くるすぺ

自称試乗マニアによる自動車ブログ

【還暦超え父親の車選び】第二章:悩ましく楽しいコンパクトカー選び

還暦を越えた父親の車選びを2020年から本格稼働した。

その記録をブログに残していきたいと思う。

前回までのおさらい。

父親は小さい車を欲している。
脚の悪い母親は後席に座るため、後席快適性の高い車であることも重要な要素だ。
そして僕の願いは、楽しめて安全装備が整っている車を選んで欲しいということ。

その中で出た「フィットなんかいいかもしれんなあ。」という何気ない父親の言葉。

ついに、初めて父親と母親と一緒に試乗に出かけることになった。

親は隣県に住んでいるが、いつも試乗させていただいているディーラー様への少しでも恩返しをしたいと考え、僕が住む石川県に出向いて購入を検討することにした。

楽しくて悩ましい10年ぶりのNEW愛車選びの始まりだ。

悩ましく楽しいコンパクトカー選び

結論から言うと、合計4車種の試乗をさせてもらった。

本当に昨今のBセグメントコンパクトカーは魅力的なやつ揃いで、とても悩ましく楽しい車選びになったと思う。

是非、何の車を購入したのか予想をしながら楽しんでいってほしい。

1台目 ホンダ フィット

2020年10月31日、Honda Cars 石川 金沢古府店に訪れる。

試乗車はガソリンモデルのHome。

予算的にガソリンモデルかな〜と両親は考えていたのだ。

エクステリアの雰囲気は時間が経つにつれて魅力を増してきたように感じる。

街中を走っていても、「お、フィットや」と心の中で呟いてしまう。街中にたくさん走っている車なのに、なんだかありふれた感が無い。
それが、最初に「フィットなんかいいかも」と発した1つの理由なのかもしれない。

そして、後席の乗り込みやすさ、過ごしやすさは流石である。
この後数台コンパクトカーに試乗したが、後席の快適性はフィットがピカイチであった。

脚が悪い母親はまず乗り込みで苦労するが、開口部が十分に広くすんなり乗ることができた。助手席側シートをそれほど前に出さなくてもスムーズに乗れたというのはポイントが高い。

さらに、センターコンソールが低い位置にあることも母親にとっては嬉しい。
脚の痛みを和らげるためにどこかに脚をちょこんと置きたい場面があるのだが、このセンターコンソールの高さはちょうどいいのである。

開口部が広く足を置くスペースも広い
センターコンソールボックスが無い方がいいのである

試乗の際は、僕と母親が後席に座ることにした。後席試乗の機会なんてほとんど経験したことないので貴重な機会である。

ガソリンモデルであっても静粛性は十分に高い。エンジン音はそれほど気にならなかった。

乗り心地はある程度良い路面であればうまくいなしてくれて心地良い。だが、大きな段差に入ると途端に突き上げがかなり気になってくる。これは以前試乗した時と全く同じ感想だった。

うん、いい車なだけに惜しい。

「どうやった?」と、試乗後に父親に聞いてみる。

「俺の車とそんな違い分からんかったわ。」

おお、ズバッと言うな。コルトが結構良いからなとフォローしておく。

「ほんなら、ハイブリッドも乗らせてもらおうや。」

ということで、ハイブリッドモデルにも乗せてもらうことにした。

試乗車は、CROSSTAR e:HEVである。このCROSSTARというグレードは16インチタイヤを履くが、僕自身も16インチタイヤのフィットに乗ることは初めてだった。

走り出した瞬間に感じたのが、こりゃ16インチ一択だなということ。明らかに収まりが良く後席での快適性が高い。
不安感が少なくなって安定感を感じられるようになった。

大きな段差でのこなし方も不満がない訳ではないが、先の15インチHOMEよりは全然良い。

さらに、16インチタイヤを装着するモデルは「可変ステアリングギアレシオ」が装着される。
これは、HOMEに16インチのメーカーオプションを装着した場合にも付いてくる装備だ。

