くるすぺ

試乗マニアが選ぶ”7人乗りSUV” 超おすすめ6台【2021年版】

こんにちは、自称、試乗マニアのくるすぺです。

今回は、7人乗りSUVのおすすめ車種をランキング形式で紹介したいと思います。

 2020年8月追記

GLB試乗に伴い、ランキング記事を更新しました。

7人乗り=ミニバンをイメージする方も多いと思いますが、昨今のSUVブームにより7人乗りSUVも増えてきています。

ちょっと視野を広げてSUVも検討してみませんか? そういう私も7人乗りSUVを購入しています。

 

オススメとして紹介するのは、私が試乗したことがあるものに限定します。(乗らずにオススメは出来ません。)

それぞれ試乗レポート記事も合わせて紹介しますので、気になる車が見つかったら是非試乗レポート記事も合わせてご覧ください!

ちなみに国産車だけでなく、外車もランキングに含まれます。

オススメの車については、以下を紹介していきたいと思います。

  • グレード/価格一覧
  • オススメポイント(特徴や試乗時の感想)
  • 基本スペックと独自採点方式によるパワートレイン評価

パワートレインの評価については、本ブログ独自の採点方式でS〜Gまでランク付けを行います。こちらも楽しんでもらえれば幸いです。

試乗マニアが選ぶ”7人乗りSUV” 超おすすめ5台 1位はやはり…

まずは、7人乗りSUVの特徴について紹介したいと思います。

7人乗りSUVはどんな人にオススメ?

7人乗りというとミニバンを想像される方も多いと思いますが、以下項目が1つでも当てはまる場合は7人乗りSUVも検討してみてほしいなと思います。

  • 単純にSUVのスタイリングが好み
  • 7人乗せる機会は1ヶ月に1回程度、もしくはそれ以下である
  • 走行性能に拘りたい
  • スライドドアには拘らない

私は上記全部が当てはまったので、7人乗りSUVの購入を決めました。(小学生未満の子供が2人います)

スライドドアが便利であることはN-BOXで重々実感していますが、ヒンジドアであるせいで困ったことは特にありません。

子供が小さいうちは基本開け閉めするのは自分なので、特に困ることはないのです。

 

ちなみに、くるすぺ認定の7人乗りSUVは全部で17車種あります!

以下の表ではグレードの最低価格が安い順で並べてみました。今回オススメする車種は最低価格が600万円以下のものに限定します。
また、試乗済みの車は太字にしています。

メーカー 車種 価格
三菱 アウトランダー 270万円〜
マツダ CX-8 294万円〜
日産 エクストレイル 311万円〜
ホンダ CR-V 355万円〜
トヨタ ランドクルーザープラド 378万円〜
プジョー 5008 421万円〜
ランドローバー ディスカバリースポーツ 450万円〜
トヨタ ランドクルーザー 482万円〜
メルセデス GLB 512万円〜
レクサス RX450hL 796万円〜
ボルボ XC90 813万円〜
ランドローバー ディスカバリー 877万円〜
ランドローバー レンジローバースポーツ 936万円〜
BMW X5 938万円〜
アウディ Q7 1008万円〜
レクサス LX 1135万円〜
メルセデス GLS 1263万円〜

 

この中からTOP6に選ばれるのは果たしてどの車たちでしょうか!

では早速ランキング紹介へと参りましょう!

第5位から順に発表していきますので、最後までお楽しみに!

第6位 トヨタ ランドクルーザープラド

出典:https://toyota.jp

グレード・価格一覧(7人乗りモデルのみ抜粋)

  • 2.7LガソリンNAモデル
    • 2.7 TX:378万円(4WD)
    • 2.7 TX Lパッケージ :430万円(4WD)
  • 2.8Lディーゼルターボモデル
    • 2.8 TX:444万円(4WD)
    • 2.8 TX Lパッケージ :497万円(4WD)
    • 2.8 TZ-G:553万円(4WD)

