ご無沙汰してます、くるすぺです。
本記事では、新型ヴェゼルのエクステリアを詳細チェックしていきたいと思います。写真はたくさん撮ってきましたので、どうぞごゆっくり。
追記:Z、X、Gの撮影も少しさせていただきましたので、要所で比較追加してます。
また、ライト点灯状態の写真も追加しました。
メイン撮影車両の情報
グレード:e:HEV PLaY
ボディカラー:プレミアムサンライトホワイト・パール
車両本体価格:329.8万円
サブ撮影車両の情報
グレード:eHEV Z
ボディカラー:プレミアムサンライトホワイト・パール
車両本体価格:289.8万円
グレード:eHEV X
ボディカラー:プラチナホワイト・パール
車両本体価格:265.8万円
グレード:G
ボディカラー:クリスタルブラック・パール
車両本体価格:227.9万円
新型ヴェゼルのフロントフェイスを見る
真正面顔はどっしり
真正面からの雰囲気は、適度にワイド感がありバランス良いデザインになっていると思います。(ちなみに全幅は1790mm)
めちゃくちゃ個性溢れる!って感じではないですが、ボディ同色グリルというのは分かりやすい個性ポイントになってるかと。
ボディ同色グリルに関しては、実物見るまで懐疑的な目で見てましたが、実物はかなりしっくり来てます。
個人的には、ボディ同色グリルが映えるホワイト系のボディカラーの方が、ヴェゼルらしい魅力を感じられるんじゃないかなと。
斜め顔がイケてるというのはそういうこと
斜めからの構図もかっこよく決まってます。
CX-5なんかと似ているという声も聞こえてきますが、私はあまりその感覚は分かりませんでした。
ただ、ヴェゼルらしさとはなんだっけ?って思わないこともないのは正直なところ。いや、普通にかっこいいんですけどね。
下からのアングル撮影でかっこよく決まるのは、ヴェゼルくんのポテンシャルが高い証拠です!!(何の根拠もない。)
バンパー部のピアノブラック塗装とシルバーのガーニッシュの組み合わせは、シンプルではありながら質感高く洗練された雰囲気を醸し出すポイントになっていると思いました。
横顔はなんか可愛い
新型ヴェゼルを正面から見る雰囲気は、「かっこいい」が先行するような雰囲気ですが、横顔にはキュートさを感じてしまう私がいます。
なんだろうなあ、やっぱりボディ同色グリルがいい味出してる気がします。噛めば噛むほど味が出てくるタイプ?
あとは、鋭すぎないヘッドライト。デザイン的には過渡期感ありますが、ここが今後のホンダ車ならではのアイデンティティになってくると個人的には嬉しい。
同色グリルをアップで
エンブレム周りはグリルと溶接されてボディ同色で塗装されてました。細かい塗装処理は気になる方いるかも。
エンブレムのサイズは結構デカいなと感じました。ホンダもVWみたいなプレーンなエンブレムに変更してみると、今のホンダのデザインとマッチする感じになるんじゃないかなーとか思ってたりします。
また、エンブレムの下に、カメラ(ADAS用かな)がついてるのが分かります。小さくて全然目立たないので気になりません。
PLaYグレードにはグリル部にトリコロール加飾が配置されます。
そして、グリル上部はメッキ加飾が横一直線に並びます。こういうメッキ加飾を多用しないでポイント弁えて入れてきているのは好印象。ギラギラ感がありません。
バンパー部の質感も高し
先でも述べましたが、アンダーガーニッシュがブラック塗装されており、価格以上の質感の高さを感じます。
バンパー部は網目のデザインで無塗装。ひっそりとスポーティな雰囲気も演出しています。
PLaYとZは、フロント/サイド/リアバンパーがピアノブラック塗装になる。(XとGは、無塗装ブラック)
また、ロアガーニッシュのシルバーは、PLaYとZではシャープシルバー塗装、それ以外ではシルバー塗装となる。
確かにこのシャープシルバーはいい質感を感じました。
LEDフォグライトは上位グレードだけかなと思ってましたが、どうやら全車標準装備の様子。
薄く平べったい形で配置されいて、ワイド感を演出する上でもいいアクセントになっていると思います。
フォグいらない派ですが、これはデザイン全体と調和していて、いい配置じゃないかなと感じます。
PLaYは、フォグライト周りの加飾がピューターグレーという色で塗装されているようです。
Zはエンブレムグレー。PLaYよりももうちょい濃い感じかな?
