くるすぺ

【カタログよりも分かりやすい】ホンダZR-Vのグレード比較 ZとXの実質の価格差は30万円!?

どうも、ZR-V納車待ちのくるすぺです。

先日は、ZR-V e:HEVモデルの初試乗レポートをお届けしましたが、本記事ではXグレードとZグレード感の装備差をできる限りわかりやすくお伝えしたいと思います。

グレード間の装備差をわかりやすく表現するために以下のようにカテゴリ分けを工夫しております。

  • Zグレード標準装備(XではメーカーOPで選択可能な装備)
  • Zグレード専用装備(Xグレードでは装着不可な装備)

Zグレード専用装備に関しては、さらに以下5つのカテゴリに分解し紹介します。

  • 外観の装備
  • 運転支援装備
  • 内装の質感に関わる装備
  • 快適装備
  • 便利装備

Zグレード標準装備(XではメーカーOPで選択可能な装備)

以下装備はZグレードには標準装備され、Xグレードではメーカーオプションとして設定可能な装備です。

  1. Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器
  2. マルチビューカメラシステム
  3. 後退出庫サポート
  4. 先読みエコアシスト(※e:HEVのみ)
  5. ワイヤレス充電器

Xグレードにはナビ(ディスプレイ)が標準では装備されないため、メーカーOPの①Honda CONNECTディスプレー、もしくは、ディーラーOPのGathersナビを装着する必要があります。
逆を返すと、ZグレードではディーラーOPのGathersナビが装着できず、Xではどちらかを選ぶことができる、とも言えます。(Honda CONNECTディスプレイは9インチ固定だが、Gathersナビは11.4インチや8インチを選択することができる。)

ただ、メーカーOPの①Honda CONNECTディスプレーを選択しない場合、②〜⑤の装備を装着することはできません。(①〜⑤はセットオプションとなっている)
中でも、②マルチビューカメラシステムは非常に有用で、バック駐車時に360°カメラ表示をしてくれるだけでなく、ワイパーレバーの先端のボタンでいつでもカメラ画面(フロントorサイド)を呼び出すことができる優れものです。なので、個人的にはXグレードを選択される場合でも、Honda CONNECTディスプレーのメーカーOPを選択することをオススメしたいです。


Ⅰ. e:HEV X、Ⅱ. e:HEV X(メーカーOP有り)、Ⅲ. e:HEV Zの価格は以下の通りとなります。(いずれもFFモデル)

Ⅰ. 3,298,900円(e:HEV X)
Ⅱ. 3,591,500円(e:HEV X + メーカーOP)
Ⅲ. 3,899,500円(e:HEV Z)

①〜⑤のセットオプションの価格は、ⅠとⅡの価格差である292,600円ということが分かります。
また、ⅡとⅢの価格差は308,000円です。この後紹介するZグレード専用装備が、自分にとって308,000円の価値があるかどうかを判断し、ZかXどちらにするかを決めていただくと良いのではないかと思ってます。

①Honda CONNECTディスプレー
②マルチビューカメラシステム
②マルチビューカメラシステムを呼び出すボタン
③後退出庫サポート
出典:https://www.honda.co.jp/ZR-V
④先読みエコアシスト
⑤ワイヤレス充電器

Zグレード専用装備(Xでは装着不可な装備)

ここからはXグレードはどう頑張っても装着することができない、Zグレードのみで装着できる装備について、各カテゴリ毎に紹介していきます。

メーカーOP付きXグレードとZグレードの価格差308,000円以上の価値があるかどうかを意識しながらチェックしてみてください。

外観の装備

外から見た時のデザインや質感が上がるZグレード専用装備をピックアップします。

  1. グロスブラックドアモールディング
  2. カラード バンパー/ホイールアーチ/コーナープロテクター/サイドシルガーニッシュ
  3. ビルトインエキパイフィニッシャー
  4. ベルリナブラック+切削アルミホイール
左がXグレード、右がZグレード
出典:https://www.honda.co.jp/ZR-V

