今回は東京モーターショー2017でコンセプトモデルが展示されましたクラウンのフルモデルチェンジ情報をまとめていきたいと思います。まだ未確定情報も多いですが、情報が入り次第この記事を更新していきます。
クラウンといえば日本の高級車という立ち位置だと思いますが、若者からの人気がなくなってきているのは事実としてあると思います。そこでフルモデルチェンジで若者層からの人気を取り戻そうとスタイルにこだわって作り込んできています。どういった変更がありどういった特徴がある車になっているのか、まとめていきたいと思います。
トヨタ新型クラウン フルモデルチェンジ情報まとめ! 2017年夏発売! 外車に負けないスタイル!
新型クラウン 外観の変更 今流行りのスタイリッシュなクーペスタイルへ
まずは東京モーターショー2017で公開されたクラウンCONCEPTの画像を紹介します。
CONCEPTとありますが、販売時もコンセプトモデルから大きな外観の変更はないと思われます。セダンというとおじさんくさいとか最近はネガティブな印象で人気がなくなってきているタイプになりますが、そこを脱却しようとクラウンも今流行りのクーペスタイルのセダンへと生まれ変わります。後述するTNGAプラットフォームの採用によりかなりの低床化が実現できていて、クーペスタイルと相まって非常にスポーティで洗練された外観になっています。最近だと、フォルクスワーゲンがアルテオンというクーペスタイルのセダンの新型車を発売しました。アルテオンもすごくいいと思います。クーペスタイルのセダンが今後盛り上がってくるでしょう。
アラサー世代の自分から見た率直な感想
正直すごくかっこいいと思います。クーペスタイルで低床になっているため、おじさん臭くなくて、年配の方が乗っていても、若い世代の方が乗っていても、アラサーの自分から見るとかっこいい車に乗ってていいなーと感じてしまうと思います。セダンの数も少なくなっているのもあって、街中でなかなか走ってない車になると思いますし希少感もありますよね。今だと国産高級車といったらレクサスというイメージが強く、街中でレクサスが走っているのも目立つようになってきています。クラウンがすごくスタイリッシュになったから、こういう時代だからこそ、レクサスでもアウディでもなくトヨタのクラウンを選ぶというのはすごくいいんじゃないかなと思います。
新型クラウン ニュルブルクリンクで鍛え上げられる走行性能
日本車ではなく外車を選ぶ方は、やはり走りの差で選ぶ方が多いと思います。実際ドイツなんかは日本と比べて求められる基準が非常に高いので、その分車もいいものに仕上がってきており、日本車と比べると差が出てきてしまっています。日本車のそういったネガティブ要素を払拭しようということで、新型クラウンは世界で最も過酷なサーキットの1つとも言われるニュルブルクリンクでの走行テストを繰り返し、グローバルでも戦える車に仕上げてきています。かなり期待できますね。
新型クラウン プラットフォームTNGAの採用
トヨタのグローバルプラットフォームであるTNGAを新型クラウンにも採用してくるようです。FR車としては初めての搭載となります。TNGAによって、さらなる低重心化と高い剛性を手に入れ、安定感の大幅な向上が期待できます。また、加速性能や燃費性能も数十%向上されるということで、安定感、楽しさ、経済性といったところ全てが非常に高いレベルで向上してくると思われます。
新型クラウン パワートレインは?
パワートレインは、2.0Lターボエンジンと2.5Lハイブリッドの2つを基本としてくると思われます。現行にあるV6 3.5Lエンジンはおそらく廃止されるのではないかと思います。
2.0Lターボエンジンについて
2.0Lターボエンジンは、現行クラウンにも採用されている8AR-FTSエンジンが継続採用される見込みです。ただ現行よりも出力性能を微増させてくるのではないかと思います。現行では235PSという出力ですが、レクサスISと同じ245PSとなるでしょう。245PSを多少上回る性能になることも可能性としてはあります。トルクは35.7kgmと、出力、トルク共に非常に素晴らしいですね。
本ブログ独自の採点方式による点数は下記のようになります。
VWアルテオンと比べても遜色ないスペックになっていますね。
また、トランスミッションは新開発10ATが採用される見込みが高いです。現行は8ATが採用されていますが、さらに多段化し、スムーズで力強い走りを提供してくれることが期待できます。
懸念されるのは燃費性能ですが、現行モデルの燃費は13.4km/lとなっています。TNGAの採用により、燃費性能は25%程度の向上が見込まれると言われていますので、単純計算でも16.8km/lと2.0Lターボエンジンにしてはいい数字になってきます。VWアルテオンの燃費は13.3km/lとなっていますので、このような燃費が出ればかなりのアドバンテージになりますね。
2.5Lハイブリッドシステムについて
2.5Lハイブリッドシステムは、新型カムリにも搭載されているエンジンとモーターをFR用に改良したものが搭載されると思われます。システム出力は211PSと十分な馬力性能を持っています。それでいて燃費は33.4km/lと非常に高い燃費性能を持っています。新型クラウンも30km/lほどの燃費性能になると思われますので、現行クラウンのハイブリッドモデルの燃費23.2km/lと比べると大幅な進化を遂げることになります。
オススメしたいのは2.0Lターボ
個人的にオススメしたいのは2.0Lターボモデルですね。よりスポーティな走りを楽しめるのが2.0Lターボモデルで、低床でクーペスタイルの新型クラウンのスタイルに最もマッチするパワートレインじゃないかなと思っています。新型ハリアーにも出力性能は多少違いますが同じエンジンが搭載されていて、試乗もさせていただいたのですが、かなり楽しいエンジンになっています。試乗レビュー記事も書いていますので参考にしてみてください。
関連記事:トヨタ新型ハリアー(2.0Lターボモデル)試乗レビュー[素人] 日本で一番楽しいSUV!?
新型クラウン 発売日は?
発売日はメーカーから公表されている情報としては2017年夏という情報が出ています。
発売日予想:2018年8月
新型クラウン 価格は?
価格帯は現行クラウンから大きな変更はないでしょう。若干の価格UPがあることは予測されます。まずはアスリートとロイヤルが出てくると思われますが、550万〜といった価格になるでしょう。アルテオンが549万円からの価格となっていて、大衆車メーカー同士でもあるので、アルテオンが最大のライバルとなるのではないでしょうか。
価格予想:550〜600万円
まとめ
新型クラウンのモデルチェンジ情報はいかがでしたでしょうか。個人的にはかなり期待ができる車となっていると思っています。ぜひ若い世代の方にも乗って欲しいなと思います。トヨタ車でこんなにワクワクするのは久しぶりかもしれません。
今後も新しい情報が入り次第、記事を随時更新していきますので、また更新した際にはチェックをお願いします!更新情報の確認はツイッターを確認いただければと思います。