それ以外はピアノブラック塗装でした。
いい塩梅のヘッドライト形状
ヘッドライト形状は特徴的なデザインとは感じませんが、カッコ良さと柔らかさがうまく調和されたいい塩梅に仕上がってるんじゃないかなと感じてます。
ホンダらしさというところが確立するまではもう少し時間がかかる気がしますが、好みの方向に向かっているので、今後のホンダの新型車にも期待です。(新型シビックの実車も早く目にしてみたい)
デイライト部上部がターンシグナルライトになります。
PLaY、Zグレードでは、シーケンシャル(流れるタイプ)ターンシグナルランプになる。
XやGでもLEDなのでご安心を。
追記:Zグレードのライト点灯状態の撮影もできましたので写真追加します。
デイライト点灯状態。想像以上にかっこよく光りました!
これは存在感ありますね〜!
こちらがターンシグナルランプ(シーケンシャル)点灯状態です。
ターンシグナルランプが光ると、デイライト部は消灯状態になる感じっぽいですね。
ちなみに、ヘッドライトもONになってる状態です。
シーケンシャル pic.twitter.com/15VbFVkTGm
— くるすぺ🦀 (@grade_car_spec) April 27, 2021
目の彫りも結構深い感じで立体感もあります。デイライト部は前に張り出していて、ヘッドライトは引っ込んでる感じ。
ちなみに、デイライト付きフルLEDヘッドライトは全車標準装備です。ガソリンモデルでもしっかりデイライト&LEDを採用してくれるところはホンダらしさを感じます。(フィットもそうでしたよね。)
ただ、PLaYを選択する上で注意しておかなければならないのは、e:HEV Zグレードではアクティブコーナリングライト等が搭載されますが、PLaYには搭載されないということ。
機能の充実さは、Z > PLaYという構図になっています。
PLaYにはなく、Zでのみ装備される機能
・LEDアクティブコーナリングライト
・オートレベリング機構
続いてはサイドビューを見ていきましょう。
新型ヴェゼルのサイドビューを見る
新型ヴェゼルは先代と比べて、全高が低くなりましたが、全長は変わらず4330mm。
しかし、目で感じる印象はかなり大きな違いを感じました。
新型の方が先代と比べてボディが長く見えます。ボディ形状やウィンドウ配置がうまく工夫されていることによるものでしょうか。本当に伸びやかでコンパクトSUVというよりもミドルSUVのような雰囲気を感じました。
アンダー部もピアノブラック塗装が多用されていて、全体的な質感も非常に高いですよね。
ザ・クーペスタイルのリア処理
リア処理は昨今の流行りを踏襲したクーペスタイルに仕上がってます。
今後ありふれた形にはなるかもしれませんが、完成系デザインの1つですよね。ルーフラインが素敵です。
また、リアハンドルがウィンドウ部にあるところはヴェゼルらしさと言っていいでしょう。リアドアパネルがスッキリして、このクーペスタイルをよりスタイリッシュに魅せてます。
伸びやかで意味深いキャラクターライン
サイドビューのキャラクターラインは、ウィンドウ下に一直線に引かれる形のシンプルなもの。
それ以降は、CX-30を彷彿とさせるなだらかな曲線で妖艶な雰囲気を演出しています。
キャラクターラインに注目すると、ヘッドライト、ボンネットのラインから始まり、テールランプの角に繋がる形で伸びていることが分かります。
この伸びやかなラインも、全長以上に伸びやかな雰囲気を感じる要因の1つじゃないかなと思います。
ウィンドウ周りの質感
Bピラーはピアノブラック塗装がされていて質感良しです。装備差表に記載が特になかったので、おそらく全車標準でピアノブラック塗装になると思われます。
→XやGでは無塗装となってました。結構質感の差がありますね。
一方モール部は無塗装です。変にメッキギラギラにされるよりはシンプルで好みです。
ドアミラーは耳たぶアリ
SUVあるあるですが、背が高く死角が多くなってしまうために、サイド確認補助用の耳たぶミラーが付いてきてしまいます。
また、よく見るとカメラが付いてます。
恐らくこのカメラは、PLaYとZのみが装備可能なマルチビューカメラシステム用だと思います。
前から見るとこんな感じ。
ちなみに、ブラインドスポットモニターも上位グレードでは標準装備されます。ホンダ車でブラインドスポットモニターが搭載されるって中々無かったので嬉しいポイントです。
PLaY、Zグレードにはブラインドスポットモニターシステムが標準装備。
さらに、以下機能もPLaY、Z専用装備となっています。
・親水/ヒーテッドドアミラー
・リバース連動ドアミラー
・オートリトラミラー
質感高いバンパー部
フロントバンパーもそうでしたが、サイドバンパーガーニッシュも上位グレードではブラック塗装がされています。
ここまで塗装されてるのって、国産SUVだとなかなか無いんじゃないんでしょうか?
