くるすぺ

ベルランゴ/リフター徹底比較!【エクステリア編】~先行展示車撮影してきた~

どうも、自称試乗マニア、プジョー5008乗りのくるすぺです。

今回紹介する車はシトロエン ベルランゴ(BERLINGO)と、プジョー リフター(RIFTER)の兄弟車コンビ!

スライドドアを搭載したり、収納スペースがたくさんあったり、機能性抜群の車ではあるのですが、フランス車らしくデザインへの拘りも強く感じる車に仕上がっています。1.5Lディーゼルターボエンジンと8ATというパワートレインを搭載し、走りにも大きな期待ができそうなのも魅力の1つですね。

今回、どちらも実物を見ることができ、写真をパシャりと収めて参りました。

本記事ではエクステリアを細かく比較していきます。どっちも味があっていいのだ。

内装・機能編もアップしていますので、是非あわせてご覧ください!

撮影してきた車両は、両者共「デビューエディション」という先行発売の特別仕様車です。ベルランゴはもう売り切れてしまったようですが、リフターはまだ残ってるみたい。

通常モデルは2020年7〜9月頃に登場する予定です。デビューエディションはボディカラーそれぞれ3色しか選べませんが、通常モデルは本国同様に6,7色から選べるようになるかもしれません。

車両情報は以下の通りです。

ちなみに、ベルランゴ君とリフター君、2人兄弟ではなく、3人兄弟だったりします。

もう一人は、トヨタ プロエースシティ君。実はトヨタとPSAグループで提携して開発した車達なのであります。

出展:https://response.jp/article/2019/04/19/321589.html

ベルランゴとリフターのエクステリアを徹底比較

まずはフロントフェイス周りから比較して見ていきます。

顔はもちろん両者全く違う顔つきをしてます。どちらもいい味出してるんで、じっくり楽しんでください。

リフターの内外装をじっくり見たい方には下記記事がオススメ。かなり細かいところまで見て来てくれてますので、本記事と合わせて楽しんでいただけたらなと思います。

フロントフェイス 〜ベルランゴ VS リフター〜

ザ・シトロエン顔のベルランゴ。

シトロエンロゴをモチーフとしたグリルデザインと、それにつながるデイライト(ヘッドライトは中段についてるやつなんです。)

そして、フォグランプ周りを囲む、ホワイトアクセント。

これはお洒落だわ〜。このサーブル色もまたいい味を出している。フロントフェイスからは全く商用車感ありません。

一方こちらはリフター。どことなくプジョーっぽさはありますが、ベルランゴほどプジョプジョしてない感じ。

ヘッドライト形状は、どのモデルにも似てない形状だけど、ライオンの牙っぽいところはしっかり表現されていて、いい具合にプジョーらしさを出しています。

グリルが2段構えになってるのも面白い。

ベルランゴ正面。縦長になってもお洒落感は健在。ホワイトアクセントがやっぱり憎い。

でかいけど可愛いってすごい。

リフター正面。ベルランゴとは違ってSUVテイストが強いリフターは、フロント下にシルバー加飾が付いてくるのがポイント。

ヘッドライト&デイライト&ターンシグナル

先ほど書いた通り、この光っているところはヘッドライトではありません。ヘッドライトは中段にあるやつで、ハロゲンライト。

3連のデイライトは心奪われる。

リフターのデイライトもかなり特徴的なデザイン。多分牙をイメージしてるんでしょう。

こちらもヘッドライトはハロゲンライトです。ちなみに両者ともオートハイビーム機能を搭載していて、ハイビームはLEDぽいです。

ベルランゴのターンシグナルはデイライト横に配置。顔の中央部が光る感じです。豆球です。

リフターも中央部が光る感じ。こちらも豆球です。

グリル&バンパー

ベルランゴを見て思ったのは、樹脂パーツの使い方のうまさ。

メッキパーツはグリルだけで最低限ですが、樹脂パーツのデザイン、配置、バランスが非常に良くできているなと感心します。

バンパー部のボコボコ下デザインも秀逸。

リフターのグリルの周りはメッキ加飾になってますが、中は無塗装。しかしこちらも造形が細かい。

顔がどうしても長くなってしまいますが、樹脂パーツをうまく組み合わせることでデザインバランスを整えている感じがします。

この2段構えは、なんか癖になるw

水平基調のラインが入っているのもいい効果出してるかも。フォグの配置はベルランゴと共通だと思いますが、周りのデザインなんかはそれぞれ違ってて、それぞれのメーカーの拘りが見えますね。

Aピラー

ここで注目したいのはAピラー。ベルランゴはピラー支柱まで全て樹脂デザインになってます。これがまたいい味を出してるんだ。

ピラーの三角のところはなんかペタッと張った感じが強く出てて、少し気になりましたw

一方、リフターはピラーの支柱部分はボディ同色の塗装がされてます。面白い違いですよね〜。

三角のところはベルランゴと全く同じ。

フェンダー

続いて着目するところはフェンダー。ここも違いあるんですよね〜。

ベルランゴは塗装部のみのフェンダーデザイン。フェンダー上部のプレスラインがいい味出してます。

ホイールアーチもまん丸じゃなくてちょっと四角っぽいのも特徴的。

リフターのフェンダー部には、樹脂デザインのホイールアーチモールが装着され、ここでもSUVらしさを出しています。ここの違いは、全体の印象を大きく変えるポイントかなと思いました。

もう少しアップで。平坦な印象にならないように、窪んだプレスラインを入れて、フェンダーの盛り上がり感を演出してます。

リフターの樹脂アーチモールもデザイン性が高く、3つの窪みが用意されていて印象的です。結構厚みもありました。

サイドビュー 〜ベルランゴ VS リフター〜

サイドビュー形状は、ベルランゴもリフターも全く同じですが、先ほど紹介した通り、フェンダー部分などで細かいデザインの違いは出してきています。

特徴的だなと思ったのは、サイドウィンドウデザイン。多角形の角ばったデザインが使われています。

アクティブ感がうまく出てて個人的にはスゴイ好きなチャームポイント。

ベルランゴ特有のところで言うと、サイドバンパーのデザイン。ここもシトロエンならではのデザインで、フォグ周りと同じようにホワイトアクセントが入っているのがポイント高い。

ベルランゴはしっかりサイド撮れてませんでした、ごめんなさい。

見辛いですが、ベルランゴはフェンダー同様にサイド下まで樹脂で覆われたSUVテイストのデザインになっています。

ルーフレール

ルーフレールの形状は両者全く同じっぽいですが、カラーが異なります。

ベルランゴはブラック。ホワイトアクセントと共に、ブラックアクセントも散らばっているのもポイントの1つ。

リフターはシルバー。フロントのアンダーと同じような色。こちらも統一感があって好印象。

タイヤ&ホイール

サイズは両者ともに215/65R16。

ベルランゴは、ルーフレールと同じくホイールもブラックになってます。ホワイトとブラックを上手く使い分けて、大きなボディを引き締めてます。

リフターはシルバー。こちらもルーフレールとの統一感は取れてます。

5スポークなのはどちらも共通ですが、色だけでなくデザインもそれぞれ独自のものになってます。

スライドドア

スライドド機構は、ベルランゴもリフターも全く同じ。ベルランゴベースで紹介していきます。

このスライドドアですが、両ドア共に電動スライドドアではありません。国産ミニバンであれば電動が当たり前になってると思うので、ここは戸惑う方も多いのかも。

ただ、手動ドアなのでその分ボディを軽くすることもできていると思いますし、故障して開かなくなる心配もありません笑

電動スライドドアの故障トラブルは案外多いらしく、修理費もバカにならないのです

ただ、スライドドアを開ける際には、結構力が要る感じでした。女性にはちょっと重すぎるかもしれません。

ただ、その分、ドアの剛性の高さみたいなのは強く感じました。国産ミニバンやトールワゴンとは比にならない剛性感があります。これは走りも期待大です。

スライドドアの道筋のところw

剥き出しで、結構作り雑なんだなーと思いました。それとも計算し尽くしてデコボコした感じにしてるのだろうか?w

スライドドアの裏側。

リアビュー 〜ベルランゴ VS リフター〜

リアビューは基本的なデザインに違いはありません。違いは、テールランプデザインと、リフターの場合はアンダー部にシルバー加飾が付くくらい。(フロント同様)

サイドウィンドウも特徴的なデザインでしたが、リアウィンドウもヘキサゴンになってるんですよ〜。面白い。

さすがに商用車的な雰囲気が出てしまうリアビューですが、細かいところまで気を配っている感じはリアからもしっかりと感じ取れます。

テールランプの下に樹脂部が繋がる感じも面白いです。

テールランプ

ベルランゴのテールランプ。LEDポジションランプの形状が独特です。

綺麗に光ってくれます。ターンシグナルはポジションランプの下。

リフターはプジョさんらしく、ライオンの鉤爪をモチーフにしたLEDポジションランプになってました。

どちらも夜走っていると目立つ存在になりそうです!

テールゲート&ガラスハッチ

リフター、ベルランゴには、ガラスハッチが用意されています。テールゲート開けるボタンの右側にそれ用のボタンが配置されてます。

テールゲートはどうしても大きくなってしまいますので、後ろに十分なスペースを確保できないような場面も出てくると思いますが、小スペースで開けられるガラスハッチが用意されているので、そこも安心。

内装編でも紹介しようと思いますが、ラゲッジスペースには仕切りが用意されていて、高段もしくは中段に仕切りを配置することができるようになってます。

中段に設置しておくと、ガラスハッチからの物の出し入れは容易にできそうでした。仕切りの対荷重性も結構高そうな感じ。

ガラスハッチは開ききる直前のところでブレーキが効いて、最後はゆっくり開く感じが地味に気持ちいいポイントでしたw

テールゲートを開くとこんな感じ。

あれ?ラゲッジスペース上になんか箱あるぞ?とすぐさま気付いた方はお目が高い!

この辺りの機能的なところは、内装編で紹介します!

ベルランゴとリフター 内装編も合わせてどうぞ!

エクステリア編お楽しみいただけましたでしょうか!

内装・機能編もアップしています。こちらも両者との比較を交えて紹介していて、エクステリア以上に細かい違いが多く見られました。

是非合わせてご覧いただければと思います!

ドライブフィール編も是非チェックください!

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