くるすぺ

自称試乗マニアによる自動車ブログ

【試乗+採点評価】ゴルフ8 R-Line:退屈だなんて言わせない

どうも、くるすぺです。

ゴルフ8、試乗してきましたよ〜!

試乗車のグレードはR-Line。専用サスペンションやステアリング設定を持ち、見た目だけでなく走りもスポーティな味わいになっているモデルです。

私自身、次期愛車候補にゴルフシリーズを考えていますが、試乗してますますその思いが強くなりました。

はい、そうです。とても楽しかったのです!

と言うわけで、「走り」の部分を中心にゴルフ8をじっくりレポートしていきたいと思います!

試乗、撮影ご協力 Volkswagen野々市
非常に丁寧に車両の説明をしていただきました。
お近くの方は信頼できる営業さんご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。

ゴルフ8 〜試乗マニアによる試乗インプレッション〜

ゴルフ8のターンシングナルランプ
  1. グレード・価格・スペックなどの基本的な情報について(簡単に)
  2. 静的質感について(簡単に)
  3. 動的質感について(メイン)
  4. 5つのポイントで動的質感の採点評価

こんな流れで話していきます。写真もたくさん紹介しますが、本記事では動的質感をメインに語っていきます。

ゴルフ8の基本情報を紹介

ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス(斜め)

試乗インプレを語り出す前に、まずはゴルフ8の基本的な情報について簡単にお伝えしていきます。

本ブログ独自の採点方式を利用したパワートレイン評価(S~Gで評価)もここで紹介します!

グレード展開・価格

  • eTSI Active Basic:291万円
  • eTSI Active:312万円
  • eTSI Style:370万円
  • eTSI R-Line:375万円

価格だけ見ると、うーんちょっと高いかなあという印象は抱きました。あくまでこれはノーオプション時の価格であるというところにも注意が必要です。

オプションは以下3種類ありまして、DiscoverProとテクノロジーパックは基本装備するものと考えていた方がいいです。(以下、ブログ仲間のUUさんの記事から引用です。)

DiscoverProパッケージ ¥198,000※初期導入モデルでは全グレードで標準装備
・フォルクスワーゲン純正インフォティメントシステム”DicoverPro”
(SSDナビゲーションシステム、ETC、通信モジュール内蔵、MP3/WMA再生、AM/FM、ワイドFM対応、地デジTV受信、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン、コネクティビティ機能”App-Coonect”)


テクノロジーパッケージ ¥165,000※DiscoverProパッケージとセット
・LEDマトリクスヘッドライト”IQ.LIGHT”(ダイナミックターンインジケーター付)
・スタティックコーナリングライト★
・ダイナミックコーナリングライト
・ダイナミックライトアシスト
・駐車支援システム”ParkAssist”
・パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)★
・オプティカルパーキングシステム★
・オールウェザーライト★
・ヘッドアップディスプレイ
・LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター付)
★Style、R-Lineは標準装備


ラグジュアリーパッケージ ¥231,000※Activeは選択不可、DiscoverProパッケージ・テクノロジーパッケージとセット
・電動パノラマスライディングルーフ(サンシェード、UVカット機能付)
・プレミアムサウンドシステム”Harman Kardon”(総出力480W、12チャンネル-9スピーカー)

出典:WONDERFUL CAR LIFE

なので、実質は車両価格に+36万円ほどしたのが購入する際の車両価格のベースになると思います。R-Lineだと410万円ほどになってしまうということですね。

ただ、安全装備の充実度、動的質感の高さを考えると、これくらいの価格じゃないと割りに合わないなとは思いました。特に「走り」の面が素晴らしかったので、この走りの部分の魅力をしっかりと伝えられたらなと思います。

GTIとか幾らになるんだろうなあ…(泣)

スペック ~くるすぺ独自のパワートレイン評価~

サイズ 4,295 x 1,790 x 1,475
重量 1,360kg
パワートレイン マイルドハイブリッド
1.5L直列4気筒ガソリンターボ + 48V
最高出力 150PS/5,500rpm (モーター: 13PS)
最大トルク 250Nm/1,500rpm (モーター: 62Nm)
燃料・燃費 17.3km/L(WLTC)・ハイオク
駆動方式 FF
サス(前) マクファーソンストラット式
サス(後) マルチリンク式
パワートレイン別情報
1.5 eTSI パワー トルク
B- 72.2点 A- 82.4点
1.0 eTSI パワー トルク
D  54.6点 B  75.0点

・諸元は、試乗車のR-Lineのものになっています。
・[パワートレイン別情報]に記載しているランク(A, B, C…)は、パワーウェイトレシオ/トルクウェイトレシオを独自の採点方式でランク化したものになっています。(Cで普通くらいと思っていただければ)

ゴルフ8の内外装について少し語る

撮影してきた内外装の写真を、一言コメントを添えながらご紹介します。

エクステリア

ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス(スモールライトON)
ヘッドライト点灯
ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス(デイライトON)
デイライト点灯

似たような構図の写真を2枚貼りましたが、上側がヘッドライトが点灯している状態で、下側がデイライトのみ点灯している状態です。
ここで見てもらいたかったのは、フロントエンブレムを横切るラインのライトの点灯状態です。
StyleとR-Lineはグリルのラインにもライトが搭載されているのですが、このライトはヘッドライトがONになっている時に光る感じになっています。

真ん中光る感じがめちゃくちゃかっこよいと思います!!

ゴルフ8 R-Lineの新フォルクスワーゲンロゴ
New VWエンブレム

エンブレムも新しいデザインに切り替わり、モダンな印象に生まれ変わりました。このロゴの雰囲気大好きです。

ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス(斜め、ライトON)
R-Line(ディープブラックパールエフェクト)

ゴルフ8が発表された当初はゴルフ8の顔付きに対して賛否両論あったと思いますが、私は結構好きな雰囲気の顔付きなんですよね。
そして、写真で見るよりも実物の方が何倍もかっこよく感じました。なんか重心が低い印象を抱きます。

バンパーデザインはR-Line専用デザインになっていて、バンパー全面にブラック塗装が施されているのがポイントです。ブラックボディとの相性もかなり良いですね。

ゴルフ8 Activeのフロントバンパー
Active(キングズレッドメタリック)

こちらがActiveグレードのバンパー部で、ボディ同色ペイントと無塗装ブラックが組み合わされたデザインとなっています。Styleになると、3本線の一番下がクロームメッキ加飾になるようです。

ゴルフ8 R-Lineのサイドビュー
雰囲気のあるサイドビュー
R-Line専用の17インチホイールデザインとの相性もなかなか良い
ゴルフ8 R-Lineのサイドビュー(斜め後ろ)
一目でゴルフと認識できるフォルム

サイドビューは伝統のスタイルを維持。
分厚いCピラーがうまくサイドデザインを纏めている気がします。

ゴルフ8 R-Lineのリアビュー
IQ. LIGHTのデザインが先進感を非常に高めてくれている

リアビュー引きで撮れておらずすみません。
とりあえずテールランプの形状と点灯パターンがめちゃくちゃかっこいいです。

ゴルフ8 R-Lineのダミーマフラー
R-Line専用のダミーマフラーデザイン
左右2本出しみたいな雰囲気のデザインになっている

ダミーマフラーデザインですが、割とかっこいいので個人的にはアリです。(GTIやRでこれをやられると萎えてしまうと思いますが…)

インテリア

ここでは運転席周りだけを簡単に紹介します。
その他の内装写真は動的質感を語りながら合わせて紹介していきます。

ゴルフ8 R-Lineのドアトリム
R-Lineにはカーボン調とスェード素材がアクセントに入る

ドアトリムですが、結構デザイン良くできているんじゃないかなと思います。スッキリしててかっこいいですよね。
高級な雰囲気は無いかもしれませんが、そこをデザインで上手く補っているところは好印象です。

ゴルフ8 R-Lineの内装運転席全貌
R-Line 運転席全貌

こちらがゴルフ8の運転席全貌です!
デジタルメータークラスターのセンターディスプレイの繋がりが美しいです。
フォルクスワーゲンらしいシンプルさを保ちつつ、ここに妖艶な雰囲気も少し入ってきた気がするのは私だけでしょうか。特にダッシュボード周りのデザインにそう感じます。

ゴルフ8 Activeの内装運転席全貌
Activeの運転席全貌

こちらはActiveグレードの写真になりますが、この角度だとダッシュボード周りの抑揚感と運転席の囲まれ感がより強く感じられるかなと思います。色気があります。

またベースグレードとなるActiveでも十分質感高いです。
1.0 eTSIとトーションビームの組み合わせの乗り味も確かめてみたいですね〜。

ということで、続いて動的質感の部分について語っていきます!

【ちょっとブレーク】メール連絡が希望できる一括査定

新車購入の際は、ネットで一括査定もご検討ください。
私自身、インプレッサを一括査定に出して売りましたが、ディーラー見積もりよりも40万も高い130万円で売ることができました。

また、カーセンサーならメールでの連絡を希望できるし、オークション形式での依頼もできるので、多数の電話がかかってくるのが嫌な方も安心して使っていただけます。査定に出すことで購入意欲もさらに湧いてきますよ!
【参考】一括査定でメール連絡を希望する方法

ゴルフ8 R-Lineの動的質感について熱く語る

素人目線ではありますが、乗ってきて感じたことを、自信を持って!素直に!正直に!お伝えしていきます!

【加速フィール】eTSIは想像以上にパワフル

個人的に非常に気になっていたのが、eTSIの加速フィールです。

R-Lineに搭載される1.5 eTSIは、新開発1.5L TSIエンジンに48Vバッテリーと小型モーターが組み合わさる、所謂マイルドハイブリッドシステムとなっています。

乗る前の予想としては、出足が滑らかでスムーズになってくるんだろうなあというものでしたが、実際に体験して感じた印象は予想を少し裏切られたものでした。

もちろん、低速域の滑らかさも魅力的だと思います。DCTの弱点と言われている部分をうまく補えているのでしょう。

ゴルフ8のデジタルメータークラスター(速度計表示状態)
デジタルメータークラスターは高精度で見やすい
カラーはアンビエントライトカラー設定と連動する
ゴルフ8のデジタルメータークラスター(ナビ表示状態)
ナビ表示ももちろん可能
ステアリングに配置されるスライダーで拡大縮小もできちゃう

「滑らかさ」というところ以上に印象的だったのが「力強さ」です。

発進加速は思いの外パワフルでした。愛車(508SW)に乗ってる感覚でアクセルを踏み込んじゃうと速すぎてビックリしてしまいます。

最大トルク61Nmを発生する小型モーターが効いてるんでしょう。停止状態からアクセルを踏んだ際のレスポンスの高さ、これはエンジンだけでは中々出せないフィーリングだと思います。

今回の試乗では「コンフォート」「スポーツ」の2つのモードしか試しませんでしたが、「エコ」モードに設定すると発進時の滑らかさはより強く感じられるかもしれません。是非試してみて私に教えてください笑

ゴルフ8のセンタースイッチ(ハザード)
ダッシュボード中央のスイッチでモード切り替え画面を呼び出せる

また、アイドリングストップからの立ち上がりもかなり素早くてストレスは全く感じませんでした。
完全停止する前(5km/h〜10km/hくらいだったかなあ)にエンジンが止まる場面も経験しましたが、自然すぎてビビります。エンジンがかかってる時と同じようにスーッと滑らかに制止まで行けます、完璧です。

発進時やアイドリングストップへの恩恵も魅力的なんですが、個人的に一番気持ち良く感じたのは中間加速です。

30km/hくらいで走っている状態でグッとアクセルを踏み込んだ際のトルク感。ここも絶対モーター加担してると思います。

「ギュギュギュイーーン!キモティーー!!」(と心の中で叫びました。)

とにかくスペック以上のパワフル感を感じられることは間違いなしです。GTI狙ってるんだけどなーって人にも刺さる気がしますので、是非一度ご体感ください。(乗り味やハンドリング感含めて)

ゴルフ8 R-Lineのサイドビュー(斜め前)
洗練されたパワフル感を味わえるゴルフ8

パドルシフトについて。
普通ってマニュアル操作しても時間経ったらドライブモードに戻ると思うんですが、全然戻る気配がありませんでした。自動では戻らない or 戻るまでの時間がかなり長いのどちらかだと思いますが、シフトレバーにもマニュアル解除ボタンはありません。

Q. マニュアル解除するにはどうしたらいい?
A. パドルシフトを3秒ほど引き続ける

ということでした。
3秒長押しめんどくさいなと一瞬思ったんですが、手元だけでマニュアル<->ドライブの切り替えができるので、中々賢い方式だなと思いました。

ゴルフ8 R-Lineのセンターコンソール、シフトレバー
小さいシフトレバーはすぐに慣れる
プジョーの電子レバーに慣れてる方なら自然に扱えると思う

あと、ブレーキフィールも素晴らしいです。
ペダルの剛性の高さはすごく感じられコントロール性が非常に高いです。思った以上にブレーキ効く感じもありましたが扱いづらい印象は皆無でした。

ペダルのスクロール量が短い感じで、操作の楽さとコントロール性の高さを高次元で両立できています。文句の付け所がありません。

ゴルフ8 R-Lineのアルミペダル
足元から走りの質感の高さを感じる

【乗り心地】Cセグメントトップクラス

乗り心地は悪くはないだろうとは思ってましたが、ここまで良いとは想像もしていませんでした。

脱帽です。お手上げです。

ゴルフ8に採用されるリアサスペンションはグレードによって異なります。Activeにはトーションビーム式、StyleとR -Lineにはマルチリンク式サスペンションが採用されています。

また、StyleとR-Lineでもサスの設定は異なり、R-Lineには専用スポーツサスペンションが搭載されています。(おそらくセッティングが硬めに仕上げられていると思います。)

ゴルフ8 R-Lineのスエード調スポーツシート
シートもR-Line専用のスポーツシートになっている
見た目の質感も高いが、それ以上にホールド性が素晴らしくショックへの吸収性も高い
これは疲れが来ないぞ…
ゴルフ8 Activeのファブリックシート
こちらがActiveのシート
別の車かと思うほどシート形状が全く違う

このR-Lineの足回り、最高です。他のグレードは乗ってないけど、これがベストだろと断言したくなるほどのバランスの良さが光ります。

スポーツサスペンションと言っても、全然ガチガチの足ではありません。安直な表現をしてしまえば、”しなやかさ”が際立っています。

今回、結構長い時間試乗させていただいたんですが、嫌な突き上げが来たなという瞬間はほぼゼロでした。
強いて言えば大きな段差を乗り越える際に1回あったかなというくらいで、段差の大きさを考えるとそれでもかなりうまく吸収してくれた方だなと思います。

なんと言うか懐がめちゃくちゃ広いんですよ。

「〇〇な路面には強いけど、一方で□□な路面にはちょっと弱い」と言うような部分は少なからずどんな車でもあると思うんですが、ゴルフ8は得意不得意の差がとても小さく感じます。

どんな道でも無難にこなしてしまう。究極オールラウンダーという名に相応しい乗り味を見せてくれました。

ゴルフ8 R-LineのCピラー周り

オールラウンダーという表現をしてしまうと、乗り味退屈なのかと思われるかもしれませんが、そうでは無いのです。

脚がすごく動いていなしてくれている感覚もすごい伝わるし、何よりタイヤの接地感がすごく気持ちいいんです。
濃いロードインフォメーションって雰囲気では無いかもしれないけど、適切に路面をしっかり捉えつつ、気持ちいい感触だけを室内にドライバーに伝えてきてくれる感じ。ここに上質感と満足感を感じてアドレナリンが分泌されるのです。

スポーティさと上質感をここまで高いレベルで両立できている車は中々無いかも。特に上質感という部分ですね。

ゴルフ8 R-Lineの17位ンチアルミホイール
R-Line専用の17インチアルミホイール
装着タイヤ: BRIDGESTONE TURANZA T005(225/45R17)
ゴルフ8 Activeの16インチアルミホイール
Active専用の16インチアルミホイール
装着タイヤ: GOODYEAR EfficientGrip(205/55R16)

これ、18インチとの相性もかなり良い気がします。R-Lineは18インチでも良かったんじゃないか?いや、でもこの17インチタイヤとの相性も抜群に良いしなあ。

とにかくR-Lineの乗り味は素晴らしいです。今ゴルフを買うとなったら、他グレードに試乗せずともR-Lineに決めると思います。決め手は足、絶対後悔しない自信がある。(とは言いつつ可能なら乗り比べて決めたほうが良いと思いますw)

ゴルフ8 R-Lineの後席の乗り込みやすさ
後席入り口も十分広く乗り込みやすい
ゴルフ8 R-Lineの後席シート
室内空間の使い方は非常に上手い
大人も余裕を持って座れます
ゴルフ8 R-Lineのシートバックポケット(スマホホルダー)
シートバックにはスマホホルダーも用意されている
ゴルフ8 R-Lineの後席用独立エアコン
後席エアコンは独立して温度設定が可能
後席からも変更可能だし、運転席インパネからも変更可能
USB-Cソケットもほのかに光ってくれるのが嬉しいポイント

【ハンドリング】この滑らかさは凄い…

加速フィール、乗り心地ともに素晴らしかったんですが、最も気に入ったのがハンドリングの部分です。

言い表すなら「極上の滑らかさ」。とにかく滑らかアンド滑らかなのであります。

ステアリングの反力感は割と薄めで、一般的には「軽い」と表現される部類に入るかなと思います。

ゴルフ8 R-Lineのプログレッシブステアリング
R-Line専用のステアリング
プログレッシブステアリング機能が搭載される

軽いと言ってももちろんスカスカな感じではありません。
重いから良い、軽いから悪い、ということを言う時代では無くなってきたのかなというのが個人的な思い。

軽くてもステアインフォがしっかり適切に捉えられるようになっていればそれで良くて、ゴルフ8のステアリングはそれがしっかりできているのです。

低速域でも高速域でも、統一感のあるステアフィールを感じることができるところが一つ強みとして挙げられるかなと思います。

そして、中立付近からの切り出しの際の車の動き方。ほんの少しだけ切っただけでもラグ感なく意のままに車がついてきてくれるのが気持ちよくて堪りません。GTIじゃなくてもこんな楽しいハンドリングができちゃうのか…

ゴルフ8 R-Lineの「R」バッジ(フロント)
ゴルフ8 R-Lineの「R」バッジ(サイド)
Rのロゴの雰囲気、すき〜

いや、実はR-Lineのステアリングも専用セッティングが施されています。

R-Lineには、可変ギアレシオの「プログレッシブステアリング」機能が付いており、標準ギア比も他グレードよりもクイックな比率になっているようです。ゴルフ7にはGTIやRのみに採用されていた機能だったと思います。

本当、結構機敏なステアリングになってまして、かなりアグレッシブに楽しめると思います。
今回の試乗では大きなカーブを試すことはできませんでしたが、車線内で敢えて細かくステアリングを左右に振ってみたときの挙動は素晴らしく気持ちよかったです。

この「気持ち良さ」は、
・リニアさ(滑らかさ)
・(反応速度的な意味での)クイックさ
・(ギア比的な意味での)クイックさ
・タイヤがどの方向を向いてるかはっきりと伝わるステアフィール
の全てが、上手い具合に調和して感じられたのかなと思ってます。いや〜これは病みつきになっちゃうなあ。

今回の試乗で、ワインディングでも楽しめる車であることは容易に想像がつきますが、プログレッシブステアリングはワインディングに入るとより活きてくる機能なので、是非ワインディングでも試してみたいですね〜。

ゴルフ8 R-Lineのシーケンシャルウィンカー
シーケンシャルウィンカーが採用される

【静粛性】強いて言えばエンジン音

静粛性にもかなり気を配ってくれている印象がありました。

横方向からの音(他車両の走行音など)の侵入もかなり少なく抑えられていますし、下方向からの音(ロードノイズ)も17インチタイヤにしてはよく押さえられていると思います。

ロードノイズに関しては、音の小ささよりも質感の高さが目立つ印象で、路面のざらつき感をしっかり洗い落としている感じがあります。粒が立ったきめ細やかな音、という感じでしょうか。

更に嬉しいのが、リアサスからの音の侵入がかなり少ない点です。ガコン、ガチャンという音が立たないので、乗り心地と相まって非常に質感の高い乗り味に感じられます。

自身のエンジン音に関しても割と抑えられている方かなとは思いますが、エンジンの音質の雰囲気は、他の音の質感と比べてしまうとやや劣る感じがあるかなと感じました。

エンジン音は低音が響く感じで、室内でちょっとこもる感じがありました。もう少し回してあげると印象も変わったかもしれません。

これも強いて言うなら、って感じなんですけどね。褒めポイントが多すぎたので苦し紛れのいちゃもんです。

それほど全方向でレベルの高い仕上がりだったのです。

ゴルフ8 R-LineのAir Care実行中画面
Air Careという空気清浄機能まで付いている
清浄の経過を青い部分で可視化してくれる
ゴルフ8 R-Lineのアンビエンスライト設定画面
アンビエンスライトは30色から変更可能
サブカラーも設定でき、メインとサブをどこに割り当てるかも変更できるみたい
ゴルフ8 R-Lineのダッシュボードアンビエンスライト点灯状態
ダッシュボード上に光るアンビエンスライトは羨ましい
ゴルフ8 R-Lineの後席上部ルームランプ(LED)
後席用ルームランプはLEDでデザインもお洒落

【番外編】ACCの精度の高さも魅力的

動的質感とは異なりますが、道中で試したACCが素晴らしく精度が高かったので少しだけ紹介しておきます。

ACCはもちろん渋滞追従機能付きなので、街中でも普通に使えます。

ゴルフ8 R-Lineのステアリングスイッチ
ACCの操作はステアリング左側のスイッチで

プジョーのACCに比べると、加減速の調整が非常に上手で違和感が少ないです。特に、前を走っている車を見つけてからの減速のタイミングが早く、じわっとスムーズに減速してくれるところがとても良かったですね。
これなら街中でも積極的に使えると思います。

また、前の車に追従して停止までした場合、プジョーなんかだと3秒以内に前の車が動き出さないと勝手に再発進はしてくれないのですが、
ゴルフ8のACCは信号待ちで1分くらい停まってた後でも、前の車が動き出したら勝手に動き出してくれるのです。これは本当便利で快適です。

ゴルフ8のDiscovery Proホーム画面のドラッグ操作
センターディスプレイのホーム画面のアイコンは、スマホ操作のように長押しドラッグで移動ができる

また、写真は撮り忘れてしまったのですが、ヘッドアップディスプレイも搭載されています。

速度のほかに、ACCの作動状況やナビ案内まで表示してくれるので、非常にありがたい存在になるかなと思います。(ACCの最高速度設定値なんかもヘッドアップディスプレイで見れました。メーター内だとめちゃくちゃ小さくて気づかないくらいでした…笑)

ただ、ヘッドアップディスプレイは座席をしっかり調整しないとすぐ見切れてしまいます。
私のいつもの感覚でシート下げ目で座ったところ、ヘッドアップディスプレイの下側が切れてしまう感じになってました。そういう場合はシートを少し上げれば解決します。(もしかしたらヘッドアップディスプレイの投影角度とかも設定できるのかもしれませんが。)

あとはIQ. LIGHTと呼ばれるLEDマトリクスヘッドライトもかなり魅力的です。
相当高機能なものになっているとは思いますが、夜の試乗で試してみたいですね〜。見た目も美しいです!

ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス
ゴルフ8 R-Lineのリアコンビネーションランプ
テールにもIQ. LIGHTが刻印されている

ゴルフ8の動的質感評価まとめ

ゴルフ8 R-Lineのフロントフェイス(遠目)

走行性能評価まとめとして、5つのポイントで採点評価させていただきます。参考程度にお受け取りください。

一応、価格帯やボディタイプを考慮した採点になっています。

  • 加速感      … A+
  • 乗り心地   … A+
  • 静粛性      … A
  • 操舵性      … A+
  • 楽しさ      … A+

最後に 〜その他オススメの車を紹介〜

長い文章にお付き合いありがとうございました。本当に素晴らしい出来栄えで感動すら覚えました。
派生モデルのヴァリアントやオールトラック、そしてスポーツモデルのGTIやRの展開も非常に楽しみですね!!

くるすぺではCセグメントハッチバックおすすめ集という記事も書いてますので、良ければ合わせてどうぞ! ゴルフ8も確実にランクインさせますが、順位はめちゃくちゃ悩みそうです笑(価格考えなかったら正直1位です。)

最後に、ゴルフに興味があるあなたにオススメしたい車を2台紹介させていただきます。こちらの試乗記も是非合わせてご覧になってみてください。

プジョー 308

プジョー308のフロントフェイス

1.0 eTSIを検討されている方は、プジョー308の1.2 PureTechが良い比較相手になると思います。
モデル末期ではありますが、熟成された走りの質感は絶品です。

マツダ MAZDA3

MAZDA3の内装運転席全貌

1.5 eTSIを検討されている方は、同じMHシステムを搭載しているSKYACTIV-X搭載モデルが良い比較相手になると思います。

その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね!

車購入で後悔しないために

皆さんは車を買うとき、下取りはどうしていますか?ディーラーで引き取ってもらっていませんか?
実はその買い方、損しているかも!?
しっかりと新しい車の値引きを獲得するためにも、まずディーラー以外で査定に出すことを強くオススメします。
高価査定を狙うにはやっぱりネットで一括査定が最適!

一括査定でメール連絡を希望する方法は、下記リンクを参照ください。
【参考】一括査定でメール連絡を希望する方法

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