが、パサートオールトラックは30mmアップの160mmまでに留められています。ユースケースにもよりますが、本格的な悪路をバリバリ走りますという訳じゃなければ、これくらいの地上高がちょうどいいんじゃないかなと思うんですよね。

色んな面で、「ちょうどいい具合」を付いてくるのがお上手な車だなと感じてます。

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください!(結構前に書いた記事なので拙い表現も多いと思います。。ご了承ください。)

また、SNSで仲良くさせていただいているブロガーの10maxさんが、2020年にパサートオールトラックに乗り換えられました。オールトラックに興味がある方は、是非「旅恋写日報」をチェックいただければと思います!

パサートヴァリアントの基本スペック

パサートヴァリアント

  • TSI Trendline:364万円
  • TSI Eleganceline:421万円
  • TSI Highline:491万円
  • TDI Eleganceline:461万円
  • TDI Highline:532万円
  • TSI R-Line:546万円

パサートオールトラック

  • TDI 4MOTION:534万円
  • TDI 4MOTION Advance:594万円
基本スペック(TDI)
サイズ 4,775 x 1,830 x 1,485
重量 1,610kg
エンジン 2.0直列4気筒ディーゼルターボ
ミッション 7DCT
最高出力 190PS/3,500rpm
最大トルク 400Nm/1,900rpm
燃費・燃料 20.6km/l(JC08モード)・軽油
駆動方式 FF(オールトラックは4WD)
サス(前) マクファーソンストラット式
サス(後) マルチリンク式
パワートレイン別情報
2.0ディーゼル
ターボ
価格帯
461~532万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
74.9点
S-
90.6点
1.4ガソリン
ターボ
価格帯
364~491万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
64.6点
B
74.4点
2.0ガソリン
ターボ
価格帯
546万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
A
83.9点
A
87.2点

2Lディーゼルで190PSが出るというのは魅力的。私はディーゼル推しですが、1.4TSIも全然悪くない点数で、400万円前半でElegancelineグレードが手に入るというグレード設定も上手いと思います。

第3位 プジョー 308SW

ラゲッジ容量は驚異の610L。

308SWのオススメポイント

この車を1位にするかどうか最後まで悩みました。レヴォーグと同じくらいコスパに優れたモデルだと思ってます。

Cセグメントハッチバックである308をベースに全長を伸ばしワゴンボディに仕立てたのが308SWです。メガーヌとメガーヌスポーツツアラーとの関係と同じですね。

308、308SWは何度も乗らせていただいていますが、とにかく運転が楽しい。これに尽きます。

メガーヌスポーツツアラーの方が走りの質感というところでは一歩上にある感じもしますが、楽しさというところでは同等かそれ以上のものを感じてしまう、不思議な魅力がある車です。

何故、メガーヌスポーツツアラーよりも308SWを上位にしているか。そこはやはり先進安全装備の充実度の差です。

メガーヌにはACCも車線逸脱防止機能すらありませんが、308SWには両方とも標準装備されています。
車線中央維持システムが装備されないというところが、唯一惜しいなと感じるポイント。

いいアングルの写真が無くてすみません。。

また、エクステリアデザインもやはり魅力的。精悍な顔つきをしている308SWですが、サイドビューは丸みを帯びた印象が強く、他のステーションワゴンとは一線を画した唯一無二のフォルムを手にしています。
「かっこいい」と「可愛らしい」の相反する部分が、上手いこと調和されて1つのデザインとして成り立っている雰囲気。
何言ってるか分からないかもしれませんが、これこそがフランス車、プジョー車の醍醐味じゃないかなと思ってます笑

雰囲気のあるi-Cockpit
次のマイナーチェンジで液晶メーターになるみたい

パワートレインは、1.2Lガソリンターボ、1.5Lディーゼルターボ、2.0Lディーゼルターボと、魅力的な3種のエンジンから選ぶことができるというのも大きな魅力です。(全てのパワートレインに最新のアイシン製8速ATが組み合わされます。)

この中で特にオススメしたいのが、1.5Lディーゼルエンジンモデル。元々は1.6Lディーゼルだったんですが、それを2019年に大幅改良して完成したのが、1.5Lディーゼルなのです。(税金も少し安くなるから嬉しいね。)

この1.5Lディーゼル、初めて乗った時は度肝を抜かされました。MAZDA3の新世代ガソリンエンジン(SKYACTIV-X)を体感し、このエンジン凄すぎるぞ!と興奮していた直後だったのですが、その驚きをさらに上回る驚きがあったと言っても過言ではないです。
とにかく、高回転域までスムーズに軽やかに吹け上がる感覚が素晴らしすぎます。私の中では、ディーゼル史上最も軽快で楽しいエンジン。是非とも体感していただきたいです!

