どうも、自称試乗マニアのくるすぺです。
先日は新型ハリアー(ハイブリッド)のドライブフィール編をお届けしましたが、本記事では内外装レビュー編をお届けします。
90枚近い写真を添えて詳細にレビューして参ります。
ハリアーのグレードは、大きく3グレードに分かれていますが、そのうち中間グレードのGと上級グレードのZという主要グレードにスポットを当てて紹介して参ります。
- S(ベースグレード)
- ガソリンFFで299万円
- ハイブリッドFFで358万円
- G(S+42万円)
- Z(G+52万円)
※GとZにはレザーパッケージの設定があり、レザーパッケージの価格は+30万円。
GとZの違いもポイントポイントで紹介していきます。
最後には、どういう人にZがオススメで、どういう人にGがオススメできるのか端的にまとめてみていますので、是非最後までチェックしていってください!
また、ちょっと不満だなーと思う箇所は赤字でコメントしています。くるすぺが思う不満点に対して、ご自身がどう感じるかというところも考えながらチェックしてみてくださいね〜。
撮影に協力いただいた店舗様
・石川トヨタ 御影店
・ネッツトヨタ石川 羽咋店, 元町店
動画でもちょっと変わった形で内外装紹介してます笑
ハリアーのフロントビューをチェック!
真正面から見たハリアー。とにかく造形が細かく美しい。。
特にヘッドライトとグリルとメッキラインのコンビネーション部分が素晴らしいと思います。カッコ悪いな〜と思う方はそうはいないでしょう。
大開口グリルは昨今のトヨタらしさを前面に押し出したデザインですが、うまく調和されたデザインで、バンパー上部のメッキラインも非常に良い仕事してます。
しかし、トヨタエンブレムはまだ違和感があるというか、チュウヒエンブレムがないのは少し寂しい。
「チュウヒエンブレムをオプション設定すれば良いのの」とYouTubeでコメント頂きましたが、GOODアイデアだなと思います。是非ご検討いただきたい。
どうですか、この佇まい。SUVの域を超えた美しさ、存在感を感じます。
特に、このスレートグレーメタリックという色が非常に印象的。白や黒も良かったですが、この色がハリアーには一番似合うと思います。
ダークブルーもカタログで見る色合いよりも暗い色合いで、高級感を感じる良い色でした。
プジョーのダークブルーに近い色かな。
ちなみに、GとZは50万円ほど差がありますが、GとZのフロント周りは全くの共通。トヨタ車は、最上級グレードしか買う気起きない車多い印象でしたが、ハリアーのGはかなり魅力度高いと思ってます。
GとZの違いもポイントポイントで紹介していきますー。
グリル周りをアップでチェック!
この、ヘッドライトとグリルとメッキラインが重なり合うところが凄い好き。
妥協せずデザインされた車なんだなーというのが、こういうところからしっかりと伝わって来ます。
グリル上部はクリアブラック素材で覆われてます。なんか神秘的な雰囲気がありました。
触ってみると、ペタペタして柔らかみを感じます。くすまないのかなーというのはちょっとだけ心配w
大開口グリルは樹脂パーツですが、マットブラックって感じで質感低い印象は抱きませんでした。
ここがブラック塗装だとちょっとギラギラ感強くなっちゃいそうなので、無塗装で良かったんじゃないかなと思ってたりします。
このメッキラインも、グリルが無塗装だからいやらしさが少ない感じがしてます。
Sグレードだとこのメッキが無いっぽいですが、ここの有無は相当印象変わると思います。良いメッキの使い方するなーと感心した部分でもあります。
サイドのスリッドには、細いですがちゃんと穴が開いてました。ダミーじゃなくて良かった笑
質感高いヘッドライトデザイン!
ハリアーの一番好きなところどこかなーと考えてみましたが、やっぱりヘッドライトかな。
2本のL字型に光るデイライトが、見ていてとても気持ちいい。最近のトヨタ車の中では最も好きな目です。
ちなみに、Sグレードだとヘッドライトは全くの別物になって、このデイライトも手に入りません。なので、私がハリアー買うなら絶対GかZにします。このヘッドライトがないハリアーは魅力半減です。(個人の感想です。)
ウィンカー作動すると、デイライト部がオレンジ色に光ります。
私の508SWも、デイライトとターンシグナルランプが共通になってますが、個人的にはこれがベスト。ヘッドライト部をシンプルに出来るし無駄がない感じが好きです。
ハリアーのサイドビューをチェック!