ランドクルーザープラドのおすすめポイント

まずオススメしたいのがプラド。マイナーチェンジにより精悍な顔つきに生まれ変わりました。

街中とか走っているのを見ると、やっぱりかっこいいし存在感あるなーと見とれてしまいます。

ご存知の通り、悪路走破性にかなり優れた車です。せっかくSUV選ぶなら、ミニバンでは通れないような色んなところに行きたい!なんて方には最もオススメの車ではないでしょうか。

 

しっとり柔らかい乗り心地は上質で、街乗りでももちろん快適な車に仕上がっています。

ただ、パワートレインは少々貧弱。ガソリンモデルはスペック的にかなり厳しいので、ディーゼル一択と言っても過言ではないかもしれません。

また、2020年のマイナーチェンジにより、ディーゼルエンジンのスペックが大幅に向上しているという点もポイントが高いです。マイナーチェンジ前とは別物の走りを手にしているかもしれません。是非とも一度試乗してみたいです。

 

また、ディーゼルモデルにはTZ-Gという最上級グレードが存在します。

このグレード、走行性能面でかなり特別扱いされているグレードで、プラド買うならこのグレードにしたいです。(536万円とちょっと価格は上がりますが。。)

まず「KDSS」というサスペンションシステムが搭載されるというところ。これによりさらに快適な乗り心地と悪路走破性が提供されます。

さらには「AVS」と呼ばれる電子制御サスペンションと、リアタイヤのトラクション性能を高める「トルセンLSD」が搭載され、優れたコーナリング性能と直進安定性を発揮します。

かなり魅力的なグレードではありますが、実はTZ-Gグレードに試乗したことがありません。。TXグレードのみ試乗済みです。

この辺りの効果が実際試乗してみてどんなものかお伝えできないのは心苦しいところですが、大分乗り味や操舵性に違いが出てくるのではないかなと思います。

 

3列目シートもしっかりしているところも嬉しいポイント。また、電動でシートを格納できる機能も付いています。

出典:https://toyota.jp

 

試乗記も書かせていただいていますが、スペック向上前のディーゼルモデルの試乗となっています。

TZ-Gグレードも気になっているので、機会があれば試乗させてもらって再度レビュー記事を書かせていただこうと思います。

【試乗+採点評価】ランドクルーザープラド 2.8TX / TOYOTA「低速トルクはさすがだけどパワーが今ひとつ? 」

ランドクルーザープラドの基本スペック

基本スペック、独自採点評価によるパワートレイン評価は下記の通りです。

基本スペック(GT Line)
サイズ 4,825 x 1,885 x 1,850
重量 2,220kg
エンジン 2.8L直列4気筒ターボ(ディーゼル)
ミッション 6AT
最高出力 204PS/3,000rpm
最大トルク 500Nm/1,600rpm
燃費・燃料 11.2km/L(WLTCモード)・軽油
パワートレイン別情報
2.8
ディーゼル
価格帯
428~553万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C-
60.5点
A+
87.9点
2.7
ガソリン
価格帯
362~430万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
E+
48.3点
D
54.7点

ガソリンのパワートレイン評価はかなり厳しいものになっています。

第5位 三菱 アウトランダー

グレード・価格一覧

  • 2.0LガソリンNAモデル
    • 20M:272万円(4WD)
    • 20G:290万円(4WD)
    • 20G Plus Package:314万円(4WD)
  • 2.4LガソリンNAモデル
    • 24M:300万円(4WD)
    • 24G:318万円(4WD)
    • 24G Plus Package:342万円(4WD)

アウトランダーのおすすめポイント

コストパフォーマンスの高さで選ぶならアウトランダーかなと思います。

4WDモデルでありながら、最低272万円から購入できるというのは非常に魅力的。

また、このアウトランダーですが、2018年にフルモデルチェンジ並みのビッグマイナーチェンジが行われました。

ビッグマイナーチェンジ後のPHEVモデルに試乗させていただきましたが、凄まじい走行性能の進化を体感しています。

特に進化を感じた部分は乗り心地とハンドリング性能。

剛性感の高い乗り味ではありながら、乗り心地は棘がなく非常に心地が良い。そして、ステアリングギヤ比をクイックにしたことにより、楽しいハンドリングが味わえるようになっています。