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください! 1.5ディーゼルと1.2ガソリンはハッチバックの試乗レポートですが、共通の部分も多いので参考になると思います。2.0ディーゼルはSWに乗ってますが、結構前に書いた記事なので、ハッチバックの記事をご参照いただいた方が良いかなと思います笑

ブログ仲間であるまこまちさんが、1.5ディーゼルの308SWオーナーでございます。ブログ「monogress」で多くの納車後インプレッションを書かれているので、是非チェックしてみてください!

308SWの基本スペック

  • Allure:314万円
  • Allure BlueHDi:335万円
  • GT Line BlueHDi:361万円
  • GT BlueHDi:390万円
基本スペック(Allure BlueHDi)
サイズ  4,275 x 1,805 x 1,470
重量  1,330kg
エンジン  1.5L直列4気筒ディーゼルターボ
ミッション  8AT
最高出力  130PS/3,750rpm
最大トルク  300Nm/1,750rpm
燃費・燃料  24.3km/L・軽油(JC08モード)
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  トーションビーム式
パワートレイン別情報
1.5Lディーゼル
価格帯
310〜336万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C-
61.0点
A
86.0点
2.0Lディーゼル 価格帯
365万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
74.5点
S
92.7点
1.2Lガソリン 価格帯
289〜314万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
64.0点
B
76.9点

全てのパワートレインがどれも特徴的で面白いんです。

第2位 プジョー 508SW

ラゲッジ容量は530L。
デザインにかなり振ってる割には頑張ったと思う。

508SWのオススメポイント

第2位にランクインさせたのは、我が愛車であるプジョー508SWです!

2020年後半までは1位に選ばせていただいていましたが、公平に客観的に見た時に、やはり1位はアレだろうということで2位にランクダウンとはなりましたが、個人的には1位と言ってもいいくらいオススメできる車とも思っています。相当満足度の高い車です。

オススメしたいポイントとしては、やっぱり美しすぎるエクステリア。全高1,420mmと、これまで紹介したワゴンの中で最も背の低いスタイリッシュなフォルムが魅力的です。

私の中では最も美しいワゴン

どうですかこのプロポーション。欲しくなってきませんか!?!? 毎日このエクステリアをぐるっと見渡すだけでとても幸せな気分に浸れます。笑

そして、インテリアのデザインセンスも随一。とにかく美しさをこだわり抜いた至極の1台なのです。(機能面ではちょこちょこ不満はありますが笑)

全長は4,790mmと、308SWと比べるとやや大きいですが、後席空間やラゲッジスペースの広さは308SWに軍配が上がります。価格帯も結構変わってくるので、そういった面で308SWを上位にしようかなとも思っていました。
508SWを上位にしたのは、エクステリアとインテリアの質感の高さよりもさらに魅力的な部分があるからです。

まずは走行性能の面。なんと、アクティブサスペンション(電子制御ダンパー採用)が、全車標準装備されています。路面の状況をカメラで読み取り、リアルタイムに減衰力を調整するという仕組みで、とんでもなく心地良い乗り味を実現してきました。しかも、走行モードを切り替えることでサスペンションの性格を変えることもできてしまいます。

毎日、何時間走っても飽きがこない乗り味。それでいてハンドリングも面白く、スポーティにワインディングもこなせてしまうし、直進安定性ももちろん高い。
快適性とスポーツ性のバランスの次元がとてつもなく高く、これ一台でいろんな楽しみ方ができてしまう車です。他の車に乗りたいという欲が無くなってしまうレベルなので、試乗ブロガーには向いてません笑

レーンポジショニングアシストもすごい!

