どうも、自称試乗マニアのくるすぺです。
今回は、試乗レビュー特別編!
何と!私のブログを見てくださっているタカヒロさんからツイッターでDMがあり、「僕の車乗ってみませんか?」とのお誘いがあり、速攻でお受けしました!
その車というのが、アバルト595コンペティツィオーネ。
Twitterでこんなツイートしたけど、分かった人いたのかなw これじゃ分からんかw
ちなみにこれはリアフェンダー後ろのエアアウトレットの部分を写したところでした〜。
2015年式?とのことなので、現行モデルとは多少の違いはあるかもしれませんが、細かい変更以外は無さそうな感じです。
いやーほんと刺激的で貴重な体験をさせていただきましたw
記事内では省略しますが、車の話や将来の目標とかで話は盛り上がり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。(2時くらいまで喋ってましたw)
お若いんですが、車の知識は凄まじい方で、私よりも色々詳しいと思いますw
それでも、ブログとか動画で表現できるってのが凄いって言ってくださった言葉、とてもとても嬉しく思いましたw
これからも細々と頑張っていきたいと思います!
フォロワーさんのアバルト595コンペティツィオーネを試乗!
- グレード・価格・スペックなどの基本的な情報について(簡単に)
- 内外装の写真紹介(簡単に)
- 動的質感について
- 5つのポイントで動的質感の採点評価
大体いつもと同じように、こんな流れで話していきます〜。
アバルト595の基本情報を紹介
試乗インプレを語り出す前に、まずはアバルト595の基本的な情報について簡単にお伝えしていきます。
本ブログ独自の採点方式を利用したパワートレイン評価(S~Gで評価)もここで紹介します!
グレード展開・価格
- ベースグレード:300万円(MT) / 326万円(AMT)
- ツーリズモ:363万円(AMT)
- コンペティツィオーネ:383万円(MT) / 400万円(AMT)
今回乗せていただいたのは、AMTモデルのコンペティツィオーネです。
AMTって言ってるのはシングルクラッチ式のATのこと。もしかしたら今回がAMT初体験かもしれません。
普通のATはトルコン式、AMTはMTの構造そのままに変速動作を自動化したもの、みたいな認識で大丈夫です。
DCTと言われているのはデュアルクラッチ式のATになります。
今回の体験で、シングルクラッチ式ならではの良さを感じ取ることができましたので、その辺りもお伝えできればと思います。
スペック ~くるすぺ独自のパワートレイン評価~
パワートレイン評価は乗らせていただいたコンペティツィオーネに限定しました〜。
基本スペック | ||
---|---|---|
サイズ | 3,660 x 1,625 x 1,505 | |
重量 | 1,120kg | |
エンジン | 1.4L直列4気筒ガソリンターボ | |
ミッション | 5AMT | |
最高出力 | 180PS/5,500rpm | |
最大トルク | 250Nm/3,000rpm | |
燃費・燃料 | 13.4km/L・ハイオク(JC08モード) | |
駆動方式 | FF | |
サス(前) | マクファーソンストラット式 | |
サス(後) | トーションビーム式 | |
パワートレイン情報 | ||
コンペティツィオーネ | 価格帯 | |
383-400万円 | ||
独自の採点方式による評価 | ||
パワー | トルク | |
A+ 89.6点 |
A 87.0点 |
惜しくもパワーはSに届かず!しかしとてつもないスペックであることはお分かりいただけると思います。
更新が全然できてなくて申し訳ないですが、輸入車コンパクトカーのパワートレイン評価ランキングでは4位。
Aセグメントに限定すれば堂々の1位となっています!
595コンペティツィオーネの写真紹介
乗らせていただく前に、いろんな話をしつつ写真をたくさん撮らせていただきました。
夜の撮影ということで、なかなかうまく写してあげることができなかったのが申し訳ないですが、めちゃくちゃカッコよかったです。
少し車高を下げているということでしたが、ロー感がめちゃくちゃいいですね〜。
とくとご覧ください!
動的質感編でもちょこちょこ写真は出していきます!
エクステリア
インテリア
595コンペティツィオーネの動的質感について熱く語る
ということでお待ちかね、動的質感編です!
乗っている最中は興奮しすぎてただただ楽しんでしまったので、うまく伝えられているか不安でありますが、お楽しみいただけたら幸いでございます!