この辺りの進化はPHEVモデルだけでなくガソリンモデルも合わせて進化していますのでご安心を。

ただ、パワートレインは少し魅力に欠けるラインナップ。

最近エクリプスクロスに2.3Lディーゼルターボエンジンモデルが追加されましたが、アウトランダーでディーゼルが選べても面白いんじゃないかなと思いますねー。

また、内装の質感もライバル車には一歩劣るかなと感じます。素材感は悪く無いんですが、デザインが古臭いなと感じてしまいます。

3列目はお世辞にも快適とは言えません。エマージェンシーシートと割り切る必要はあります。

出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp

 

アウトランダーが気になった方は、試乗レビュー記事を是非ご覧ください! 

 アウトランダーが気になるあなたへ 

【試乗+採点評価】アウトランダー PHEV / 三菱「フルモデルチェンジ並みの進化」
→PHEVモデルの試乗レビューになりますが、ハンドリングや乗り心地といったところのレビューは参考になるかと思います。

【写真集】アウトランダーPHEV / 三菱 内外装を徹底チェック 「内装もビッグチェンジ?」
→内外装をじっくりご覧になりたい方はこちらも合わせてどうぞ。

アウトランダーの基本スペック

基本スペック、独自採点評価によるパワートレイン評価は下記の通りです。

基本スペック(24G)
サイズ 4,695 x 1,810 x 1,710
重量 1,570kg
エンジン 2.4L直列4気筒NA
ミッション CVT
最高出力 169PS/6,000rpm
最大トルク 220Nm/4,200rpm
燃費・燃料 14.6km/l(JC08モード)・レギュラー
パワートレイン別情報
2.4ガソリン 価格帯
300〜342万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
69.9点
C
62.7点
2.0ガソリン 価格帯
272〜314万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
65.4点
D
54.1点

パワートレイン評価は少し物足りないものになっています。

エクリプスクロスで採用しているように、ガソリンターボエンジンやディーゼルターボエンジンが搭載されるだけでもかなり魅力度がアップするんじゃないかな。

第4位 ホンダ CR-V

グレード・価格一覧(7人乗りモデルのみ抜粋)

  • 1.5Lガソリンターボモデル
    • EX:355万円(2WD)/ 377万円(4WD)
    • EX Masterpiece:388万円(2WD)/ 410万円(4WD)

CR-Vのおすすめポイント

車体のサイズと3列目の居住空間のバランスというところでは個人的No.1の車です。

全長は4,605mmと3列シート車としてはかなり短く抑えられていて、今回紹介するオススメ車の中で最も短いです。

それでいて3列目の居住空間はなかなかのもの。3列目のシートも結構しっかりしています。

足元の低さは気になるが、7人乗りSUVとしてはかなり優秀な3列目シート

走行性能面もなかなかのモノ。ハンドリングも軽快で、スーッと自然に曲がれる感覚があります。

アジャイルハンドリングアシスト」と呼ばれる、コーナリング時に自動でブレーキ制御をして滑らかなコーナリングをアシストしてくれるというシステムが搭載されています。

これ、搭載されている車は案外少なくて、オデッセイやステップワゴンといったミニバンには搭載されていないシステムです。

これの有無で結構ハンドリングの印象変わる気がするんですよね。

また、静粛性にも結構気を配っていて、特にロードノイズの遮音性は素晴らしいものがあります。

私の妻の車は新型N-BOXなのですが、最近のホンダ車のロードノイズに対する遮音性の高さには驚かされますね。

パワートレインとしては1.5Lガソリンターボ(VTEC)と、2.0Lハイブリッド(i-MMD)がありますが、7人乗りモデルが選べるのはガソリンモデルだけ。

エクストレイルやアウトランダーもハイブリッドモデルには7人乗りモデルの設定がありません。モーターの配置とかを考えると仕方ないところなのかなー。

でもホンダならなんとかやってくれそうな気がする!i-MMDは非常に魅力的なハイブリッドシステムなので、是非初のハイブリッド7人乗りSUVを実現して欲しいです!