父親もCROSSTAR、e:HEVの乗り味には気に入ったようだったが、CROSSTARのウレタンステアリングが気に入らないらしい。

HOMEなら本革巻ステアリングになる

なるほど、こういうところにも拘りあるんやな。
やっぱり一緒に試乗してみないと分からないことがある。自分の車探しよりも色々考えることがあって楽しい。

ということで、フィット買うなら本革巻ステアリングが搭載されるHOME e:HEVで16インチアルミホイールメーカーオプションを装着したやつがいいかなとなった。

あまり押しが強くない営業さんのスタイルにも母親は気に入った様子だった。こういう人との相性も後々効いてくるんだよなあ。

2台目 ルノー ルーテシア

2020年11月21日、還暦を超えて初めて輸入車を体感する日が来た。

この日は2台の輸入車の試乗を予約し、1台目はルノールーテシアである。

訪れたのはルノー金沢。実は親が住む隣県にはルノーディーラーが無い。(整備工場は設けられている)

ルーテシアを推した理由はいくつかあるが、中でも大きいのが「ZEN」というベースグレードの存在である。
上級グレードである「INTENS」と比べると装備の質は落ちるが、必要最低限欲しい機能はしっかり揃えてくれているというのが素晴らしいところだ。

LEDヘッドライトもオートエアコンもアルミホイールもACCもオートブレーキホールドまでも付いてくる。

これで240万以下で買える、コストパフォーマンスは相当優れていると思う。

そして、何よりデザインである。フランス車らしい雰囲気のある外観だがいやらしさが無く、近所の目を気にする親にもちょうど良いと思った。

「これは良いなあ、かっこいいの〜」

父親も母親も初めての輸入車ディーラーを満喫しているようで嬉しかった。

トゥインゴも良いなあと言っていた。楽しくて可愛い車で大好きだが、安全装備が揃っていないことが残念。

さて、試乗タイムだ。僕と母親は後席に座る。

お、早速ウィンカーレバー間違えてワイパーが動いた。初めてなんだもん、仕方ないね。

最初は恐る恐るの運転だったが、慣れてくるとかなり楽しそうにアクセルを踏んでいた。

ルーテシアが搭載する1.3Lガソリンターボエンジン、此奴のスペックはコンパクトカー界随一と言っても良いくらい速い。

後席に乗っていてもその速さはヒシヒシと感じた。

ただ、アクセル操作には少し慣れが必要そうで、スムーズな発進が難しそうではあった。

後席の乗り心地は、硬さは感じるがフラットで収まりが良く快適。欧州車だなーという感覚が強い。

この乗り心地を父親はかなり気に入った様子で、後日母親から、「お父さん、ルーテシアの乗り心地が忘れられんって言ってるんやわー」というLINEまで来た。(この頃、フィット e:HEVの新古車探しなんかもしていた。)

なるほど、ちょっと引き締まった脚が好みなんかな。

後席の乗り込みやすさはフィットほどではないが十分に乗りやすく、センターコンソールの高さがないので足を置けるスペースがあったのも好印象だ。
ただ、フィットに乗り込むときよりも助手席を結構前にしてあげないと辛そうであった。

3台目 フォルクスワーゲン ポロ

ルーテシア試乗と同日、ダブルヘッダーで訪れたのがフォルクスワーゲン野々市である。

目的はもちろんPoloである。

ポロに試乗しようと思ったきっかけは母親にある。母親のイメージでは、外車=フォルクスワーゲンのイメージが強いらしい。

フォルクスワーゲン良いなあという言葉を聞き、早速一人で下調べを兼ねて試乗をさせてもらった。これが中々気持ち良い走りをしてくれて、ポロにしか出せない味というものを感じることができた。

また、担当営業さんが非常に熱心に対応してくれたことも大きかった。

母親も試乗の後話していたが、「良い営業さんやで買いたくなってしまうの〜」と言っていた。値引きも今回訪れた中で最もデカい額を出してくれた。

どの営業さんも良い方ばかりなので、ここから1台選ぶっていうのが本当に心苦しくなる。

ポロの狙うグレードはTSI Comfortline Limited。
標準のComfortlineの場合はハロゲンヘッドライトになってしまうが、Limitedの場合はLEDヘッドライトが装着される。

