くるすぺ

新型WRX S4 内外装をサクっとチェック!STI SportよりもGT-Hが良い!?【写真58枚】

お久しぶりです。くるすぺです。(4ヶ月ぶりのブログ更新となってしまい申し訳ございません、、)

色々と書きたい語りたいことはあるのですが、今回は2022年にフルモデルチェンジを迎えるスバル WRX S4の内外装をサクっと紹介していきたいと思います。

先行展示会(北陸スバル富山本店様)で撮影してきた写真「58枚」を放出します!是非楽しんでいってください。

新型WRX S4の外観をサクっとチェック

まずはエクステリアからチェックしていきましょう!

以下順で紹介していきます。

  1. フロントビュー
  2. エンジンルーム
  3. サイドビュー
  4. リアビュー
  5. トランクルーム

フロントビュー

まずは全体が写る構図での写真を2枚ご覧いただきましょう。

率直な感想は、う〜んレヴォーグ!笑 まあ、兄弟車なので当たり前と言えばそうなのですが、個人的にはヘッドライト周りの造形なんかもWRXならではの工夫を見せて欲しかったかなあと感じてしまいます。

ただ、全部が全部同じという訳ではありません。さて、どこが違うのでしょうか。レヴォーグの写真も見てみましょう。

レヴォーグ STI Sport EX

まず異なるのがグリルデザイン。
エンブレムを貫くラインにレヴォーグはメッキ加飾を、WRXはブラック系の加飾が施されている他、メッシュの形状も微妙に異なっています。WRXの方がよりスポーティな雰囲気ですね。

さらにもう一点、バンパーデザインがかなり違いますよね。
レヴォーグに比べてWRXは樹脂部分を多く使ったバンパーデザインとなっていて、無骨でやんちゃな雰囲気が醸し出されていると思います。

樹脂バンパーは良いと思うがもう少し差別化があったら嬉しい
コスト制約的なものもあるとは思うけど…
グリルとヘッドライトの奥行きが大きく異なるレイアウト
個人的にはグリルとライトの一体感がもう少し欲しいと思ってしまう

WRX S4のグリルですが、塗装色がグレードによって異なっています。
STI Sport Rグレードは「ダークグレーシリカ塗装」、GT-Hグレードは「ダークメタリック塗装」となっています。

STIの方が艶っぽい塗装って感じですかね。あと、STIバッジももちろんSTI Sportグレードの特権でございます。

参考:レヴォーグ GT-Hのグリル

WRX S4のGT-Hグレードを実際に目にした訳ではありませんが、何となくGT-Hの塗装の方がマッチするような気がするんですよね。

というのは、先ほども書いたようにWRX S4は無塗装樹脂バンパー部がかなり広く取られています。この無塗装部とうまくマッチングするのはGT-Hの「ダークメタリック塗装」の方なんじゃないかなと。

デザインでGT-Hを敢えて選ぶ、という選択肢は大いにありだと思いますぞ。

バンパーの無塗装部は近くで見るとデコボコしているのが分かります。
これ、空力性能を高めるためのディンプル加工となっているんです。デザイン的にもカーボンっぽい雰囲気出て安っぽくないし、それでいて走行性能を高めてくれるとか最高じゃないですか。

こういうところはスバルらしさが出ていて好きだなあ。でもダミーダクトデザインはイマイチだなあ。

エンジンルーム

おまけ程度にエンジンルームの写真もどうぞ。ボンネットダンパーが付いているのは地味に嬉しいポイントでした。

パワートレインは新開発の2.4LターボとCVTとの組み合わせ。最高出力257PS、最大トルク375Nmというパワフルな加速を支えるCVTの進化具合にも期待してます。

くるすぺオリジナルのパワートレイン採点評価結果は、パワーがS-、トルクがA+という結果。先代よりは幾分評価が劣りますがそれでも十分以上のスペックを誇っています。

サイドビュー

続いてはサイドビューを見ていきましょう!

やはり目を惹くのが樹脂フェンダーアーチモールです。どうやら不評みたいですが、個人的にはデザイン的にもかなり良いアクセントだと思うんですけどね。

無骨なパワフルセダンという唯一無二のキャラクターに仕上がっていると思っています。このチャレンジングは素晴らしい!
私自身、新型が発表されるまでWRXにあまり興味を示していなかったのですが、この樹脂フェンダーを見て「おお!」と食いついたタチです。

レヴォーグと比べて、全長は短く4670mm、全高は低く1465mmとなっています。
全長4670mmにしてはホイールベースはやや短めの2675mm(レヴォーグと共通)。真横から見るとフロントオーバーハングは長いかなあと感じてしまうかも。

でもでも、その雰囲気もこの樹脂フェンダーアーチモールを採用することでうまく馴染ませているという感じがするんです。樹脂フェンダーの存在があることで、フロントオーバーハングの塗装部が狭くなっているところもポイント。

樹脂のフロントバンパーがグッとめり込んできているのと、樹脂フェンダーアーチモールがあることで、オーバーハングの塗装部が狭くなっていると思います。

フェンダーアーチモールのデザインは、走りを予感させる前傾体制になっているのもポイント。フェンダーのヘキサゴン形状もうまく活きていますね。

ホイールデザインはグレードによって異なります。

STI Sportグレードでは上記のような切削光輝の質感高いホイールデザインとなっています。

ただ、個人的にはグリル塗装のところと同じ理由で、GT-Hのガンメタ塗装の方が全体として統一感あるデザインになるんじゃないかなと思ってたり。ガンメタ塗装の方が樹脂フェンダーが溶け込むような気がするんです。

しかし、STI SportにはZF製電子制御ダンパーが装着されるというのがかなりの魅力。走行モードによる減衰力の変化はレヴォーグ以上のものになっているようで、走りの質感に拘るならやはりSTI Sportを選ぶべきでしょう。(特にハンドリングの質感に大きく差が出る印象がありました。)

GT-Hはガンメタ塗装 デザインは同じですね
タイヤサイズも共通で245/40R18
筋肉モリモリなフェンダーの盛り上がり方が堪らん
レヴォーグに比べて全幅は30mm広がり1825mm

樹脂フェンダーアーチモール、個人的にはデザイン性的にも気に入っているのですが、これを採用した真の目的は「空力性能」の向上です。

フロントバンパーのところでも書きましたが、つるっとした樹脂ではなく微細な凸凹が施されていることがポイントとなってます。(スバルは空力テクスチャーと呼んでいるっぽい、かっけえ)

理屈としてはゴルフボールのディンプルと同じようなもの。この凸凹があることで空気を表面に吸い寄せてくれて、空気の剥離による大きな渦の発生を防いでくれるということです。

操縦安定性、直進安定性という部分にはもちろん効いてくるでしょうし、乗り心地の向上にも繋がってくるでしょう。

ただ、上の写真を見て分かる通り、傷はかなり着きやすそうです。。
特にサイドバンパーは横へかなり出っ張っていることもあり、乗り降りで擦るケースが頻発しそうで、、

空力性能を維持するにはコーティングなどもあまりよろしく無さそうな雰囲気なので、悩ましいポイントです。

リアビュー

続いてはリアビュー!これまた独特でインパクトのあるデザインになってます。

ヒョエ〜〜!!いかつい!!

このバンパー部の分厚さ、噛み切れないほどの肉厚ジューシーに仕上がっていますな。

斜め後ろからの構図も圧巻!4本出しマフラーも存在感抜群です。

そうそう、このマフラーデザインはグレード間で共通なようです。

このリアの重厚感こそがWRX S4ならではの個性
リアフェンダーのモリモリ感が素晴らしく良い!

テールライトはマグマをイメージしたイメージした粒々感があるものになってます。この発想は今までになかったのでは!?

こちらがブレーキランプ点灯したときの様子。これはめちゃくちゃマグマですわw
この存在感の出し方は斬新ですね〜。

STI Sportグレードにはリア左側にSTIエンブレムが付く

トランク先端はほんの少し上を向いている控えめな印象です。

ディーラーオプションにて、ブラック塗装の大型スポイラーを装着することもできます。

DOP:トランクスポイラー 価格は71,280円
参考:スバル公式HP

バンパー部は奥行きも大きく取られていて、立体的で複雑な造形をしています。
やりすぎかな?とも感じましたが、WRXはやりすぎなくらいがちょうど良いのかも。とにかく存在感は抜群でした。

トランクルーム

トランクですが、ボタンをポチッと押すと勝手にカパっと開きます。開く勢いが良すぎて、頂点部で2バウンドくらいしてました笑

ゲートはめちゃくちゃ軽いです、なんの素材でできてんだ?と思うくらい。

トランク容量はメーカーHP見ても明記されてなさそうでした。先代モデルが460Lということでしたが、もしかしたらそれより小さくなってるために明記されていないのかも?

高さは流石に無いですが、奥行きや幅は十分。ベビーカーはギリギリ置けるかな。。?

床下にはスペアタイヤは無く、床下収納スペースもほぼ無しといった感じです。

新型WRX S4の内装をサクっとチェック

続いてインテリアもチェックしていきましょう!

以下順で紹介していきます。

  1. RECAROフロントシート
  2. ドアトリム
  3. 運転席周り
  4. ステアリング/シフト周り/ペダル周り
  5. ライト/ウィンドウ
  6. 後席周り

RECAROフロントシート

基本的に内装デザインはレヴォーグと共通の部分が多いですが、今から紹介するRECAROフロントシートはWRX S4の特権!

RECAROフロントシートはWRX S4 STI Sport R専用のメーカーオプションとなっていて、オプション価格は22万円。中々高額ですが、STI Sportを選ぶのであれば是非ともRECAROシートにしたいと思わせられる逸品でした。

いや〜かっこいいです、RECAROの文字だけで脳汁が出ますね。

シート表皮にはウルトラスエードが用いられているのもポイント高し。STI Sportの標準シートはレヴォーグと同じ本革シートとなっています。

RECAROとロゴが打たれている部分はレザー仕様になっているんですよね。
肩周りの部分がYの字のようになって、腰だけでなく肩から包み込んでくれるようなシート形状になっています。

もちろん標準シートとはシート形状は全然違ったものになっていますよ!
STI Sportの標準シートとGT-Hの標準シートは、表皮の素材が異なるだけで形状は同じものです。そういう意味でもSTI Sportを選ぶのであれば、やはりRECAROシートを選ぶべきでしょう。

ウルトラスエードの薄いグレーと濃いグレーの使い方もおしゃれで好きです。
標準のレザーシートと比べて、ボルドー色の部分が少なくなっているというのも個人的には好み。

RECAROシートで一つ注意した方がいいとすれば、標準運転席シートは10ウェイパワーシートが採用されますが、RECAROシートは8ウェイパワーシートとなっていること。具体的に以下違いがあります。

ランバーサポート調整機能が無い、といった感じですね。RECAROシートにはその必要がない、という判断だと思いますので、特段気にする装備差でもないかと思います。

ちなみに助手席側はどちらも共通で8ウェイパワーシートです。

また、GT-Hの場合でも場合でもパワーシート仕様はSTI Sportと同じ。いやはや、やはりGT-Hの魅力度もかなり高いです。

ドアトリム(フロント/リア)

ドアトリムデザインは恐らくレヴォーグと全く同じだと思われます。

質感面、デザイン面共に申し分ないですよね。ドアハンドル周りのメタル調も無難にかっこいい感じで良きです。(若干、見慣れてきてしまった感は否めませんが。)

また、ドアポケット内側にフェルト素材が貼ってありますが、これはSTI Sport専用装備です。地味な装備差ですw

リアドアトリムの質感も、フロントドアと比べても質感は損なわれていません。

内装の素材の質の高さには安定感のあるスバル。いや〜どの車もコスパ高いですなあ。

運転席周り

運転席・助手席周りのデザインもやはり基本的にはレヴォーグと共通です。

しかし、11.6インチの縦長センターディスプレイは、毎回見るたびに「すげー」って感じます。

液晶メーター内に地図を明細に表示できる機能を持つのは、国産メーカーの中ではまだスバルだけではないでしょうか。サイズも大きく非常に見やすいものになっていると思います。