 

CR-Vが気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください!

 CR-Vが気になるあなたへ 

【試乗+採点評価】CR-V EX・Masterpiece / HONDA 「1.5Lターボの実力は?」
→ガソリンがEmptyに近い状態だったので100%の力発揮できていなかった説もあります。もう一度乗ってみたいところですね。

【写真集】CR-V(7人乗り) / HODNA 内外装を徹底チェック!「3列目はどうなの?」
→3列目など内外装をじっくりご覧になりたい方はこちらの記事もどうぞ。

CR-Vの基本スペック

基本スペック、独自採点評価によるパワートレイン評価は下記の通りです。

基本スペック(EX・Masterpiece/FF)
サイズ 4,605 x 1,855 x 1,680
重量 1,560kg
エンジン 1.5L直列4気筒ターボ
ミッション CVT
最高出力 190PS/5,600rpm
最大トルク 240Nm/2,000rpm
燃費・燃料 15.4km/l(JC08モード)・レギュラー
パワートレイン別情報
1.5L
ターボ
価格帯
336〜410万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B+
78.0点
B-
72.1点

1.5Lターボもスペック的には十分なものを持っています。

ただ、少しノイジーなエンジン音が気になりました。

第3位 メルセデス・ベンツ GLB

グレード・価格一覧

  • 2.0Lディーゼルターボモデル
    • 200d:512万円(2WD)
  • 2.0Lガソリンターボモデル
    • 250 4MATIC Sport:696万円(4WD)

GLBのおすすめポイント

7人乗りSUV界の超新星GLBが堂々のランクインです。

GLBが発表された際には衝撃でした。このエクステリアは非常に大きな武器だと思います。3列シートはそんなに使う予定ないけど、外観だけでGLBを選びたいと思う方も多いのではないでしょうか。

昨今のSUVは、スタイリッシュ系が多い中、スクエアな形状に拘り、どこかレトロな雰囲気が漂う印象的なエクステリア。メルセデスはちょっと、、と敬遠していた方にも刺さる1台ではないかと思います。

そして、このスクエアなデザインにより、非常に魅力的なボディサイズに抑えられているというのも、GLBの大きな強みです。

全長は4,640mmに抑えられ、全幅も1,835mmと、サイズ感は5008と同等レベルで、日本でも扱いやすいサイズになってます。

また、レトロで雰囲気のある外観を持つGLBですが、インテリアは先進感抜群でございます。このギャップがたまりません。

センターディスプレイとメーターが一体となった超ワイドディスプレイは標準装備。

ディスプレイの解像度は非常に高いです。
地図が精細なことはもちろん、バックカメラも非常に精細度が高く、今まで乗ってきた車の中で最も視認性の高いバックカメラだなと感じました。

安全装備も標準でほぼフル装備されています。オートブレーキホールドはもちろん、渋滞追従ACCやレーントレース、ブラインドスポットモニターなど主要装備はしっかり装備されています。

そして、走りも非常に質感が高い!

特筆すべきは乗り心地の良さですね。剛性の高いボディとしなやかな脚まわりとのバランスが絶妙で、全高1,700mmもあるとは思えないフラットな乗り味が最大の魅力だと感じました。
昨今乗ったSUVの中でも、1位2位を争うほど好みな乗り心地でした。

そして、200dというグレードではディーゼルエンジンが搭載されていますが、ディーゼル音の質感も高いです。
発進時はそこそこ音が入ってきてしまいますが、ノイズ感が少なく心地いい音を奏でてくれます。静粛性の高さも抜群なんですよ。

走りにおいて、「うーん」と感じた唯一のポイントが加速感です。1,750kgというヘビー級な重量に150PSという馬力は、やはりちょいと厳しい印象でした。

日本で展開されるディーゼルモデルは200dのみですが、欧州では190PSを誇る220dというグレードも販売されています。是非とも220dも国内に導入して欲しいところです。