しかし、父親や母親が良いなあと言っていたボディカラー「アイボリーシルバーメタリック」はHighlineでしか選べないボディカラーだったのが残念だ。

しかし、やはり走りにおいてはかなり完成された印象がある。

父親の試乗の様子を見てもかなり運転がしやすそうだった。アクセルやブレーキコントロールも違和感無くできている。

4人大人が乗っていても1リッター3気筒ターボの力不足感は現れず、静かで快適に過ごすことができた。

何よりボディ剛性の高さは後席に試乗していて強く感じることができた。ルーテシア以上と言ってもいい安心感が得られる車、これはポロあるんじゃないか?と思った。

しかし、後席シートに少し癖があった。座面の傾きが結構強いのだ。

傾きが強くお尻が収まる形になるので、ホールド性も高く後席でも安心して過ごせるという魅力になるのが普通なのだが、脚の悪い母親にはそれが当てはまらない。
うまく脚を曲げたり伸ばしたりできないので、変に脚に負荷がかかってしまうのだ。

お尻の方がかなり沈んでいる

後席の膝前空間の広さや乗り込みやすさは申し分なかっただけに惜しい。

しかし、ポロは走ると良さがヒシヒシと伝わる車だった。

4台目 日産 ノート e-POWER

年を越し2021年2月13日、親との試乗巡りラストを飾るのは日産ノートだ。

フィットに試乗した時にはノートはまだ発売はされていなかった。

事前に一人で試乗を経験したが、いやこれは完成度が高すぎる。内外装もそうだが走りの面において全く隙がない。

これは絶対に親に乗せなければならないという使命感があった。

訪れたのは石川日産 金沢中央店。元気な若い営業マンが出迎えてくれた。

父親は内装の雰囲気に気に入っている様子だった。確かにかなり良くなっている。

しかし、一番感じてもらいたいのは走りだ。この新世代e-POWERをどう感じる?

思っていた通り、走りにおいてもかなり気に入ったようだ。特にこのモーターの滑らかで力強い走りの虜になったようだった。

「フィットかノートやったらどっちや?」

「走りだけならノートやな。」

やっぱり父親もそう感じるか。ちょっとノートのレベルが上がりすぎたのかもしれない。

後席に座っていても、安定感は凄まじく国産コンパクトカーに乗っているというような感覚ではなかった。ルーテシアと共有するCMF-Bプラットフォームの出来栄えも素晴らしいんだろう。

後席への乗り込みやすさはルーテシアと同等という感じだったが、センターコンソールが高く設置されているところが母親にとってはマイナスのポイントになる。

コンソールボックスがあるので脚を置けない

価格面でもフィットよりかは幾分高くなることは必至だ。Sグレードでオプション少なめでの購入方法も考えたが、父親の様子を見る限りあまりそうはしたくなさそうだった。

後日、AUTECHにしようかなというLINEも来た。

いや、ちょっと高くないか?とも思ったが、トータルで考えるとコストパフォーマンスは最も高いかもしれない。

後から聞いた話だが、コンプリートカーを1度手にしてみたかったんやという言葉も聞いて納得した。

もうすぐヴェゼルも出る。トータル価格やったらヴェゼルとノートAUTECHはトントンくらいになるから、またヴェゼル乗ってから考えてみるか。

そう結論を出したが、結局ヴェゼルには試乗していない。

果たして何の車を購入したのか。

結論は次回の【還暦超え父親の車選び】でお届けしたいと思う。

あとがき

ということでまとまらない文章でつらつら書いてきましたが、既に購入する車は決定し契約を済ませいています。

試乗した車はフィット、ルーテシア、ポロ、ノートの4台でした。でもこの中から購入したとは言ってはいません笑

他にも試乗したい車はいくつもありましたが、感染拡大の影響で中々出向くことができませんでした。

動的質感に優れるプジョー208MAZDA2辺りも試乗してみてほしかった気持ちはあったんですが、後席快適性の高さを考慮し、この4台を優先して試乗しました。

くるすぺ父親は何の車を購入したのか。
前回の記事も含めて色々伏線は張ってみたつもりですが、これで当てられたら相当すごい勘の持ち主だと思います笑

ぜひ予想してみてください。

正解発表は1週間後くらいにブログで報告したいと思います!

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