もう一点は先進安全装備の面。渋滞追従機能付きACCも装備され、レーントレース(レーンポジショニングアシスト)機能も付いています。ここの優位性は大きい。

しかも、このレーンポジショニングアシストの実力が相当のものなのです。車線間中央だけでなく、左寄り、右寄りに走らせることもできますし、トレース性が非常に高く、使用していて非常に安心できるモノに仕上がっていました。

YouTubeにて、508SWのレーンポジショニングアシストの実力確認動画もアップしています。

ということで、「美しさ」「走り」「先進装備」という三大要素の全てがトップクラスであるが故にこの順位なのでございます。買って良かったと100%の気持ちで言える素晴らしい車ですので、見た事ない、乗った事ないという方には、一度是非とも乗っていただきたい。

さらに詳しく知りたい方は、下記ボタンから508SWオーナーズレビュー一覧を覗いてみてください。これからもどんどんレビュー書いていきます。

508SWの基本スペック

  • GT Line:493万円
  • GT BlueHDi:526万円
基本スペック(508SW GT Line)
サイズ  4,790 x 1,860 x 1,420
重量  1,550kg
エンジン  1.6L直列4気筒ターボ
ミッション  8AT
最高出力  180PS/5,500rpm
最大トルク  250Nm/1,650rpm
燃費・燃料  14.1km/L・ハイオク(WLTCモード)
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  マルチリンク式
パワートレイン別情報
1.6ガソリン 価格帯
450~493万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
74.0点
B
73.2点
2.0ディーゼル 価格帯
526万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
68.7点
A+
89.4点

私の愛車は1.6Lガソリンターボエンジンを積むGT Lineというグレード。ディーゼルも魅力的ですが、ガソリンモデルの回頭性の高さは大きな魅力です。

Allureという17インチタイヤを履くコンフォートモデルも魅力的ではあるんですが、1.6Lガソリンエンジンとの相性は、18インチパイロットスポーツ4を履くGT Lineの方が良いんじゃないかなと思います。

欧州では、308SWに搭載される1.5Lディーゼルも選択可能。Allureにはこの1.5Lディーゼルが似合うんじゃないかなと思っているので、是非とも日本でも販売して欲しいなと思うところです。

第1位 スバル レヴォーグ

ラゲッジ容量は561L。(サブトランク含む)

レヴォーグのオススメポイント

やはりとお思いの方も多いとは思いますが、1位に選ばせていただいたのは2020年にフルモデルチェンジを果たした新型レヴォーグです!

日本カーオブザイヤー2020も見事受賞されてます。この受賞は誰もが文句無しでしょう。

第一におすすめポイントとして挙げたいのは、アイサイトXが搭載されるという点ですかね。

渋滞時ハンズオフ機能やアクティブレーンチェンジアシスト機能といった最先端の技術を300万円台〜という価格帯で購入できるというのが本当に素晴らしいと思います。

特に素晴らしいと思う機能が「ドライバー異常時対応システム」と呼ばれる機能。

ドライバーが意識を失ってしまったと車両が判断した場合、ハザードを焚きながら、ステアリングを自動で制御しながら、ブレーキを自動でコントロールし停車まで行うという、安全安心にこだわり続けたスバルだからこそ実現できた機能が備わっています。

窓が大きく視界性能が高いのもポイント

そして、安全装備よりもさらに素晴らしいのが走行性能面。

スバルグローバルプラットフォーム(SGP)を採用している車は動的質感は間違い無し、というMy方程式がありますが、レヴォーグにも例外なく当てはまります。

しかも、このレヴォーグ、従来のSGPを採用するだけに飽き足らず、フルインナーフレーム構造を採用することで、更にボディ剛性を高めてきているのです。

もう走った瞬間に剛性の高さがビシビシ伝わってきます。

正直、動的質感においてはこの価格帯でレヴォーグの右に出るものはいないんじゃないかなと思うほど、相当レベルの高い走りを手にしています。

更に更に!STI Sportというグレードでは、なんと電子制御ダンパーを採用しておりまして、走行モードの変更によってサスペンションのセッティングを切り替えることができるという拘りよう。

GT系の標準サスの乗り味も十二分に良かったですが、STI Sportの乗り味は更に素晴らしかったです。特にハンドリングが完璧すぎるくらい良い。

搭載されるパワートレインは新開発された1.8Lガソリンターボエンジン。

エンジンフィールやCVTフィールに文句無しと言うわけでは無かったですが、最大トルク300Nmの力強い発進加速は非常に魅力的。

さらに詳しく知りたい方は、下記試乗レポートも合わせてご覧ください!GT-HとSTI Sportを2台続けて乗り比べさせて頂いています。

レヴォーグの基本スペック

  • GT EX:348万円
  • GT-H EX:370万円
  • STI Sport EX:409万円

※EX無しは38万円安

基本スペック
サイズ  4,755 x 1,795 x 1,500
重量  1,580kg
エンジン  1.8L水平対向4気筒ガソリンターボ
ミッション  CVT
最高出力  177PS/5,200rpm
最大トルク  300Nm/1,600rpm
燃費・燃料  13.6km/L・レギュラー(WLTCモード)
駆動方式  AWD
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  ダブルウィッシュボーン式
パワートレイン別情報
1.8Lガソリン 価格帯
310-409万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B+
73.1点
A-
81.5点

期待大の次期ステーションワゴン!!