そして、ディーゼルモデルには4MATIC(4WD)の設定が無いというのも惜しいポイント。ガソリンターボモデルのみに4MATICが設定されるという謎采配で、こちらは700万円ほどの価格となってしまいます。

500万円台中盤で、220d 4MATICの設定が選べていたら、更に上位にランクインさせていたと思います。今後の展開に期待ですね。

気になる3列目シートですが、2列目同等レベルに質感の高いシートが採用されていて、大人が座っても長時間耐えられるシートに仕上がっているなと感じました。シートの出来だけで言えば、CX-8に次いで良いと思います。

膝前空間も、2列目を前に出してあげれば、5008相当くらいは稼げます。

ただ、出入り口の幅は結構狭いので、出入りは結構苦労するかもしれません。ちなみに、3列目シートには168cmまでの人が安全に座ることができますとメーカーが謳っています。

パワー不足がそこまで気にならないという方には、かなりオススメの1台。めちゃくちゃ雰囲気あります。

 

GLBが気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください! 

 GLBが気になるあなたへ 

GLBの基本スペック

基本スペック(200d)
サイズ  4,640 x 1,835 x 1,700
重量  1,740kg
エンジン  2.0L直列4気筒ディーゼルターボ
ミッション  8DCT
最高出力  150PS/3,400rpm
最大トルク  320Nm/1,400rpm
燃費・燃料  17.5km/L・軽油(WLTCモード)
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  マルチリンク式
パワートレイン別情報
200d 価格帯
512万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D
54.6点
B+
79.2点
250
4MATIC
価格帯
696万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B+
78.9点
A
82.6点

 

第2位 プジョー 5008

グレード・価格一覧

  • 2.0Lディーゼルターボ
    • GT BlueHDi:484万円(FF)
  • 1.6Lガソリンターボ
    • Allure:426万円(FF)

5008のおすすめポイント

はい、私の元愛車です。

本当は1位にしてあげたいところですが、”人にオススメする”というところでちゃんと考えた結果が2位です。

写真は長野のビーナスラインを走ってきたときに撮ったやつです。かっこいいでしょ笑

そうだ ビーナスライン、行こう 〜プジョー5008で行く絶景ドライブ(長野県)〜

 

フランス車ならではのオシャレなスタイリングも魅力的ですが、私が推したいのは運転の楽しさというところ。

ステアリングが恐ろしく小さいですw この超小径ステアリングにより、図体に似合わないクイックで軽やかなハンドリングが楽しめます。

SUVにしては背が低く抑えられているので、ワインディングなんかでもガンガン楽しめちゃいます。

そして、GT BlueHDiというディーゼルモデルにはSPORTモードがあり、SPORTに入れるとV8エンジンサウンドを擬似的に鳴らすという遊び心が。

これがディーゼル音とうまいことマッチしてとても気持ちいいのです。

加速フィールは非常に力強く、グイグイ加速していく感じを日常で味わうことができます。

走るのが楽しい7人乗りSUVということであれば、5008を激推しします。

ただし、4WDモデルが無くFFモデルオンリーというのは残念に思う方も少なくはないでしょう。
4WDの設定はありませんが、「アドバンスドグリップコントロール」という装備により悪路の走破性も高められています。雪が降った際には「SNOWモード」が重宝しておりました。

また、3列目に関しては、広々とまではいかず簡易的なシートになってはしまいますが、意外と足元の居住空間はしっかり取れています。

アウトランダーやエクストレイルよりかは居住空間も広く、足元も広いかなと思います。

簡易的なシートではあるが、足元空間は大人が座ってもなんとかなる

3列目シートを畳んだときに、702Lという広大なラゲッジスペースが手に入るというところも大きな魅力です。GLBやCX-8は500L台ですので、段違いで広いのです。

ナビ周りがしょぼかったり、ACCが全車速に対応してなかったり、FFしかなかったり、色々粗が目立つところはありますが、それらを許せてしまう愛おしさがあります。やっぱり運転が楽しいからだと思います。

私の愛車はディーゼル車ですが、1.6Lガソリンターボモデルも最近改良され、凄まじく気持ちいいエンジンになっていました。どちらのパワートレインも非常に魅力的です。

 

5008が気になった方は、下記記事たちも是非ご覧ください! 