ハリアーといえばこのクーペスタイルのサイドビュー。ルーフの傾斜とサイドウィンドウの傾斜が非常に印象的。
これ、Gグレードなんですけど、Gのホイールもいいですよね。
サイドボディ面にはキャラクターラインをほとんど用いず、MAZDA3のような美しいリフレクションを実現してます。フロント、サイド、リア、全てにおいてハリアーの力の入れようがひしひしと伝わって来ます。
リア寄りのサイドビュー。リアからのキャラクターラインが、前に行くにつれてスーッと消えて曲線面になるところが好きです。リアフェンダー周りの抑揚も素敵。
GとZのホイールデザイン
Zの高輝度シルバー塗装19インチホイール。写真ではそこまで伝わらないかもですが、実際に見ると凄いキラキラしたシルバーです。高そうな感じでます。
一方、Gは18インチ。こっちも普通にかっこいいんだよな〜。乗り心地もこっちの方がハリアーに合ってると思うし、やっぱりGグレード魅力的です。
前衛的なリアサイドデザイン
テールランプ付近のトンガリが凄い。こういう攻めに行ったデザイン要素が垣間見えると嬉しくなっちゃうマンです。
近くで見ると、凄い造形してんなと感心します。製造むずそう。
リアからのキャラクターラインが消えていく様子が一番分かりやすい構図。
このスレートグレーメタリックというボディカラーが、こういったキャラクターラインやリフレクションをうまく引き出してくれてるなと思います。
GとZのスポイラー処理
Zのスポイラーは、
- ボディ同色で、
- サイド部がピアノブラック塗装
になってます。
Gのスポイラーは、
- ボディカラーに依らずブラックで、
- サイド部が無塗装ブラック
になります。
なんとも絶妙な差別化。比較しなければGでも全然ありなんですが、Z見ちゃうとやっぱりZが良く見えちゃう。
お気づきかと思いますが、スポイラー以外にもこの写真内でGとZで差別化されている部分がありますが、リアビュー編でまたご紹介します。
サイドミラーにはご注意を
サイドミラーは付け根の後ろ側に配置されていて、その前に三角窓が用意されています。気持ち、左前の死角が少なくなるかなーくらいの効果かなと。
サイドミラーで注意したいポイントが、Gグレードだと写真のように耳たぶがついて来てしまうこと。(左側のみに配置)
左下を写す補助ミラーの役割を果たすものですが、ちょっと不格好ですよねー。
サイドミラーはかなり大きくて、試乗させていただいたときの印象としては、後方確認がしやすくて好印象でした。
ただ、Gグレードはブラインドスポットモニターが標準装備されません。これは謎。
Gグレードの7万円のオプションで「ブラインドスポットモニター+後方衝突軽減ブレーキサポート」を装備できますので、Gを選ぶ際にはこのオプションは必須レベルかなと思います。
なので、GとZの価格差は、実質45万円(52万円 ー 7万円)となります。
実はZグレードでも、標準では耳たぶついてきちゃいます。
Z専用のオプション「パノラミックビューモニター」を付けることで、視界的な問題はないだろうということになり、耳たぶが外れるのです。
ちなみに、パノラミックビューモニターのオプション価格は6万円ほど。
ハリアーのリアビューをチェック!
リアはなんと言っても、この水平に一直線に引かれるテールランプが存在感抜群でかっこいい。トヨタは当分このテールデザインを推してくることになると思いますが、大きな武器になると感じてます。
ちなみに写真はライトが点灯している状態です。夜でも前のやつハリアーだなってすぐ分かる感じが良いっす。セクシー。
下から見上げる感じもいいよ。
GとZのブレーキランプ
GとZのエクステリアの違いの最後はブレーキランプ。ここの差別化は斬新で、良いところ突いてくるなーと感心してしまいます。
Zグレードは、上の写真のようにスポイラーの端から端まで伸びるような大きなブレーキランプを搭載してます。
あ、ちなみにターンシグナルランプはバンパー部に埋め込まれてます。視認性はそんな気にするほどのレベルじゃないと思ってますが、デザインバランス的にはちょっとどうかなと思う部分も。
Gグレードは、標準的なサイズのブレーキランプ。これ、結構印象変わりますよね。
前から見られてもGかZか分からないですが、後ろから見られたら一目瞭然っていう絶妙な差別化。
「んーせっかくなら…」と、この差別化でZを選ぶ人も少なくないんじゃないかなと思います。
しかし、斜めから見た時は、あんなに抑揚のある攻めたリアビューをしていたのに、真後ろから見るとエスティマみたいな卵感が満載ですね。つるんとして可愛らしい雰囲気すら感じます。
マフラーカッターはダサい
えー、マフラーカッターはとてもイケてません笑 RAV4のときと同じ処理ですかね。
薄っぺらい中の正円マフラーを囲むように、楕円のマフラーカッターがカポッと嵌め込まれている感じ。隙間とかめっちゃ気になりますし、もうちょっとなんか考えられなかったのかなーって思っちゃいます。
ちなみに、Sグレードだとこの楕円は無くなり、薄っぺらいまん丸だけになっちゃいます。
貧相な感じ出ちゃいそうですよね。かと言って、この楕円も後付け感満載だし、、うーむと唸っちゃいます。
新型ハリアーの運転席周りをチェック!