これにてオススメランキング紹介は以上ですが、モデルチェンジが近いと思われる車の中で私が期待するモデルも紹介しておきたいと思います。

スバル レガシィアウトバック

出典:www.subaru.com/

実は、レヴォーグ以上に興味が湧いてきているのがレガシィアウトバック。ジャンル的にはSUVの方が適切なのかもしれませんが、V60CCやパサートオールトラックのような位置付けの車になると思ってます。

北米では既に販売がされており、北米の自動車サイトAUTOTRADERでは、2020年最高の新車としてアウトバックが選出されました。

こちらもSGPを採用し走りは間違いないと思います。そして、シンプルで力強くてカッコいい。このエクステリアに惚れている私がいます。

日本発売は、おそらく2021年頃になるのではないでしょうか。

マツダ MAZDA6

写真は現行モデル
出典:www.mazda.co.jp/

MAZDA6のフルモデルチェンジにも大きな期待をしています。

現行モデルも非常に美しいですが、新型MAZDA3の登場を見た今、さらなるデザインの進化に大きな期待をしてしまいます。

マツダの新世代ラージ群はFRベースになるという噂もありますし、パワフルで魅力的なパワートレインを採用するという噂もありますので、走りの面でも爆発的な進化を期待してしまいます。

発売日は2022年くらいになるのではないかと思われます。是非とも国産ワゴンを盛り上げていって欲しいです。

こんなワゴンが出てきて欲しい!復活して欲しい!

またまたおまけコーナーですが、ワゴンってこんなに魅力的なのに、やっぱり頭数が少なすぎるよ〜!と感じている今日この頃。このメーカーからこんなワゴンが出てきたらいいな〜、ワゴンで攻めたらいいんじゃないかな〜と思っている私の妄想を具現化してお伝えしていきます笑

マツダ MAZDA3 シューティングブレーク

308SW、メガーヌスポーツツアラー 、CLAシューティングブレーク、ゴルフヴァリアントのように、Cセグメントハッチバックベースのワゴンがもっと増えたらいいのにと常日頃思っている私です。4.6m〜4.7mくらいのワゴンがベストサイズだと思ってます。
現行の国産モデルで、どのハッチバックが一番似合うかな〜と考えると、やっぱりMAZDA3。CLAのような派生ブランドが出来てこないかな〜と、MAZDA3が出た当初から妄想しています。是非とも実現して欲しい。

ホンダ インサイト ツアラー

写真はアコードツアラー

アコードツアラーではなく、敢えてのインサイトツアラー。名前は変えた方がいいかもしれんね笑
アコードツアラーは2013年まで実在したステーションワゴン。乗ったことはないですが、ファンも多いんじゃないかなと思ってます。
今回、インサイトツアラーとしましたが、その理由はアコードのサイズが大きくなりすぎたから。インサイトくらいのサイズで本格派ワゴンをホンダから出して欲しい。セダンよりもワゴンという部分に攻め込んで欲しいなと感じています。

三菱 ランサーワゴン

SUV屋さんとなりつつある三菱。だけど、SUVはライバルが多すぎるよ。
私自身、三菱自動車の動的質感の高さにはかなり惚れ込んでいます。この技術でガチのワゴンを復活させて欲しい。一般受けはしないかもしれませんが、SUV以外の魅力ある1台があるだけで、メーカーとしての魅力がグンと上がると思ってます。
「ワゴン買うなら三菱っしょ!」とかいう未来が見てみたいです。

最後に

おすすめランキング、楽しんでいただけたでしょうか。

1つでも気になる車が見つかったなら、とても嬉しいです。

今回紹介した車は、どれも自信を持ってオススメできる車です。何せ自分が乗って確かめてきていますからね。

買って後悔しないクルマたちだと思いますので、気になった車があれば是非一度試乗してみてください!

その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね!

車購入で後悔しないために

皆さんは車を買うとき、ディーラーで下取りに出していませんか?
実はその買い方は損している可能性があります。
基本的にディーラーでの下取り額は低めに設定されてます。また、新車の値引きが大きくても、その分下取り額が低く設定されていて、値引き分が相殺されてしまっていた、なんてことも考えられます。
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