 5008が気になるあなたへ 

プジョー 新型5008 GT BlueHDi納車レビュー 買って良かったこと9選 不満なとこ7選
→10,000kmほど走ったときに書いたレビュー記事です。

【プジョー5008 GT】オーナーズレビュー最終章 4万キロ走って感じたマルとバツ
→5008の最終レビュー記事です。本当にいい車だったなと改めて感じます。

【試乗+採点評価】5008 GT BlueHDi(8AT) / Peugeot「旧5008ユーザーから見た8ATの良さ」
→マイナーチェンジで6AT→8ATになったので試乗させてもらいました。8ATもいい感じです。

【試乗+採点評価】3008 GT Line (180PS/8AT) / Peugeot 「進化した1.6L PureTechは最高すぎる」
→兄弟車3008のレビューですが、1.6Lガソリンターボが気になる方は参考にしてみてください。かなり気持ちいいエンジンです。

5008の基本スペック

基本スペック、独自採点評価によるパワートレイン評価は下記の通りです。

基本スペック(GT BlueHDi)
サイズ 4,640 x 1,860 x 1,650
重量 1,690kg
エンジン 2.0L直列4気筒ターボ(ディーゼル)
ミッション 8AT
最高出力 177PS/3,750rpm
最大トルク 400Nm/2,000rpm
燃費・燃料 17.8km/l(JC08モード)・軽油
パワートレイン別情報
2.0L
ディーゼル
価格帯
484万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
67.9点
A+
89.0
1.6L
ガソリン
価格帯
426万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
73.7点
B
72.8点

私が購入したのはフルモデルチェンジ直後だったのですが、価格は454万円でした。20万近くも上がってしまってるのは少し残念ポイント。

ただ6ATから8ATになったりと、ちゃんと進化は遂げています。

第1位 マツダ CX-8

グレード・価格一覧

  • 2.2Lディーゼルターボモデル
    • XD PROACTIVE:382万円(2WD)/ 406万円(4WD)
    • XD PROACTIVE S Package:399万円(2WD)/ 423万円(4WD)
    • XD L Package:443万円(2WD)/ 467万円(4WD)
    • XD Exclusive Mode:465万円(2WD)/ 489万円(4WD)
  • 2.5Lガソリンターボモデル
    • 25T L Package:435万円(2WD)/ 458万円(4WD)
    • 25T Exclusive Mode:457万円(2WD)/ 480万円(4WD)
  • 2.5LガソリンNAモデル
    • 25S:294万円(2WD)/ 318万円(4WD)
    • 25S PROACTIVE:340万円(2WD)/ 364万円(4WD)
    • 25S L Package:396万円(2WD)/ 420万円(4WD)

CX-8のおすすめポイント

1位に選ばせていただいたのは、マツダCX-8です!

やっぱりかとお思いの方も多いでしょうが、やっぱり素晴らしい出来の車だと思います。

私が5008を購入する際も、CX-8が発売されそうなときでかなり迷ってはいたのですが、CX-8が出る前に5008を契約しました。

CX-8は発売から1年経ってマイナーチェンジを迎えたのですが、この進化は素晴らしいです。

まず、2.5Lガソリンターボエンジン(25T)が追加されました。試乗させていただきましたが、伸びやかで余裕のあるエンジンフィーリングはたまらないものがあります。

ディーゼルエンジンもよくできていると思いますが、個人的には2.5Lガソリンターボエンジンを推したいですね。
追記:後々、2.2Lディーゼルモデルを1日試乗させていただいたのですが、このディーゼルエンジンの吹け上がりの良さも相当魅力的だなと感じました。経済性も考えると、やっぱり2020年現在はディーゼル推しです。

走行性能面でも進化を遂げています。

従来から「G-ベクタリングコントロール」と呼ばれる、ハンドリング、コーナリング性能を高めるシステムが搭載されていましたが、それが進化した「G-ベクタリングコントロール プラス」がマイナーチェンジで搭載されました。