Zグレードの運転席全貌です。
全体的に質感は高く仕上げられていると思いますが、このでかいナビがかなりバランスを悪くしてしまっている感じがします。(Zは12.3インチワイドディスプレイが搭載)
取って付けたって感じが強くて浮いて見えるんですよね〜。実際試乗した時も圧迫感がありました。
インテリアに調和したセンターディスプレイの搭載という部分は、個人的に思う昨今のトヨタ車の課題かなと思ってます。
こちらがGグレードの運転席全貌。
センターディスプレイ周り以外は、Zと違いはありません。
Gのディスプレイは8インチで標準的なサイズではありますが、外枠がデカすぎる。。。外枠含めると、Zの12.3インチとほとんど大きさ変わらないかと思います。
外枠が無くて、もう少し下に配置されるようなデザインであれば、ZよりもGを強く推していたかなーと思います。
ドアトリムの質感は高し!
続いてはドアトリム。こちらもGとZで違いはありませんでした。
下半分はプラ素材ですが、上半分はしっかりソフトパッドで覆われていて、その素材の質感も高く好印象です。
トヨタエンブレムに追いやられたチュウヒマークは、ドアトリム内に刻印される形に。
このメタル素材は、抜群に質感高いって感じはしませんでしたが、最低限の質感は保たれているかなと思います。
スピーカー周りにはピアノブラック加飾が付いてました。
ドアトリムの下側には、足元を照らすフットランプも搭載されてます。
こちらはリア側のドアトリム。質感レベルは前席同等で文句なしです。
ただ、フロントに付いてるフットランプをリア側にも用意してあげて欲しかったなーという思いも。
ちなみに、ドアは樹脂部分も合わせて開くタイプ。サイドシルがしっかり覆われるので、乗り込む際にズボンやスカートが汚れてしまうというような心配もいりません。
足元のオシャレも欠かせません
こちらの「文字が光るタイプ」のスカッフプレートは、Zの専用装備です。文字の縁取りが水色に光ってるのが分かりますでしょうか。
ちなみに、GグレードでもHARRIERロゴ付きスカッフプレートは装備されますが、文字は光らないやつになります。
ペダル類は、Zグレードでもアルミになったりはしない様子。少し寂しい感じあります。
アクセルペダルは、吊り下げ式のものをオルガン式風に見せているような感じ。剛性高く、ペダルコントロールは比較的やりやすい感じでした。
ステアリングの質感はイマイチすぎる
ステアリングデザインは、かなり素っ気ない雰囲気。
Gグレード以上で下側のスイッチ周りがピアノブラック塗装になってますが、うーむっていう感じ。色気も味気も無いです。
ただ、ハンドリングは非常に良かったです。ゆったりなんだけど、野暮ったさが無い感じ。図体でかいのにすごい扱いやすかったです。
これは羨ましいな〜と思った装備が、電動チルト&テレスコピック。(Gグレード以上で標準装備。)
ウィーンウィーンと、奥行きや上下位置をパワーシートみたいに簡単に調整できちゃいます。
しかも、イグニッションOFFにしたらデフォルトの位置に戻って、再度イグニッションをONにしたときに、設定した位置に自動的に戻ってくるというギミック付き。
なかなかテンション上がる装備です。各社、どんどん付けていって欲しい笑
ETCがビルトインタイプなのは良いですね。
また、「VIEW」ボタンは、耳たぶミラーのところで紹介した「パノラマビューモニター」の表示ボタンかと思われます。Gグレードにはこの「VIEW」ボタンが存在していませんでした。
メーターはフル液晶の設定は無し
メーターは7インチTFT液晶を中央に用意する形で、フル液晶にはしてきませんでした。(Sグレードは4インチTFT)
見た目はまあまあかっこいいんですが、フル液晶にして先進感押し出して欲しかったなーというのが正直な感想。
例えば、Zはフル液晶、Gはこの7インチとかだったとしたら、Zグレードの魅力度が更に上がったかなーと思ってます。
写真は撮れて無いですが、Zグレードのみ「ヘッドアップディスプレイ(カラー)」が装備されます。
メーターとセンターディスプレイの上下位置関係もなんか少し気持ち悪い。ヘッドアップディスプレイあれば良い感じにトライアングルになるのかもなーとか思いました。
威圧感があるセンターディスプレイ
