こんにちは、自称試乗マニアのくるすぺです。
今回の試乗レポートは、スズキのエスクード!前々から非常に気になっていた1台でした。
2018年末にマイナーチェンジを迎え、1.4Lガソリンターボエンジンオンリーという布陣に。
このパワートレインはエスクードの大きな武器の1つだと思います。
が、この車はエンジンがいいだけではない!そのことをしっかりお伝えできればと思っております!
是非、最後までお楽しみください。そして、エスクードのことを少しでも好きになってくれたら嬉しいです。
試乗させていただいたのは、スズキアリーナ金沢東店。
ここのディーラーの試乗コースは長くて色んな道を走れるのでかなりオススメです。お近くの方は是非!
エスクード 〜試乗マニアによる試乗インプレッション〜
- グレード・価格・スペックなどの基本的な情報について(簡単に)
- 静的質感について(簡単に)
- 動的質感について(メイン)
- 5つのポイントで動的質感の採点評価
こんな流れで話していきます。写真もたくさん紹介しますが、本記事では動的質感をメインに語っていきます。
エスクードの基本情報を紹介

試乗インプレを語り出す前に、まずはエスクードの基本的な情報について簡単にお伝えしていきます。
本ブログ独自の採点方式を利用したパワートレイン評価(S~Gで評価)もここで紹介します!
グレード展開・価格
- 1.4ターボ:270万円
グレード展開は1種類のみと最強にシンプル(笑)
スズキにしては価格は高めの設定ですが、走行性能を考えるとコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
タイトルにもありますが、この車、実はハンガリーにあるマジャールスズキ社で生産されているんですよね。
言ってしまえば輸入車なのであります。
私は結構単純なので、この情報だけで魅力度3割り増しくらいになってますw 浪漫感じません?
安全装備もなかなかの充実度。

ACCは全車速追従機能が付いているのですが、電子パーキングじゃないのでホールド機能がなく、2秒間しか停止していられないというのは惜しい感じがしますねw
スペック ~くるすぺ独自のパワートレイン評価~
基本スペック | ||
---|---|---|
サイズ | 4,175 x 1,775 x 1,610 | |
重量 | 1,220kg | |
エンジン | 1.4L直列4気筒ガソリンターボ | |
ミッション | 6AT | |
最高出力 | 136PS/5,500rpm | |
最大トルク | 210Nm/2,100rpm | |
燃費・燃料 | 16.0km/L・レギュラー(WLTCモード) | |
駆動方式 | 4WD | |
サス(前) | マクファーソンストラット式 | |
サス(後) | トーションビーム式 | |
パワートレイン別情報 | ||
1.4Lガソリン | 価格帯 | |
270万円 | ||
独自の採点方式による評価 | ||
パワー | トルク | |
B- 71.7点 |
B 76.3点 |
なんといっても魅力的なのが1.4Lガソリンターボエンジン。
これ、スイフトスポーツと同じエンジンなんです。ただし、スイスポはハイオク仕様で、エスクードはレギュラー仕様。
そのため出力トルク共にスイスポよりは穏やかですが、評価を見て分かる通り非常に高い点数を叩き出しています。
エスクードの静的質感について少し語る
一眼で撮影してきた写真それぞれに一言コメントを添えました。
写真は動的質感編でも小出しに紹介しますよ!
エクステリア
ボディーカラーはギャラクティックグレーメタリックという色でした。
ちなみに全6色からボディカラーを選べ、うち3色はブラックルーフの2トーンカラー設定となっています。

ワイド感もあって迫力のあるデザインです。
フォグ周りの彫り具合が結構独特だなと思います。

ヘッドライトはLEDが標準装備です。
ただし内側のハイビームはハロゲン。
オートハイビーム機能もありません。

シンプルな造形ですが、それがまたエスクードらしいところ。

横長のスッキリランプの方が似合うんじゃないかなーとも思ってしまいます。

インテリア

ドアの閉めた時の音は少し安っぽい「バシャン」という音がする。

センターの3つの○も可愛い。アナログ時計もオシャレ感ありますねw

スポーティさもうまく演出しています。

全車速追従ACCが付いているんですが、ホールド機能は無し。
停止から2秒経つと発進してしまうので注意してください。

サイドは本革、メイン部はスウェード調と、私が大好きな組み合わせです。

ただシートはフラットでサポート感はほとんど感じれません。

十分実用的に使えます。
エスクードの動的質感について熱く語る
素人目線ではありますが、乗ってきて感じたことを、自信を持って!素直に!正直に!お伝えしていきます!
スイスポエンジンのレギュラー仕様の実力
まず語りたいのはやっぱり加速フィーリングのところですねー。
パワートレイン評価は十分すぎる数字でしたが、実際の加速感がイマイチな車も中にはあったりします。
エスクードの加速感はと言うと。。

素晴らしい!!!
とにかく伸びやかさが印象的な加速フィールでした。
出足もターボ特有のラグ感もなく、スムーズにリニアに加速していく感じで、街乗りでも非常に扱いやすいタイプだと思います。
ミッションがCVTではなく6速ATを採用してくれているのも嬉しいところですね。
シフトフィールもよくできていて、嫌なギクシャク感がなく、中速域まで全くストレスなく、思い通りに、いや、想像以上に気持ちよく加速してくれる感じは、この価格帯の車ではなかなか味わえないところではないでしょうか。

マニュアルシフトもなかなか面白いです。
エンジンフィールは思っていたよりは刺激的なところは薄い感じ。ここは可もなく不可もなくといったところですかね。
そこまで大きな音が室内に入ってくる感じではありませんが、エンジン音の質感は今一歩。高揚感あふれる感じでもないですし、質感高いエンジン音というわけでもありません。
音の感触は普通なんだけど、車が伸びていく感じは凄い。なかなか不思議な感覚に陥る加速フィールでもありました。

ブレーキタッチとペダルの剛性感
この車、ハンガリー製であると冒頭でお伝えしましたが、走りの部分でもちらほら欧州車チックな部分を感じさせてくれました。もちろんいい意味で。
その1つがアクセルペダル、ブレーキペダルの剛性感。

こんなこと言っちゃアレかもしれませんが、スズキの車とは思えないほどガッチリとした剛性感のあるペダルです笑
アクセルコントロールが非常にしやすい。なので、上述した通り、思い通りに気持ちよく加速していけるんです。
クセが全くない、非常に扱いやすいアクセルペダルになっていると思います。

ブレーキタッチは、アクセル以上に気に入りました。
初期制動もしっかり出てますし、ブレーキの踏み応えもしっかりしているので、ブレーキコントロールもかなりしやすいです。(クロスビーがイマイチだったので心配してました。)
ドイツ車とフランス車の間くらいのちょうどいい感じがあるなと個人的には感じましたw
ペダル周りがしっかりしているだけで、いい車感がすんごい出ます。試乗の際はペダル感を気にしてみて欲しいです!
あ、でも、アイドリングストップはかなりイマイチ。すんごいギクシャクしながら止まります。
ここも可愛がってくださいなw
速度が出るにつれて気持ちよくなる乗り味

エスクード君、乗り心地もなかなか良くできています。
低速時に限っては、やや路面のざらつきを捉えてしまう感じがあり、不快な微振動が気になる場面もありました。
しかし、速度が出ていくにつれて、その感覚はほとんど感じなくなっていきます。
リアサスはトーションビームなんですが、トーション特有のネガティブな印象は全くなかったですね。
小さな段差を乗り越えていく時の、コツンコツンという感触、これがなんとも気持ちいいんだ。

コンチネンタル履いてました。
私の愛車もコンチネンタルなので親近感。
マイルドにいなしていくタイプの足ではないんですが、ボディ、シャシーの剛性の高さをしっかり感じ取れる乗り味で、ここもどこか欧州車を彷彿とさせるような乗り味です。ドイツ車ほどガチガチでは無いですけども。
とにかく乗っていてすごく安心感がありました。
高速でも、きっと気持ちよく、安心して運転できる車に仕上がっていると思います。
扱いやすく素直で気持ちいいステアリング
ステアリングも、これまた中々の物をお持ちであります。
なんかステアリング重たいみたいな記事を見た気がしますが、個人的には重たいなという印象は全くありませんでした。

低速でのコーナーでも、するっと嫌な感覚なくステアリングを切れますし、ステアリングの操舵角と車が曲がっていく角度がビシッと合っているなあという感覚も、非常に気持ちいいものがあります。
今回の試乗では、幹線道路も走らせていただき、そこから降りる際に結構急な連続カーブが現れるコースでした。
この場面におけるエスクード君の身のこなしは素晴らしかったです。
ステアリングを切ってから車が曲がりだすまでにラグ感があるような感じも全くありませんし、曲がる角度が想定とビシッと合うので、ステアリングの修正舵も少なく済んで、そう、気持ちいいのです。
先ほど、剛性が高く安定感抜群な乗り味ということも言いましたが、コーナリング中が一番それを感じることができました。
ある程度速度が出ていても、全然嫌なロールが出てきません。
ビシッと四輪で地面を捉えてくれている感じがすごい伝わってくる、いや、伝えてきてくれるんですよね。
「僕に任せといて、こんなのまだまだ余裕だよ!」
ということをしっかりと伝えてくれるので、乗っていて安心なのです。(無理してこう言っている場合は目も当てられないですがw)

ハンドリング、コーナリングに関しては、ネガティブな印象は全く感じることありませんでした。
剛性の高さもそうですが、ALLGRIPという4WD制御システムもうまく働いてくれているのでしょう。

SPORTモード試すの忘れました。。
SPORTでは4WDを積極的に使うようになるそうです。
ALLGRIPの1つの特徴として、車両運動協調制御システムがあります。メーカーによる説明は以下の通りで、トルク配分とハンドル操舵のトルクアシストをうまくやってくれるということ。
4WD制御と電動パワーステアリングを協調制御。前後輪への最適なトルク配分とハンドル操舵トルクアシストにより、コーナリング中のアンダーステア傾向やオーバーステア傾向(車両横滑り傾向)を抑制して運転操作をアシストします。それでもスリップや横滑りが発生した場合にはESP(R)が作動して走行安定性を確保します。
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/
SPORTモードにすれば、4WDを積極的に使うことで、より安定度を増した走りができそうです。SPORTモード使ってのワインディングはとても気持ちいいんじゃないでしょうかね〜。
おまけ:視界性能


視界性能に関しては、アイポイントが高く見晴らしがいいです。
が、ピラーが結構太く感じるデザインで、サイドミラーの邪魔感もやや感じる部分。
左前方の低いところの死角はやや大きいのかなという印象でした。ただ、ボディ形状も車幅間隔の掴みやすいものですし、前方、サイド、後方の窓も大きく取られているので、普段運転していて見づらいなとか不安に感じる場面にはあまり遭遇しないんじゃないかと思います。
エスクードの動的質感評価まとめ

- 加速感 … 8.5/10点 A+
- 乗り心地 … 7.5/10点 B+
- 静粛性 … 7.0/10点 B
- 操舵性 … 8.5/10点 A+
- 楽しさ … 8.0/10点 A
総合得点:79/100点 B+
最後に 〜その他オススメの車を紹介〜
エスクードの魅力、感じていただけましたでしょうか。
動的質感は噂通り、光るものを感じました。突出した感じではないですが、全てにおいて標準以上の質感を持っているような、オールラウンダー的な存在かなと感じてます。
運転していてストレスを感じることが少ない車でしたね。何を取ってもちょうどいい気持ちよさがありました。
コンパクトSUVをご検討中であれば、くるすぺが選ぶおすすめコンパクトSUV特集記事なんかも書いてますので、是非クルマ選びの参考にしていただければと思います。
最後に、エスクードに興味があるあなたに特にオススメしたい車を2台紹介させていただきます。こちらの試乗記も是非合わせてご覧になってみてください。
三菱 RVR

エスクードと同じようにもっと評価されるべきだろうと個人的に感じているSUV。
エスクードのような魅力のあるパワースペックはないんですが、エンジンフィールは上々で、マルチリンクサスペンション搭載の上質な乗り心地も魅力的です。
スズキ クロスビー

エスクードはやっぱりちょっと高いなーなんて考えている方は、一度クロスビーも体感いただいてみるのがいいかもしれません。
この車は1Lターボ+小型モーターのマイルドハイブリッド車。このパワートレインも魅力的なんですよねー。そして179万円から購入可能という安さももちろん魅力的。
その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね!
こんにちわ。
今はボルボなりの私ですが、昔はエスクードに半年乗ったことがあります。手放した理由は、エンジンの質感の悪さとトルクのなさ。
2リッターエンジンでありながら東名高速道路の伊勢原バス停付近で渋滞をおこしていまいそうな速度の落ちで、高速道路も試乗しておけばと思ったことは、よい思い出です笑
いまはカッコイイし(前もカッコは良かった)車重も軽くなって良さげですね。スズキは2リッター以上のエンジンは他から買った方が良いですよ。
軽は悪くないんですけどね〜
マコさん!初めまして!笑
半年乗られてたんですね! そんなエスクード時代があったんですか…勉強になります。
エンジン音の質感、加速フィール、私もすごい気にするところでして、お気持ちとても分かります。
国産のコンパクトSUVでターボって意外と少ないんですよね〜。輸入車なら当たり前というかNAの選択肢ないですけど笑
この子の加速フィールは申し分ないですよ!とても気持ちよく乗せてくれる子でした!
はじめまして(笑)
当時はターボは搭載していませんでした。
今は標準でターボがつくようになりつつあって、燃費も良くてトルクもあって。。。幸せな世界になりつつありますね!
大排気量時代からダウンサイジング、次は電動ターボですかね。エスクードもスズキで一番高い車でしょうから、エンジンの質感にはこだわりがほしいです!
今後もよろしくお願いします〜