このG-ベクタリングコントロール”プラス”の効果が結構大きいなと感じてます。ハンドリングのスムーズさは見違えるようでした。

乗り心地や静粛性も高レベルのものを持っています。

グイグイ曲がって楽しむような車ではありませんが、高級車のようなしっとりゆったり走れる乗り味は非常に魅力的。

3列目の快適性もCX-8の魅力です。

シートもしっかりしていて、ミニバンレベルに高い居住空間を実現しています。

3列目の居住空間はさすが。

ただ、その分全長がかなり長めとなっていて4,900mmもあります。

スタイリング的にはこの長さが吉と出ているとは思いますが、私がCX-8購入をためらったのは、この全長の長さも要因の1つです。

全長の長さが気にならないのであれば、ダントツでCX-8をオススメしたいですね。いい車です。

 

CX-8が気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください!

 CX-8が気になるあなたへ 

【徹底比較】5008オーナーがCX-8を一日試乗して気づいた26個のこと
→ディーゼルモデルに1日試乗した際の5008オーナー視点でのレビュー記事です。

【試乗+採点評価】CX-8 25T / MAZDA「5008ユーザーから見たCX-8の良さ」
→マイチェン後の2.5Lガソリンターボモデルの試乗レビューです。愛車の5008との比較なんかもしてます。

CX-8の基本スペック

基本スペック、独自採点評価によるパワートレイン評価は下記の通りです。

基本スペック(25T)
サイズ  4,900 x 1,840 x 1,730
重量  1,860kg
エンジン  2.5L直列4気筒直噴ターボ
ミッション  6AT
最高出力  230PS/4,250rpm
最大トルク  420Nm/2,000rpm
燃費・燃料  11.6km/L(WLTCモード)・レギュラー
パワートレイン別情報
2.5

ガソリンターボ

価格帯
374~424万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
77.4点
A
87.4点
2.2

ディーゼルターボ

価格帯
369~446万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
67.7点
S-
90.5点
2.5

ガソリンNA

価格帯
289~375万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B-
71.5点
C
66.8点

スペック的にもフィーリング的にもオススメしたいのは2.5Lガソリンターボ。

ディーゼルを検討している方も、是非1度ガソリンターボモデルにも乗ってみることを強くオススメします。

おまけ その他気になってる7人乗りSUV

ランドローバー ディスカバリースポーツ

出典:https://www.landrover.co.jp/vehicles/discovery-sport/index.html

輸入車の中ではプジョー5008に次いでお求めやすい価格設定。(と言っても高いですが。。)

もうそろそろビッグマイナーチェンジが行われるのではないかという噂もあります。その際には是非試乗させてもらおうかなと考えています。

ボルボ XC90

出典:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc90

700万超えの車の中では最も魅力を感じる車。存在感は抜群で上品な佇まいですよね。

ボルボの先進安全装備の充実ぶり、そして基本走行性能の高さには非常に魅力を感じています。機会があれば試乗してみたいです。

最後に

おすすめランキングはいかがでしたでしょうか。

1つでも気になる車が見つかったなら、とても嬉しいです。

今回紹介した車は、どれも自信を持ってオススメできる車です。何せ自分が乗って確かめてきていますからね。

買って後悔しないクルマたちだと思いますので、気になった車があれば是非一度試乗してみてください!

車購入で後悔しないために

皆さんは車を買うとき、ディーラーで下取りに出していませんか?
実はその買い方は損している可能性があります。
基本的にディーラーでの下取り額は低めに設定されてます。また、新車の値引きが大きくても、その分下取り額が低く設定されていて、値引き分が相殺されてしまっていた、なんてことも考えられます。
純粋な新車分だけの値引きをしっかり獲得するためにも、ディーラー以外にも査定に出すことを強くオススメしたいです。
高価査定を狙うにはやっぱり一括査定が最も有効です。
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現在の愛車の査定をすることが、新車購入への大きな一歩に繋がりますので、是非お試しください!

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