①グロスブラックドアモールディングについて、
Xグレードではドアモールディングは無塗装樹脂となります。ピラーガーニッシュも無塗装樹脂となります。

②カラードデザインについて、
Xグレードでは全て無塗装樹脂となります。SUVらしさを演出したい方はXグレードの外観の方が好みに感じるかもしれません。

③ビルトインエキパイフィニッシャーについて、
Xグレードではマフラーは見えないところに隠れている形になります。

④ベルリナブラック+切削アルミホイールについて、
Xグレードではピューターグレー塗装アルミホイールとなります。アルミホイールの形状はグレード間で共通で、タイヤサイズも225/55R18で共通となります。

①グロスブラックドアモールディング
②カラードバンパー(Z専用エクステリア)
③ビルトインエキパイフィニッシャー
④ベルリナブラック+切削アルミホイール

運転支援装備

運転に対する支援・補助をしてくれるZグレード専用装備をピックアップします。

  1. アダプティブドライビングビーム
  2. オートレベリング機構(ヘッドライト)
  3. LEDアクティブコーナリングライト
  4. リバース連動ドアミラー(助手席側)

①〜③はヘッドライトの機能となります。XグレードでもLEDヘッドライトが装備され、オートハイビーム機能までは備わります。

④リバース連動ドアミラー機能は、地味な機能ですが個人的には一度体験してしまうと無しには戻れない優れものだなと感じています。(リバースギアに入れた際、助手席側のドアミラーが自動で角度を下向きに変え、白線などが見やすくなる機能)

①アダプティブドライビングビーム
出典:https://www.honda.co.jp/ZR-V
③LEDアクティブコーナリングライト
出典:https://www.honda.co.jp/ZR-V

内装質感に関わる装備

機能的には変わらないけど、見た目、触感、音質といった質感が上がるZグレード専用装備をピックアップします。

  1. 本革シート
  2. 本革巻きステアリングホイール(スムースレザー)
  3. ステンレス製スポーツペダル
  4. フレームレス自動防眩ルームミラー
  5. ドアライニングLEDアンビエントランプ
  6. BOSEプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)

①本革シートについて、
Xグレードではプライススムース×ファブリックのコンビシートとなります。

②本革巻きステアリングホイールについて、
Xグレードではプライススムースステアリングホイールとなります。滑らかな手触りを求めるならZグレードです。

④フレームレス自動防眩ルームミラーについて、
自動防眩機能はXにも装備されています。あくまで見た目の違いだけで、スタイリッシュな見た目となるのがZグレードです。

⑥BOSEプレミアムサウンドシステムについて、
Xグレードでは8スピーカーとなり、センタースピーカー、後席後方スピーカー、ラゲッジ内のサブウーファーは装備されません。

①本革シート(マルーン)
①本革シート(ブラック)
②本革巻きステアリングホイール(スムースレザー)
③ステンレス製スポーツペダル
④フレームレスルームミラー
⑤ドアライニングLEDアンビエントランプ(フロントドア)
⑤ドアライニングLEDアンビエントランプ(リアドア)
⑥BOSEプレミアムサウンドシステム(ツィーター)
⑥BOSEプレミアムサウンドシステム(センタースピーカー)
⑥BOSEプレミアムサウンドシステム(後席後方スピーカー)
⑥BOSEプレミアムサウンドシステム(サブウーファー)

快適装備

ヒーターや空調機能など、快適性が上がるZグレード専用装備についてピックアップします。

  1. 運転席助手席シートヒーター
  2. リア左右席シートヒーター(※4WDのみ)
  3. ステアリングヒーター
  4. プラズマクラスター技術搭載エアコン

現愛車で初めてシートヒーターを味わったのですが、もうシートヒーター無しの車には戻れそうにありません笑 さらにステアリングヒーターまで付いてくるのはかなり嬉しいです。
特に寒い冬を過ごす必要がある地域の方にはZグレードをオススメしたいですね。4WDであれば後席シートヒーターまで付いてくるので、後ろに頻繁に人を乗せる方であれば是非4WDを選択しましょう。

