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【試乗+採点評価】シビックセダン / HONDA「ハッチバックとは異なる上品な乗り味」

今回は、シビックハッチバックに引き続き、新型シビックセダンにも乗らせてもらいました。ハッチバックはイギリス製造ですが、セダンは日本製造の車となっています。その辺り乗り味がどう違ってくるのか楽しみなところじゃないでしょうか。

試乗レビューに関しては、勝手ながら下記観点で採点もさせていただこうと思います。

  • 外観(いい外観だなと思えるかどうか)
  • 内装(品があるか、高級感があるか、かっこいいか、ごちゃごちゃしてないか、など)
  • 過ごしやすさ(主に2列目の居住空間と座り心地)
  • 静粛性、快適性(エンジン音、ロードノイズ、振動、風切り音など)
  • 力強さ(発進時加速、高速運行時の余裕など)
  • ハンドリング、コーナリング
  • 視界
  • 運転の楽しさ(総合して個人的主観で)

また、試乗の風景を動画に収めてきました。記事の最後に試乗動画も載せますので、そちらもよかったら見てください!

ホンダ 新型シビックセダン 試乗レビュー[素人] ハッチバックとは異なる上質な乗り味

一言で表すと、

「上品な乗り味のスポーティセダン」

シビックセダンですが、グレードは1種類のみで、ミッションもCVTのみになっています。ただ、今回試乗したシビックセダンはオプションとして17インチアルミホイールを履いていて、レザーシートが装備されていました。標準だと16インチになりますね。価格は265.0万円となっています。

また、Honda SENSINGはもちろん全車標準装備です。新型ステップワゴンスパーダハイブリッドでも採用されている、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド、渋滞追従機能付きACC(CVTのみ)も採用されていて、装備的にもかなり充実したものになっていますね。

重量 1300kg
最高出力 173PS/5500rpm
最大トルク 22.4kgf・m/1700rpm
81.2
パワー点数
75.4
トルク点数

シビックセダンの外観をチェック

ハッチバックと比べると、少し大人な印象を受けます。落ち着いていて品がある感じがうまく出せていますね。この辺りの差別化は上手だなと感心しました。Cセグメントでハッチバックとセダンの2種類を出す車は多いですが、基本デザインは同じでリアの形状だけ変えるというのがほとんどですよね。この辺り変えてくるところは憎いですね。それでいてエンジンも別物、製造もイギリスと日本と、全く別物の車になっているところも面白いです。

個人的にはどっちかというとハッチバックの方がスポーティな印象でフォルムラインが綺麗で好きですね。なので個人的主観でハッチバックより少し低めの点数です。

74
外観

シビックセダンの内装をチェック

内装ですが、ハッチバックより幾分か質感が低い感じがしました。どちらも基本ベースは同じで非常にシンプルな内装ですが、ハッチバックの方はちょっとしたポイントが散りばめられていたりと、シンプルながらまとまりがある上質なインテリアだなと感じました。セダンに対してはなぜか質感が少し下がっているなという印象を受けてしまいましたね。何が違うのか自分でも分かっていないですが..

過ごしやすさに関しては、レザーシートオプション車だったのですが、レザーも硬すぎず心地よい座り心地を提供してくれるものになっています。マイルドな走り心地を想像させてくれるような座り心地ですね。

65
内装
71
過ごしやすさ

シビックセダンの走行静粛性・快適性をチェック

静粛性は、エンジン音、ロードノイズ共に高いレベルで遮断できていて、ターボモデルにしてはかなり静粛性が高いと言えます。ハッチバックと比べると、どちらもセダンの方が遮断できています。

エンジン音も、ハッチバックとは違った魅力のあるフィーリングになっていて、上品さを感じることができるエンジン音になっていますね。乗り味も結構マイルドで、同乗者もかなり快適に過ごすことができるのではないかと感じました。上質でマイルドな乗り心地で、高級車チックな乗り味を体感できる車になっていると思います.

68
静粛性
76
快適性

シビックセダンの力強さをチェック

発進時加速に関しては、ハッチバックよりもぐんと前に進む感覚がありましたね。エンジン音はマイルドなんですが、スーッと太いトルクで進んでいく感覚は、トルクが太いハイブリッド車に乗っているような感覚にも似ているなと感じました。面白みでいえばハッチバックですが、スムーズに加速していく感覚はセダンの方が一枚上手だなと感じました。

高速道路には乗っていないのでパワーに関してははっきりとしたことは言えないですが、173PSという最高出力は1300kgの車体にとっては十分すぎる値でしょう。パワーウェイトレシオはハッチバックの方がやや高いですが、ほとんど同じくらいの値になっています。上品なエンジンフィーリングなのに、スポーティな走りもできるよといったところは、なかなか他では味わえない感覚じゃないでしょうか。

78
力強さ

シビックセダンのハンドリング・コーナリングをチェック

ハンドルは、ハッチバックはなかなかクイックなハンドルでしたが、セダンの方は結構ゆとりがあるハンドルになっているかなという印象です。高速域でもゆったりと走れるんじゃないかなと感じました。ハンドルの重さも重くはなく、かといって軽い感じもありませんでしたね。個人的には軽いハンドルが好みですが、一般的にちょうどいいくらいの重さになっているのではないかと思います。扱いやすいです。

また、コーナリングに関しては、ハッチバックと同様素晴らしいものがあります。曲がったときの安定感が素晴らしいですね。ただ、剛性に関してはハッチバックの方が一枚上手かなと感じました。がっしりした安定感を感じられるのはハッチバックの方でしたね。

80
ハンドリング・コーナリング

シビックセダンの視界をチェック

車高が低い分、視界がいいとは言えないですが、インプレッサと比べるとちょっと視線が低いかなと思うくらいで、それほどの違いは感じませんでした。低い視線で運転できる分、ダイレクト感は強く感じることができて、運転は楽しくなりますね。ハッチバックとの違いも感じませんでした。

57
視界

シビックセダンは運転が楽しい車?

ハッチバックと同様、飛び抜けたものはないかなというところですが、あらゆる面で非常に質の高い車になっています。エンジンフィーリングもハッチバックとはまた違った品のいいフィーリングで高揚感が上がりますし、聞いていて気持ちいいですね。是非動画内で体験してみてください。

やっぱりハッチバックとの違いでいうと乗り味のマイルドさでしょうか。心地よく乗るならセダンでしょう。ただ、楽しい車といったらハッチバックの方を推したいですね。セダンにはCVTモデルしかないというところも残念なところです。(ハッチバックにはMTモデルあり)パドルシフトもCVTの割にはなかなかいい感じで使いたくなる感じはありますが、CVTではなくATで乗りたいなという風に思ってしまいますね。乗り味の心地よさを重視してのCVTだと思いますが、もう少しダイレクト感を味わえる乗り方もできるともっと楽しい車になるのではないかなと感じました。

70
運転の楽しさ

試乗動画の紹介

まとめ

試乗レビューいかがでしたでしょうか。少しでも参考にしていただければ幸いです。

今後、様々な車の試乗をしていきたいと思っていますので、こういう観点でレビューしてほしいとか、この車に乗ってみてほしいという要望があれば、是非ツイッターやコメントなどで言っていただければと思います。今後ともよろしくお願いします!

シビックハッチバックの試乗レビューも行なっていますので、是非そちらもご覧ください。

関連記事:シビックハッチバック(CVT)試乗レビュー[素人]

その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね! 

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試乗マニアが選ぶCセグメントハッチバックおすすめ集

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