また、パッションレッドのアクセントラインは、PLaY専用のデザインとなっています。大袈裟すぎないさりげないお洒落が憎いですね。
Zグレードでは、このパッションレッドの部分がクロームメッキ加飾になります。
上位グレードであればフェンダーアーチモールもブラック塗装になります。
ちなみに私が愛してやまないプジョー208にも、ブラック塗装のフェンダーアーチモールが採用されています。
タイヤはミシュラン!
個人的に「おお!」と思ったのが、上位グレードが履く18インチタイヤ(225/50 R18)にミシュラン プライマシー4を選択したという点。どういった乗り味に仕上がっているのか、めちゃくちゃ楽しみです。
ホイールデザインもいいですよね。(PLaYとZで共通デザイン)
下位グレードが履く16インチのアルミホイールも可愛くて好きなデザインです。
続いてリアビューを見ていきましょう。
新型ヴェゼルのリアビューを見る
いろんな角度から見てみよう
ということで3枚、それぞれ微妙に違う角度で撮影してきましたが、どっから見ても様になりますね。
リアウィンドウの傾斜が強く、ボディ面が薄いので、野暮ったい印象は全くありません。かなりスタイリッシュ系に振ってきました。
テールランプが繋がるようなデザインになってるの流行ってますが、安くワイド感演出できる良い手だと思います。
ショルダーラインはなだらかで品の良さを感じます。
テールランプデザインとの相性も良いです。
リアスポイラー周り
リアスポイラーのサイド部はPLaYグレードでも無塗装ブラックでした。
PLaYのみ2トーンカラーになりますが、ここの分け目とスポイラーの繋ぎのズレ感はちょっと気になるかも。(遠目で見れば気になりませんが)
リアバンパー周り
フロントバンパー同様に、上位グレードではピアノブラック塗装バンパーとシャープシルバーのロアガーニッシュの組み合わせになっています。
下位グレードでは無塗装になりますが、結構雰囲気変わりそうです。無塗装の方がアクティブ感は出るんじゃないかな。
テールランプの細かなデザインも良い
ターンシグナルランプが豆球なのはちょっと惜しいですが、それ以外はLEDで構成されています。
すりガラスっぽくなってるブロックが好き、良い感じに光そう。(→かなり良い感じに光ります!)
ちなみに、テールランプ自体がクリアレッドになっていませんが、これはPLaY特有のデザインになってます。
テールランプの違い
PLaY:スモーク&クリア
その他:レッド&クリア(テールランプ上部の一直線のラインが赤色になる)
追記:Zのライト点灯状態も撮影しましたので写真追加します。
一直線に綺麗に光るラインも印象的ですが、下側のブロック部の光り方も特徴的で良いですね〜!
豆球ウィンカーは惜しい。
バッジ、エンブレム達
e:HEVモデル専用バッジはリア右側に。
VEZELロゴはリア左側に配置されます。
ホンダエンブレムは、テールランプの上に重なる形で配置。
結構、ボコっと突き出てます。
良いお尻でした。
エクステリアは本当にうまくバランス良く仕上げられているなと感心しました。
次回は内装をじっくり見ていきます。→投稿しました!