ちなみに4WDモデルを選択すると、FFモデルには装備されないコンフォートビューパッケージが装備されます。コンフォートビューパッケージはXでもZでも同等な内容になっており、親水ヒーテッドドアミラー、フロントドア撥水ガラス、熱線入りフロントウィンドウガラスが装備されるようになっています。

XグレードのFFと4WDの装備差:
・コンフォートビューパッケージ

ZグレードのFFと4WDの装備差:
・コンフォートビューパッケージ
・リア左右シートヒーター

Zグレードの方が装備差が大きいが、FFと4WDの価格差は両グレード共に220,000円となっており、Zグレード4WDの方がお買い得感が強い。

③ステアリングヒータースイッチ

便利装備

あると便利なZグレード専用の機能や装備をピックアップします。

  1. 運転席8ウェイパワーシート+ドライビングポジションシステム
  2. 助手席4ウェイパワーシート
  3. 運転席側シートバックポケット
  4. パワーテールゲート ハンズフリーアクセス機能
  5. リア用LEDスポットランプ
  6. LEDテールゲートランプ
  7. パーセルカバー

①②パワーシート+ドライビングポジションシステムについて、
Xグレードの場合はマニュアルシートとなります。

ドライビングポジションシステムというのはいわゆるメモリー機能のことで、2パターンの座席位置を記憶し、キー毎に座席位置を紐づけておくことができます。また、イグニッションをOFFにした際に、自動で運転席シートを一番後ろまで下げてくれる機能も備わっています。(設定でON/OFFは切り替え可能)

③運転席側シートバックポケットについて、
Xグレードは助手席側にのみシートバックポケットが備わります。(Zグレードは両座席に備わる。)

④パワーテールゲート ハンズフリーアクセス機能について、
Xグレードでもパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)は標準装備されています。足をリアバンパー下にかざしてテールゲートを開閉させる機能はZグレードのみに装備されます。

①運転席8ウェイパワーシートスイッチ
(スライド/リクライニング/ハイト前/ハイト後)
①ドライビングポジションシステム
③運転席助手席シートバックポケット
⑥LEDテールゲートランプ
両脇に2つ装着される
⑦パーセルカバー(トノカバー)
取り外してラゲッジの床下に綺麗に収納することも可能

まとめ

個人的な見解になりますが、Zグレード専用装備は30万円以上の価値は十分にあるのではないかと思っております。

それぞれのカテゴリ毎に価値を付けてみると以下のような感じ。

  • 外観の装備:10万円
  • 運転支援装備:10万円
  • 内装の質感に関わる装備:15万円
  • 快適装備:7.5万円
  • 便利装備:7.5万円

低く見積もっても50万円ほどの価値はあるという結果に至りました。

コストパフォーマンスで考えるとやはりZグレードの方が優秀です。ボディ同色フェンダーやレザーシートが嫌だというような特別な理由が無ければ、Zグレードを選んだ方が後悔は少ないかもしれませんね。

備考:価格マトリックス

ガソリングレードと駆動方式のマトリクス表

  X ⇄価格差 X
(+メーカーOP)
⇄価格差 Z
FF ¥2,949,100 (¥292,600) ¥3,241,700 (¥306,900) ¥3,548,600
⇅価格差 (¥220,000) (¥220,000) (¥220,000)
4WD ¥3,169,100 ¥3,461,700 ¥3,768,600

e:HEVグレードと駆動方式のマトリクス表

  e:HEV X ⇄価格差 e:HEV X
(+メーカーOP)
⇄価格差 e:HEV Z
FF ¥3,298,900 (¥292,600) ¥3,591,500 (¥308,000) ¥3,899,500
⇅価格差 (¥220,000) (¥220,000) (¥220,000)
4WD ¥3,518,900 ¥3,811,500 ¥4,119,500

車購入で後悔しないために

皆さんは車を買うとき、ディーラーで下取りに出していませんか?
実はその買い方は損している可能性があります。
基本的にディーラーでの下取り額は低めに設定されてます。また、新車の値引きが大きくても、その分下取り額が低く設定されていて、値引き分が相殺されてしまっていた、なんてことも考えられます。
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