まずは助手席に座って体験してみた
バシバシ写真撮って色々話した後は、まず私が助手席に座って、タカヒロさんに運転してもらって、助手席での感覚を味あわせてもらいました。
試乗コースはワインディングっぽいところ。私も夜な夜なよく走るところですw
往復で1時間以上は走らせてもらったかな。
ディーラーに試乗に行くとなったら、基本は自分が運転する体験しかできませんし、私自身、誰かの車の助手席に座るということもほとんどないので、とても新鮮な感覚でした。
横に座ってみた感想としては、案外乗り心地悪くないなというところ。
もっとバリバリに硬いかな〜と思ってたんですが、助手席に座ってる分は結構快適だなーなんて感じながら、イカしたインテリアと気持ちのいいエンジン音を楽しんでました。
が、しかし!
速度が出てきて荒れた路面に入った瞬間、ガツンガツンとスポーツ感満載の硬さがやってきましたw
今までのは何だったんだというほどの乗り味。
軽いので跳ねるような感覚もあって、これはこの車以外ではなかなか味わえない乗り味だなと思います。
けど、意外に不安感は少ないんですよね〜。
ワインディングのコーナーなんかでも、ある程度速度が出ていてもロール感が全然なくてですね、自分の頭が全然傾かないなというのに気づきます。
軽くて軽快な感じも強いけど、剛性高く、ガッチガチの足がグッと踏ん張って路面を離さない感覚をしっかりと味わえるので、スピードが出ても怖さを感じないんですよね〜。
あー早く運転したいとウズウズしたところで、選手交代のお知らせです。
いざ運転!このハンドリングは病みつきになる!
さて、とある道の駅で一旦停止し、今度は運転席に座らせてもらいました。
助手席に乗った時も思いましたが、非常にホールド性が高く、このシートも安心感を感じれるポイントの1つだったかもしれません。
テレスコは付いてないんですね〜なんて話をしながらドラポジを調整させていただきます。
写真を見てお気付きの方もいると思いますが、この車、シフトノブがありませんw
何とスイッチ式となっています!
「1」がドライブという凄いボタン!w
そして「P」ボタンが無くて、「N」ボタンしかありません!
そう、この車はマニュアルベースということで、マニュアルと同じようにニュートラルに入れてサイドを引く、という感じになって、ATなのにMTの感じを存分に味わえるんです。
いや〜こんなところからもう面白いなと思いつつ、少し緊張、強いワクワク、そんな気持ちを抱きながら、いざ出発。
いや〜いい音を奏でてくれますねw
加速感とかエンジンフィールについては、また後ほど語るとして、それよりも先にまず語りたいのが「ハンドリング」というところ。
皆さんご存知だと思いますが、この車はFF車です。(トゥインゴ君はRR)
ワインディングを走らせてから数秒、私の頭の中に出てきた言葉は「お前さん本当にFFか!?w」という問いかけでした。
これまでいろんな車に乗ってきて、FFでもよく曲がる車には随分と出会ってきました。
ゴルフGTIやミニJCWといった、スポーツモデルにもワインディングに試乗させていただいています。
この子たちのハンドリングもクイックで面白くて刺激的でしたが、595コンペティツィオーネ君は、これの比じゃないほど刺激的なハンドリングを味あわせてくれました。
街乗りとかでは案外扱いやすい感じになってるのですが、スピードが乗ったワインディングはとにかくヤバイほど曲がりますw
ステアリングのギア比とか、速度に合わせて可変で動いてるのかな?
自分が想像している以上に内側に切れていく感じ、ステアリングが巻き込まれていくような感覚、FF車でこんな感覚を味わったのは、この車が初めてです。
自分の操舵感覚よりも曲がってしまうという感覚は、言葉で聞いているだけだと扱いにくそうとか、怖いと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
「このスピードだったら全然アンダーステア出ないよ、僕は全然余裕だよ」
という感覚を伝えてきてくれているような感じ。逆にめちゃくちゃ安心感があって、思う存分スピードを増し増しできるのです。(常識的な範囲で楽しみましょうw)
ステアリングが巻き込まれる感覚、これは是非一度体感いただきたいです。
この車以外では味わえないんじゃなイカ?、そう思えるほどに気持ちよくて独特な感覚なのです。
ワインディングをこなして行く度に、顔がにやけていくのが自分でも分かりました。
こんなの手にしてしまったら、次の車選びのハードルが上がりまくるぞ!
サソリの毒に私も侵されてしまいそうですw
爆発的な加速力!SPORTモードもやばい!