標準のインパネパネルは合皮が使用されていますが、個人的にはウルトラスエードに変更するディーラーオプションがオススメ。(実物は見れてませんが。)

セットオプション価格は52,800円
参考:スバル公式HP

このディーラーオプションを選べば、インテリアもかなりスポーティな空間になること間違いなし!
RECAROシートのウルトラスエードの雰囲気もかなりマッチしそうですし。

またインパネ以外のコンソールリッドやコンソールオーナメントの部分は、STI Sport標準だとボルドー色の合皮が使われている部分。ボルドーの割合を抑えたいという方にもおすすめできるオプションではないでしょうか。
(私がWRX S4を購入するとしたら、間違いなく選択します。)

ステアリング/シフト周り/ペダル周り

ステアリングはグレードによって素材やデザインが異なる部分です。

STI Sportには高触感革が採用されていて、触り心地がすべすべ心地良いです。
GT-Hは凸凹したディンプル加工がされたものになっていますが、GT-Hの方もかなり良さそう!

GT-Hのステアリング
我がプジョーのステアリングの素材感と似てる
出典:autoc-one.jp/

シフトノブは昔ながらのガチャガチャタイプ。CVTの出来はいかがなものなんでしょうか。

あ、ブレーキホールドの物理スイッチは欲しいよね。

ペダル類は標準でアルミペダルが装着されてます。こちらはGT-Hも同様で全車標準装備なり。

レヴォーグのブレーキタッチはすごくよかった印象があるなあ。
(過去の試乗記を読み返してたら、やっぱり絶賛してました。)

ライト/ウィンドウ

ルームライトはもちろんLED。スイッチは物理タイプですねー。ここは意外とセンサータイプの方が使い勝手いいと感じてます。

ライトの間にあるのは、メーカーオプションのサンルーフ開閉スイッチです。

やっぱりスバル車、視界性能は抜群に良いです。
ウィンドウラインも低いし、左前の死角もかなり少ない。(プジョーさんはこういうところもう少し気を配って欲しいと思っちゃう。)

こちらがメーカーオプションのサンルーフ。オプション価格は11万円です。
サイズは後席側には全く行き渡ってない感じです。

あくまで個人の意見ですが、走行性能への影響が気になってしまうので自分は付けないかなあ。ここまでバチバチに走行性能を極めたモデルだと特に躊躇してしまいます。

後席周り

サイドバンパーの幅が分厚く、後席への乗り込みの際はちょっと気を使うと思います。
先ほど載せた写真のように傷も付きやすい素材となっていますので、、

ただ、それ以外は開口部も広く、頭上空間もそこまで低くなく、十分ファミリーカー的な使い方にも耐えられるはず。

ホイールベース短い割には結構足元空間広いんですよね。

あ、RECAROシートオプションを選んでいるので、後席の表皮もウルトラスエードになってます。滑りづらくて良いね。

後席用エアコンはもちろんのこと、USB電源2口に加えてリアシートヒーターまで全車標準装備!!

走りへのこだわりが強い車ですが、ただそれだけじゃない車というのがこの装備で分かります。

家族も快適、そしてお父さんはウキウキ。そんな車こそが最高な車じゃないですか?

後席アームレストもしっかりあるしね!
ほら、窓だって大きくて見晴らしもいいぞ!

新型WRX S4内外装まとめ

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

WRX S4を見て感じたポイントをざっくりまとめます。

YouTubeにも4K内外装動画を投稿していますので、よろしければ合わせてどうぞ!

また、ブログ仲間のUUさんが別の先行展示会でGT-Hグレード(マグネタイトグレー)のWRX S4の撮影動画をUPされています。展示場が狭くて撮影が難しい感じだったみたいですが、是非ご参考ください。

車購入で後悔しないために

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