立派なサイズのセンターディスプレイが装備されてますが、圧迫感強いなーという感情が真っ先に湧いてきてしまいました。
こういう風に2分割で情報表示できたりするのは使い勝手良さそうですが。
また、12.3インチのディスプレイが装着されると、下側のスイッチ類はタッチ式のものになります。デザイン的にはスッキリしていいんですが、ブラインド操作は難しいかなと思われます。
この12.3インチディスプレイの副産物として、「JBLプレミアムサウンドシステム」が付いてくるというのが、個人的には一番魅力的な部分かなと思ってます。
私の愛車508SWにもFOCAL Hi-Fiサウンドシステムが装着されていますが、音が良いとドライブが格段と楽しくなります。JBLがどれほどの音響環境なのか聞き試せてはないですが、きっと素敵な音を奏でてくれるでしょう。
で、Gグレードの8インチがコレ。うん、外枠がデカい。
508SWも国内仕様だと8インチで外枠が無駄にデカいので、ちょっとした親近感を覚えます笑
ちなみに、Gグレードでも37万円で12.3インチディスプレイ+JBLサウンドシステムを装着することができます。
GとZの価格差は実質45万円なので、ほとんどがこの装備の差額と思っていいと思います。
乗り心地重視で18インチのGにして、37万円でこのディスプレイ付けるという買い方も、アリかなと思います。
センターコンソール周りの質感は良い
続いてはセンターコンソールまわりをチェックしていきます。
写真では分かりづらいですが、STARTスイッチがあるところの内張も、ドアトリムに使われていたパネルのようにブラックメタル素材が使われてます。良い雰囲気出てます。
このシフトノブ周りの合皮の質感も良いんですよね〜。曲面的に合皮が貼られていて、ステッチの入り方も印象的で好きなところの1つです。
しかし、ステアリングとシフトノブはなんかキャラクターに合わない笑
シフトノブもRAV4と共有っぽいですね。
シフトノブ奥側には、ドライブモード切り替えスイッチや、電子パーキング、オートブレーキホールドスイッチが装着されます。「EV MODE」スイッチはもちろんハイブリッド専用。
この合皮の質感が中々良いんですよな〜。ブラウンとかグレーの内装も素敵なんでしょうけど、ブラックが一番シックで飽きがこない良い雰囲気持ってるんじゃないかなとか思ってます。
上部ダッシュボードには不満あり
ダッシュボードデザインは、2段構成になっていて立体感があります。私の508SWも同じような2段構成になっていますが、抑揚が出て色気を感じるデザインです。
下段部はしっかりソフトパッドで覆われていたりステッチが入っていたりと、良い質感が保たれているのですが、上段部がハードプラ素材なのがちょっと気になる。
ふと手に触れたときにカチカチの感触が伝わってくるとちょいと悲しくなります。レザーパッケージでも同じなんでしょうねー。
ルームミラーやルームライト
「録画機能付きデジタルインナーミラー」はハリアーの注目ポイントの1つですよねー。
前方後方のドライブレコーダーの機能を標準で付けちゃいましたというもの。個人的には素晴らしい取り組みだと思います。これが普通の時代が来るのもそう遅くはないんじゃないかな。
デジタルミラーとしても、結構解像感高くて見易かったです。もちろん、普通のミラーに切り替えることも可能。
ルームランプは、しっかりLEDになってて高級感あるデザインに仕上がってます。
今回は、調光パノラマルーフを装備したハリアーの写真は撮れませんでしたが、超高パノラマルーフはZグレードの特権です。
Zグレードのみオプションで設定することが可能になり、その価格は20万円ほど。
パノラマルーフ付けたいからZで確定するって人も少なくないのかなと思います。逆に言えば、走りに拘ってルーフを付けたくないって方は、思考停止でZ選ばずに、一度Gグレードを検討する余地は十分にあると思います。特に、タイヤが18インチになるのは大きいです。
ファブリックのシートがとても良い
撮影したハリアーはレザーパッケージではありませんでしたので、合皮とファブリックのコンビシートでしたが、このシートのフカフカ感は刺さりました笑
見た目的な部分も全然悪くないですし、何より触り心地がいい。スエードに近いきめ細かい素材感で、サラッとフワッと気持ちいい素材です。
ただ、レザーパッケージを付けないと、シートヒーターとシートベンチレーションが装備できないというのが痛いポイント。
レザーパッケージなら上記2点が自動的に装備される訳ですが、標準グレードでもオプションとかで設定できるようにして欲しかったなーと思います。レザーよりこのファブリックの方が良いのになーって方も少なくないんじゃないかな。
ちなみに、レザーパッケージを選ぶと、ステアリングヒーターも同時に付いてきます。こちらも標準グレードではオプションでも設定できません。
ちなみにパワーシートはGグレード以上であれば運転席側には標準装備。助手席側はマニュアルシートになります。
これも、レザーパッケージを選べば助手席側もパワーシートになったりします。(あと、ランバーサポートが上下方向にも設定できるようになる。)
標準グレードとレザーパッケージの価格差はおよそ30万円ほど。中々良いところを付いてきます、悩ましい笑
ちなみに、Z以外にもGにもレザーパッケージを選択することができます。
新型ハリアーの後席・ラゲッジをチェック!
後席シートは居心地抜群
運転席以上に後席の座り心地が非常に良かったです。同乗者にはとても喜ばれる車だと思います。
後席の膝前空間は抜群の広さがあるわけではありませんが、座面も広くしっかりしているので、大人の男性が座っても快適に過ごせそうです。
ちなみに、後席はリクライニング機構も備わってます。と言っても1段階だけで、これなら固定でも良いかなと思うくらい。
後席のその他装備たち
後席エアコンとUSBポート2口という、最低限の部分はクリア。
ハリアークラスなら、後席側にもエアコン調整ダイアルや液晶パネルみたいなのが備わっていて欲しかったかなと思ってしまいます。
レザーパッケージでも、後席側のシートヒーターやシートベンチレーションが装備されないという点も少し残念。後席側にそういうスイッチがあるだけでテンション上がると思うんです。
ラゲッジスペース
後席は6:4分割可倒式。割とフラットに倒れてくれました。
しかし、リアシートを倒すレバーがラゲッジ側に装備されていないのですよ。。いちいち後席側にまわって倒す必要があるので、頻繁にリアシートを倒す方にとっては結構痛いポイントかなと思います。
こちらはZグレードのラゲッジになりますが、ステンレスプレートはZグレードの特権です。手前側だけじゃなくて、中のサイドにもプレートが装備されているのがポイント。
ZはJBLサウンドシステムが標準装備なので、ウーファーがラゲッジ横に配置されてます。
見た目も質感高くて良い感じ。
こちらはGグレードのラゲッジ。
ステンレスプレートが無く、JBLのウーファーが付いていないことが分かります。
ラゲッジのライトは右側のこの部分だけでした。光量的には少し心許ない感じもします。せめて左右に付いていてほしいです。
ラゲッジ下には床下収納(ボックス)があり、その下にはスペアタイヤが埋まってます。
ちなみにGグレード以上で電動テールゲートが標準装備。
Zになると、ハンズフリーテールゲートが標準装備されますが、2回ほど足をかざしてみて全然開いてくれなかったので諦めました笑 ちょっとコツが要るタイプかもしれません。
最後に GとZ、どんな人におすすめ?
新型ハリアー、いかがだったでしょうか?
とにかくエクステリアデザインは素晴らしかったです。
最後になりますが、ZとGというグレード、どういう人にどちらがおすすめなのかというのを自分なりにまとめてみました。上から順にYES, NOで回答していってみてくださいませ。
Gを選ぶなら、約7万円の「ブラインドスポットモニター+後方衝突軽減ブレーキサポート」のオプションは必須かなと思います。なので、実質差額は45万円。
ハイブリッドモデルには試乗もしていて、ドライブフィールも中々良好でした。
ドライブフィール編も合わせてチェックしていただけたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました〜!
その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね!
ハリアーの購入を検討しており、特に後部座席の写真がなかなか見つからなかったので大変参考になりました。
1点だけ、スペアタイヤが標準装備とありますが、メーカーのカタログで見る限り全グレードオプションのようです。