くるすぺ

自称試乗マニアによる自動車ブログ

プジョー508にPHEVモデルが登場 ただし既存モデルは実質値上げ!?

プジョー508にPHEVモデルが登場 ただし既存モデルは実質値上げ!?

どうも、くるすぺです。

2021年6月2日、プジョー508/508SWに待望のHYBRIDモデルが追加されました。
それに加えて、グレード体型も見直され、既存グレードの価格もかなりの変更になっています。

私自身、508SWを2020年4月に購入していますが、早いうちに買っておいてよかったな、というのが今回の変更を見て感じた正直な感想です。

我が家の508SW セレベスブルー号

本記事では、508/508SWの変更内容の解説・分析をお届けします。

508/508SW 2021/6/2 変更内容解説

変更概要は以下の5点になります。順に解説、分析していきましょう。

  • GT Lineグレードの廃止(GTに統一)
  • 標準装備内容の変更(価格変更)
  • ボディカラーラインナップの変更
  • 1.6Lガソリンモデルの燃費性能向上
  • HYBRID(PHEV)グレードの追加

グレード展開・装備の変更について

今までは、ディーゼルモデルが「GT」、ガソリンモデルが「GT Line」(少し前まではAllureグレードもありましたが。。)という名のグレード名称が与えられていましたが、今回の変更によりパワートレインに関係なく全てのグレードが「GT」に統一されました。

パワートレインの違いで装備差を出さない「Power of Choice」というコンセプトによる変更ですが、このコンセプト自体は分かりやすくて良い試みであると思います。

しかし、今回グレードが全て「GT」に統一されたと同時に、オプション扱いであった「ナッパレザーシート」が標準装備になってしまっています。これは嬉しくない変更だと感じる方も多いのではないでしょうか。

嬉しくない理由は以下2点かなと。

ナッパレザーシートの質感は非常に高く高級感はあるのですが、やや張りがあり硬さを感じるシートになっています。
レザーの滑る感じがあまり好きではないという声も結構聞いてたりするので、敢えてレザーを選ばなかった方って結構いるんじゃないのかなと思ってます。

シート統一するのであれば、元々GTグレードに採用されていたアルカンタラシートに統一して欲しかったなあ、と思います。あのアルカンタラシートは最高だった。(5008 GT BlueHDiで経験済み)

アルカンタラシートの508が選べないというのは寂しすぎる
ナッパレザーシートの見た目の質感はかなり良い

また、GT BlueHDiグレードは、変更前と変更後で「アルカンタラ」シートが「ナッパレザー」シートに変わっただけですが、 旧GT Lineグレードは以下の変更が加わります。

ホイール[SPERONE]
今回の変更により全車共通でこのホイールが採用される
ホイール[HIRONE]
旧GT Line専用のデザイン
ステアリングやエクステリアに搭載されるバッジもGTで統一されるはず

ホイールデザインは[SPERONE]の方が好きだったのでここは素直に羨ましいなと思う部分です。

ただ、その他装備における変更は装備表を見る限り無さそうです。

10インチワイドディスプレイやダッシュボードに伸びるアンビエンスライト(いずれも本国仕様では装備されているもの)が採用されていたら、結構訴求力上がった気がしますが、それはお預けとなりました。

内装デザインの変更も無さそうです

レザーシートにこだわりがないのであれば、今ある変更前の在庫をすぐに確保しておくのが良さそうです。恐らく値引きもより大きい額になるでしょうし、変更前の購入は今が狙い目かもしれません。

価格変更について

ということで、ここで価格の変更について表で見てみましょう。

価格は508SWのもの。508は508SWに比べ、一律258,000円安いです。

グレード 変更後 変更前
GT(旧GT Line) 5,389,000 4,994,000
GT BlueHDi 5,729,000 5,334,000
GT HYBRID 6,336,000

つまり、変更後と変更前の価格差は「395,000円」。
前述したようにガソリン車の装備が良くなったのでガソリンの方の値上げ量を大きくしても文句はなかった気がしますが、ガソリン、ディーゼル共に一律で値上げとなりました。

この395,000円という値上げ価格について分析してみましょう。

GTで言うと装備の変更はシートがナッパレザーシートになっただけです。

ナッパレザーシートは元々「フルパッケージオプション」というオプションの一部に入ってました。装備内容と価格は以下の通り。

フルパッケージオプション:662,000円
・ナイトビジョン
・フルパークアシスト
・フロントカメラ(360°ビジョン)
・パノラミックサンルーフ
・ブラックナッパレザーシート*(運転席メモリー付)

で、今回の変更でナッパレザーシートが標準装備になりましたので、「フルパッケージオプション」だったものは「パッケージオプション」と名を変え、ナッパレザーシート以外の4つの装備が付いてくるオプションになりました。

このパッケージオプションの価格は412,000円です。

ということは、662,000円から412,000円を引いた額「250,000円」がナッパレザーシートのみの価格と考えられます。

あれ?値上げ額は395,000円で、追加された装備分の価格は250,000円分しかない。

これは実質145,000円の値上げか?とも思ったんですが、もう一つ変更になっている点がありました。

それがボディカラーのオプション価格。メタリックやパールカラーは有料色オプションになっていたのですが、今回の変更により一律0円に変更となりました。

確かセレベスブルーは60,000円、パールホワイトは80,000円ほどだったと記憶しています。

つまり、実質の値上げ額は145,000 – 60,000円 = 85,000円ほどになるということ。うーむ、それでも中々大きい値上げが発生しているようです、、、

私が508SWを購入したのは2020年4月ですが、2020年7月にも6万円強の値上げが行われています。(参考リンク

つまり1年ちょっとで15万円ほどの値上げが発生したということになります。

皆さん、どうお感じでしょうか。

ボディカラーラインナップの変更について

カラーラインナップの変更もありました。

新たに追加された色は、以下2色です。
・プラチナ・グレー(SW専用色)
・エリクサー・レッド

また廃止となった色は、以下3色です。
・アマゾナイト・グレー
・ハリケーン・グレー
・アルティメット・レッド

エリクサーレッドは208に採用されている鮮やかな赤ですね。エリクサーレッドとアルティメットレッドは比較してみると結構違いが分かる感じでした。
個人的には508にはアルティメット・レッドの方が合っている感じがしますが、エリクサーレッドの508も実物見たらかっこいいに違いありません。

アルティメット・レッド
エリクサー・レッド

また、新色プラチナ・グレーの508SWは中々渋くて良さそうな気配がプンプンします。これは実車見てみたいな〜。

新色「プラチナ・グレー」
ブラックアクセントとの相性もかなり良さそう
廃止された「アマゾナイト・グレー」
少し緑がかったグレーで独特な素敵なカラーでした

1.6Lガソリンモデルの燃費性能向上について

1.6Lガソリンターボエンジン搭載モデルの燃費が、WLTCモードで15.6km/ℓ(旧14.9km/ℓ)に改善されたようです。結構大きいですよね。

これにより、平成30年排出ガス基準50%低減(4つ星)となり、パッケージオプション(後述)付きの場合、環境性能割1%、重量税-25%エコカー減税対象となりました。

https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20210602_peugeot_508_hybrid

ということらしいですが、412,000円のパッケージオプションをつけないとエコカー減税対象にならない??
サンルーフ等で重量が増えることが関係しているのでしょうか。

また、実はWLTCモード燃費は508も508SWも同じ値になっているんですが、これ本当か?って思ってます笑

車両重量は40kg違うし、空力も結構変わってくるだろうし。

ちなみに私の508SWのトータル燃費は現状12.0km/Lほどとなってます。

まあとりあえず燃費が良くなったということは良いことに違いありません。エンジンフィールもさらに良くなってる、とかだったら最高ですね。

HYBRIDについて

最後は新規追加されたHYBRIDモデルについて。

HYBRIDモデルはEV走行も可能なPHEVシステムを搭載しています。

システム最高出力は225PS、システム最大トルクは360Nmと、中々魅力的なスペックを誇りますが、車両重量はガソリンモデルよりも270kgも重たい1,820kg(※SWの場合)となっています。

これが乗り味にどのような影響を及ぼすか。重量が重たい分、乗り心地のしっとり感は増しているかもしれません。

実際のフィーリングはまた試乗させてもらうとして、一度くるすぺお馴染みのウェイトレシオ評価表を作ってみました。

PHEVということでバッテリーが切れたらエンジンのみで走ることになります。エンジンのみの走行パターンも含めて表にしてみました。

HYBRID
(システム総合)
パワー トルク
B 77.4点 A- 82.3点
HYBRID
(※ガソリンのみ)
パワー トルク
C 64.3点 B 74.2点
1.6Lガソリン パワー トルク
B 74.0点 B 73.2点
2.0Lディーゼル パワー トルク
C+ 68.7点 A+ 89.4点

システム総合出力における採点評価は中々良い感じですが、際立って速い!と感じるレベルではないかなと予測ができます。また、ガソリンエンジンだけになった場合は、多少力不足感を感じるかもしれません。

ちなみに、HYBRIDモデルにはPHEV専用のe-EAT8トランスミッションが搭載されます。これ、ATという名前が付いてますが、湿式多板クラッチと言っているのでDCTの類になるのでしょう。

ガソリンモデルやディーゼルモデルに搭載されるEAT8はアイシン製のATということで故障に対する安心感はありましたが、e-EAT8はどこ製のDCTなんでしょうかね。ご存知の方いたら教えてください。

DCTが組み合わされることにより、加速フィールはどう変化してくるのか。非常に気になるポイントです。

価格面では、ガソリンモデルとの価格差は947,000円。補助金が20万円ほど出るので実質75万円ほど、と思っていて良いでしょう。

この75万円を燃料代で元を取ろうというのは中々厳しいと思われますので、パワートレインを選ぶ際はどのフィーリングが好きか、だけで選んでもらうのが吉かなと思います。

充電は普通充電のみに対応

ちなみにEV走行可能距離は56km。私の場合だと通勤ではEVだけで行けそうです。
また、充電は普通充電のみに対応しているとのことで、200V/3kWで約5時間、200V/6kWで約2時間半で満充電となります。

スマートフォンからのリモートチャージング、プリコンディショニング(エアコンを遠隔操作)できるというのもHYBRIDモデルの魅力の1つかなと思います。

リモートチャージング、プリコンディショニングnののイメージ

また、エクステリア、インテリアの差別化はほとんど無いみたいで、外装に「HYBRID」バッチが付くぐらいみたい。

サイドにHYBRIDマークが付くのはFASTBACKだけっぽい

ここからはHYBRIDモデルの装備・諸元を見て注意した方が良さそうだなと思った部分を共有していきます。

1つ目は、燃料タンク容量が少なくなっていること。
ガソリンモデルが62Lなのに対して、HYBRIDモデルは43Lとかなり少なくなっています。
バッテリーだけで56km走る訳ですが、ガソリンに換算すると4Lくらいなもの。なので、確実にガソリンモデルよりも満タン時の航続可能距離は少なくなると思います。

もう一つはスペアタイヤが用意されなくなるという点です。
代わりにパンクキットが搭載されることになります。

508/508SW変更内容に関する率直な感想

率直な感想としては、ちょっと改悪感が強いかなというところ。
先にも言いましたが、値上げが入るのであればそれ相応の装備の充実、進化を見せて欲しかったなと思ってしまいます。何よりベース価格が40万円ほど引き上げられてしまったというのは悲しいです。

それぞれいいなと思う部分、よくないなと思う部分を簡単に箇条書きでまとめてみました。

文中にも書きましたが、ナッパレザーにこだわりが無ければ、今ある変更前の在庫はかなりの狙い目だと思います。
本当にいい車ですので、これを機会に一度試乗してみてもらえると嬉しいです。

近日中に、508SW納車1年経った感想動画もYouTubeで投稿予定。チェックしていただけると幸いです。

その他508SWのオーナーズレビュー記事は下記ボタンからどうぞ!

次回はフィエスタ試乗レポートをお届けします

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