そして、やはり加速感について語らずには終われないのがコンペティツィオーネ。
1120kgという軽い車体に180馬力が出る1.4Lガソリンターボ4気筒エンジン。
こんなん楽しくない訳がないのです。
まず、発進時ですが、思ってたよりはかなり滑らかに加速もできるなという印象です。
ペダルの剛性が高く、アクセルワークの調整は直感的にやりやすくなってますので、この辺り街乗りでも案外扱いやすいんですよね。
そして、1.4Lターボに組み合わされるのは5速AMT(シングルクラッチ式)。MTではないんですがクリープがないのが新鮮でした。
このAMTは結構癖がありますね〜w
まず、シフトショックは結構大きいです。ゆっくり加速していく場面ではあまりシフトフィールを感じないのですが、速度に乗っている状態でシフトアップすると、結構大げさにシフトショックが来る感じ。
この辺りは敢えて出している感じもします。
シフトショックは大きいんですが、このシフトチェンジのフィーリングがなかなかに気持ちがいい。病みつきになってしまう感じがありますね。
夜中で信号もほとんどないような道を走らせてもらったので、(常識的な範囲内で)ある程度のスピードを体感させていただきました。
アクセルペダルを踏んだら、すぐにエンジンが反応し、それがすぐさま伝達して加速していく。
一言で言えば、アクセルレスポンスは抜群にいいです! ワインディングもグングン気持ちよく登ってしまいます。
カーブでもアクセルを踏んでいれば高い速度で入って維持できます。電子制御的な部分は、これはヤバイぞっていうところまでは極力出さない感じを何となくですが感じました。
ガッチリした足回り、ボディ剛性といった、車の基本的な性能が高いこそできるんだと思います。
そして、ワインディングを抜け、幹線道路も走らせてもらったのですが、ここではSPORTモードの威力を存分に体感させてもらいました!
ノーマルモードでもヤバさは体感していたので、正直そこまで変わらんだろうと思ってましたが、いやはや、ノーマルとSPORTでは別物のように変わりますw
SPORTモードにすると、アクセルレスポンスも高まり、シフトダウンも積極的に行うようになりますが、このキックダウンするときの音がとにかくヤバイですw
ほんと壊れないかと思うくらいの刺激的な音でシフトダウンするんですよねw 「ギャシャン」みたいな音(言葉では表現できない音を出してきますw)
この音が慣れてくると、とてつもなく気持ちよく病みつきになってきます。
そして、キックダウンした後の加速度は異次元レベル。ジェット積んでるんじゃないかと思いましたw
いや〜もうどこ走っても楽しくて、こんな楽しい車を若いうちに体験できるなんて、なんて幸せなんだろうと思います。
でもこういう車は結婚とか子供できた後だとなかなか買いづらい車。
次の車選びは大変だと思いますが、今のうちに存分に楽しんでもらいたいなと勝手ながら思いました!4
595コンペティツィオーネの動的質感評価まとめ
- 加速感 … 9.0/10点 S
- 乗り心地 … 6.0/10点 C
- 静粛性 … 7.0/10点 B
- 操舵性 … 8.5/10点 A+
- 楽しさ … 9.0/10点 S
総合得点:79/100点 B+
最後に 〜その他オススメの車を紹介〜
アバルト595コンペティツィオーネ、もちろん初体験だった訳ですが、とにかく楽しかった。もうこの言葉だけで十分なくらい。
なかなかこんな車に乗らせていただく機会はありませんので、乗せていただいたタカヒロさんにはほんと感謝感激雨嵐です。
忘れられない貴重な経験となりました。
乗らせていただいた後も、車についてたくさんお話しさせていただきました。
その中で私がお世話になっているディーラーさんを紹介したりもしてます。
もし石川県や近隣県にお住みの方が見ていましたら、私どんどん営業さん紹介しますので、気軽にTwitter等でアクションくださいね〜。
最後に、595コンペティツィオーネに興味があるあなたにオススメしたい、595並に刺激的なスポーツタイプの車を2台紹介させていただきます。こちらの試乗記も是非合わせてご覧になってみてください。
MINI John Cooper Works
パワートレイン評価は過去最高レベル。この子も本当にバケモノでした。
しかし、ClubmanのJCWは300馬力を超えてくるらしいですねw これも乗ってみたいところです。
VW ゴルフGTI
GTIもすごかった〜。少しクラスは大きくなりますが、ハンドリングの軽やかさは負けず劣らず凄いものを持ってます。
もちろん加速フィールも刺激的!
その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね!