こんにちは、自称試乗マニアのくるすぺです。
マツダの新世代クロスオーバーSUV「CX-30」が発表されましたが、なんと石川で先行展示会が開催され、実物を目にすることができました!
大量に写真を撮影してきましたので、この記事で大放出します。
北陸マツダさん、本当にありがとうございます(泣)
石川県産業展示館というところで9/21, 22の2日間に渡って先行展示会が開かれました。写真撮影ももちろんOK。ハッシュタグキャンペーンもやってます。ロードスター欲しい…笑
正直、目にするまではMAZDA3ほど興味はなかったのですが、実物は本当に凄かった。。。
もっとちゃんと事前に調べておけばよかったなと後悔してます。是非とも一度目にしてもらって、CX-30の美しさ、かっこよさ、優れたデザインバランスを体験いただきたいです。
動画の方は一足先にYouTubeで公開しています。
魂動ウィンカー、リフレクションの凄みといったところは動画でしか味わえない部分だと思いますので、是非動画も合わせてご覧になってください!
【写真大量】CX-30の内外装はエグかったの巻 in 石川 先行展示会
Twitterでは撮影した写真は100枚越えとか言ってましたが、90枚程度でした。MAZDA2も撮影させてもらったので、それ含めると130枚くらい撮ってます。
写真が多いので、パケット食います。10MB程度ですが、通信制限がない環境での視聴をお勧めします。(今の段階なら画像読み込まれてないので大丈夫です。)
ちなみに撮影させてもらったCX-30のグレードは、XD 4WD L Package(ホワイトレザーシート仕様)でした。一応プロトタイプということらしいですが、ほぼ市販のものと変更はないとのことです。
ボディカラーはソウルレッドプレミアムメタリック。
このグレードの価格は3,305,500円。上級グレードで4WDということもありますが、車格にしては少し価格は高いほうかとは思います。が、この価格以上の価値は確実にある車だと確信しています。
ちなみに2WDなら30万円ほど安く手に入りますし、売れ筋になるであろう20S PROACTIVEなら261万円から手にすることができます。(4WDの場合は285万円)
今コンパクトSUVを狙うなら、総合的に考えるとCX-30は最も魅力的な車の1つになることには違いないでしょう。
走りもMAZDA3の出来を体験しているので、間違いないと思います。(試乗できるようになったら絶対試乗します。)
はい、いつもの悪い癖で前置きが長くなりました。ここから写真どんどん放出していきます。
ネット環境は大丈夫ですか?OKなら下に進んで、美しいCX-30を一緒に堪能していきましょう!
CX-30 エクステリア
まずはエクステリアから。
マツダの顔は全部一緒、なんて言葉はチラホラ見受けられますが、それはぱっと見の印象はその通りだと思います。が、私はネガティブには捉えていません。
そして、このCX-30。エクステリアデザインでCX-30独自のらしさというところを存分に出せている車であると、強く感じました。
小さな車もとても大事に扱っている。それはデザインの凝りようを見ればすぐ分かります。
CX-30を見て、マツダに対する私個人の印象は、飛躍的に上がりました。MAZDA3の時以上かもしれません。
CX-30 フロントビュー
ザ・マツダ顔。しかしながら、少しポップな印象も感じさせてくれるのが面白いところ。グリルの配分の大きさがそう見せてるのかな?
ウィンカーを、フォグ位置に配置してくるのはマツダらしい斬新なアイデアだと思います。フォグの必要性がなくなってきている今、この配置は機能的にもデザイン的にも優れた配置じゃないかな。
この彫の深いヘッドライトは陰影がうまく出ていてすごくかっこいい。アイラインみたいになってるメッキパーツもうまくハマってる感じ。
真上から見ると、全てがメッキパーツで覆われているのではなく、樹脂部分が出ているところもあるのが分かります。
ここも陰影をうまく出すためのデザインなのかななんて深読みしてみたり。
4WD専用装備として、ヘッドライトウォッシャーが付いています。あの穴から出てくると思われます。
ヘッドライトはもちろんLEDでアダプティブヘッドライトも搭載。横のライン状に光るところはデイライト。
マジでかっこいい。。。
LEDヘッドライト(アダプティブハイビーム付き)はPROACTIVE以上で標準装備。素晴らしいです。
魂動ウィンカーの様子は動画でご覧いただけます。
サイドビューの紹介のときにも話しますが、樹脂パーツの多さは個人的にはGOOD。
CX-30のキャラクターが確立できているのもこの樹脂フェンダーの大きさにあると思ってます。
斜め前から見る顔が、たまらなく好き。
ルーフは少し寂しさも感じてしまいました。ゴム埋め込みも少し気になる。
ブラック塗装のルーフレールオプション設定があるみたいなので、それつけると気にならなくなるかもです。
ウォッシャーはワイパー同梱。私の5008もそうですが、デザイン的にもスッキリするし、機能面でも優れているので、地味に嬉しいポイントです。
4WDではワイパーデアイサーも装備されます。雪が降るところでは活躍しそうです。
CX-30 サイドビュー
続いてサイドビューを堪能してもらいます!
個人的にはサイドビューが一番CX-30らしさが出ている部分かなと思います。愛おしいです。
真横からしっかり全貌を取れたショットは無いです。。ごめんなさい。
結構ネガティブな意見が多かったのがフェンダーの樹脂パーツの太さのところ。
さっきも言いましたが、CX-30のキャラクター性をしっかり出せているデザインだと思うので、個人的にはかなりいいと思ってるんですけどね。
これによりボディ面が薄くスマートに見えるようになり、SUVだけどどこかSUVらしからぬ雰囲気を持てたんじゃないかなと思ってます。
こちらはCX-5ですが、フェンダーの樹脂パーツがかなり薄いことが分かると思います。
CX-5はSUVらしさを存分に出してきていて、正統派SUVの印象が強いです。ボディ面も分厚く、迫力はもちろんCX-5の方があります。
CX-30はこれの小さい版ではダメなんです。というのがマツダがよく分かっている。(なんという上から目線。)
大きい車、小さい車、分け隔たりなく独自のキャラクターを作っているのが素晴らしい。
私がCX-30の一番好きなところを挙げるとすれば横から見るリアデザインですかね。
ルーフは緩やかに丸みを帯びていて柔らかな印象を作っているのですが、リアにかけてかなり鋭角に流れていきます。
そして、その後は、ちょっと抉りながら垂直に降りていくという、独特かつ拘りを強く感じるデザイン。
機能性とデザイン性をうまく両立したデザインだと素直に感心してしまいました。
ここからフェンダー祭りを開催します!
ホイールは、なんと全車標準で18インチアルミホイールを装着。マツダらしいですよね。
タイヤサイズは215/55R18。
ピラーのピアノブラック塗装はPROACTIVE以上から。無印では無塗装です。また、公式HPを見るとシグネチャースタイルもマットブラック調になってます。シグネチャースタイルを選ぶとマットブラックになるのかも?
CX-30 リアビュー
リアデザインも素晴らしいのです。プリッとしたお尻、堪能していってください。
後ろから見るリアビューも、新世代になってかなり良くなった印象です。
前までの世代のリアは、少しのっぺりとした印象が強く、フロントデザインとのバランスがちょっとなーと思うこともありました。(個人的感想です。)
が、このお尻見てくださいよ!
さっき言った通り、ちょっと抉りながら降りているので、抑揚がしっかり出ているんですよね。
ここでもうまく陰影を出している。ちょっとこのリアには嫉妬しますね。
続いてはリアランプ。ここも魂動ウィンカーが発動します。魂動の様子は是非動画で体験ください。
4WDにはリアフォグランプも装備。リアランプ内の透明なところの内側にあるらしいです。
スポイラーのところ、ちょっと赤いところを残してブラックにしているんです。
ブラック部分の分厚さを均等にしたいためだと思いますが、こだわりが随所に出ています。
ラゲッジ容量は430L。サイズを考えると十分なラゲッジスペースです。
MAZDA3は約330L、CX-3は350Lということを考えると、実用性もずいぶん向上しているんですよね。デザインだけじゃないぞというところ、しっかり伝わってます。
ちなみにCX-5は505L。
電動テールゲートもPROACTIVE以上で標準装備!
CX-30 インテリア
さて、ここまでエクステリアの写真を見ていただきましたが、どうでしたかね。
とにかく食わず嫌いはしないで、一度目にして判断してもらいたい車です。正直、このCX-30にかなり心惹かれてしまっている私がいます。
敢えて要望を出すとすれば、ボディカラー。
YouTubeの方で、「もっと鮮やかな色が欲しい」といったコメントを頂きました。
これは私も同感、というか、CX-30ならではの色展開が欲しいなと思いました。
MAZDA3のポリメタルグレーのときのように、CX-30らしい色合いも出してくれたら最高だったなと。
マツダのボディカラーは全部魅力的なんですけどね。でも、これだけキャラクターが立った車を出してくるのであれば、そのキャラクターが一番引き立つ専用色が欲しい。
かなり欲を言っているのは重々承知です。笑
さて、引き続きインテリアも見ていただきましょう。
インテリアもエクステリアに引けをとらないヤバさです。車格という概念はもう無くなるのかもな、そう感じるインテリア空間に仕上がっていました。
CX-30 運転席周り
まず、ドアトリムから。L Packageではリッチブラウンのソフトパッドが使用されます。
このリッチブラウン、本当にリッチな感じしますね。色合いのセンスがドンピシャです。
この尖ったの何!?!?
ドア開けた瞬間、これが目に入ってくるので正直違和感はすごく感じました。ただ、中に入ってドアを閉めると納得。
ジャジャーン!こういうことだったのです。
ダッシュボードから繋がるようにして曲線を描きながらドアトリムに繋がる。これを演出するためにドアトリムを尖らせたのです。
これには脱帽。というか、この価格でここまでこだわり出してきちゃいますか、マツダさん。
インテリア全貌はこんな感じ。
水平基調ライン。そしてダッシュボードからトリムに繋がる包み込まれるようなデザインが本当に心地いい。
運転席はドライバーを中心に左右対称デザインとなっていて特別席感が出ている。ステアリングデザインも申し分ない。
そしてセンターコンソールの高級感、存在感も抜群。
非の打ち所がないがないというのはこういうことですかね。。。
リッチブラウンはLパケ専用。その他はネイビーカラーになるようですが、ネイビーも魅力的です。
Lパケ専用のレザーシート。ホールド性も高く、包み込まれるような気持ちのいいシートです。
今回撮影したのはホワイトシートでしたが、ブラックレザーシートももちろん用意されています。
リッチブラウン内装と相性がいいのはブラックの方じゃないかな〜と思いますがどうでしょう。
Lパケ以外だとクロスシートになりますが、こちらも質感は高そうです。クロスシートはブラックとグレージュが選べます。
ネイビー内装とグレージュの組み合わせはかなり良さそう。
メモリー付きパワーシート、シートヒーターはPROACTIVE Touring以上で標準装備。PROACTIVEでもオプション設定があります。
ステアリングのデザインも素晴らしいです。グレード共通でほぼこのまんまですからね。
パドルシフトも装備されています。(PROACTIVE以上で装備)
ホーンのサテンメッキリングはLパケ専用。ステアリングヒーターはPROACTIVE Touring以上で標準装備。
TFTメーターはかなり綺麗に写ります。そして、安定の全車標準装備。
流行りのフルデジタル液晶も良いですが、こういったメーターの方がワクワク感は演出してくれるかも。
CX-30 後席周り
続いて後席周りも。後席はどうかな〜って思ってましたが、十分広くて使い勝手も悪くないです。
床面の高さは案外低いので、高くて乗り降りが苦労するという場面はそうそうないと思います。
ただ入口の幅は少し狭いですかね。
広さもそうですが、後席シートのホールド性も褒めたい部分です。
座ると中央がどっしり沈む感じがあって、左右のホールドもよくすぽっと収まってくれる感覚を強く感じました。後ろに座っていても安心感があると思います。
CX-30 内外装まとめ
写真、堪能していただけましたでしょうか。
私の感想としては、「実物をちゃんと見てよかった!」これに尽きます。
どんな車もそうですが、食わず嫌いではいけません。実際に目で見て触ってみて良いところ、悪いところが見えてきます。
このCX-30は、絶対に実際に見た方が印象がいい車です。写真や動画だけではなかなか伝えきれないところもあるかと思いますので、少しでも気になった方は是非ディーラーに足を運んで眺めてみてほしいです。
勿論まだ試乗はできていませんので動的質感の評価はできませんが、私が勝手にやってるコンパクトSUVオススメ集で上位に食い込むことは間違い無いでしょう。
とにかく早く乗って体感したい。そう思わせてくれる静的質感を持つ車でした。
しつこいようですが、動画をYouTubeにアップしてますので、是非動画でも体感ください。
公式HPは↓です。お近くのディーラーで是非ご体感ください。
おまけ:MAZDA3 シグネチャースタイル
MAZDA3のシグネチャースタイルも展示されていました。少しですが写真貼っておきます。
CX-30のシグネチャースタイルもなかなか良いですよね〜。
おまけその2:MAZDA2も居ました!
私の父親の次の車候補として考えているMAZDA2。こちらも展示されていました。
写真、動画ともに結構撮ってきていますが、ここでは小出しで。
MAZDA2は今週どこかで試乗できれば良いなと考えてます。動的質感の変化、非常に気になるところですね。
内装は想像以上に質感が高いですね。新世代群ではありませんが、Bセグでこの内装なら十分だと思います。
ますます試乗が楽しみになりました。試乗インプレも乞うご期待ください。