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【マニア試乗記】 トヨタ 新型ヴェルファイア 3.5Lを採点評価! 新開発3.5L V6エンジンの実力は!?

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【マニア試乗記】 トヨタ 新型ヴェルファイア 3.5Lを採点評価! 新開発3.5L V6エンジンの実力は!?

2018年1月にトヨタ アルファード・ヴェルファイアがビッグマイナーチェンジを迎えました。”ビッグ”マイナーチェンジということで、外観が結構変わっていたり、安全装備が格段に良くなっていたり、かなりの進化を遂げています。その中でも注目したいのが、進化した新型3.5L V6エンジンです。高額のため売れ筋ではない3.5Lモデルですが、今回のビッグマイナーチェンジで唯一新開発されたエンジンを搭載し、メーカーの力を入れているモデルであることが分かります。

今回は、その注目の3.5Lモデルの試乗ができましたので、感じたことを包み隠さずお伝えしたいと思います。

本記事では、年間100台ペースで試乗している自称「試乗マニア」ならではの視点でレビューをさせていただきます。また、以下要素に関して勝手ながら採点評価をさせていただきます。

  • エクステリア
  • インテリア
  • 走行性能

最後に良いところ、不満なところをまとめて紹介します。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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【マニア試乗記】 トヨタ 新型ヴェルファイア 3.5Lを採点評価! 新開発3.5L V6エンジンの実力は!?

まずは、価格やスペックなどの基本情報を紹介します。

トヨタ 新型ヴェルファイアの基本情報の紹介

価格は335万〜750万円です。まさに高級ミニバンといった価格帯で、高級車といっていいでしょう。

パワートレインは、今回試乗した3.5Lモデルを含めて3種類と選択肢が多いです。3.5Lモデルの他には、最も求めやすい2.5Lモデルと、2.5Lハイブリッドモデルがあります。グレード展開も非常に多くなっていて、グレードによって価格、装備が大幅に違います。今回試乗したグレードは、最上級グレードとなる”Executive Lounge Z”。内装も他のグレードと大きく異なり、高級感満載となっていました。

また、駆動方式はFFと4WDが選択可能です。

3.5Lモデルのスペックは以下の通りです。

サイズ 4,935 x 1,850 x 1,935
重量 2,100kg
エンジン 3.5L V型6気筒
ミッション 8AT
最高出力 301PS/6,600rpm
最大トルク 36.8kgm/4,600rpm
燃費・燃料 10.8km/l・ハイオク

先代の3.5Lエンジンは、280PS、35.1kgmでしたので、新型となり中々性能も向上しています。また注目したいのは8速ATを採用してきたところです。この8ATはトヨタ車では初めての搭載となっています。

燃費も9.5km/Lから10.8km/Lと大きく向上しています。

また、本ブログ独自の採点方式による最高出力、最大トルクを重量で割った値のトルクウェイトレシオの採点結果は以下のようになっています。

84.7
パワーウェイトレシオ点数
72.5
トルクウェイトレシオ点数

この点数は、国産ミニバンでトップを誇っています。マイナーチェンジ前は日産エルグランドの3.5Lモデルがトップでしたが、マイナーチェンジにより逆転しました。ランキングがきになる方は以下記事をチェックしてみてください。

関連記事:国産ミニバンランキング 本当に走りがいい車10選

トヨタ 新型ヴェルファイアのエクステリア評価

豪華なフロントフェイス

ヴェルファイアは、アルファードと比べてどちらかというと若者をターゲットとしています。ディーラーの方が言うには、アルファードは40〜50代をターゲットにしているとか。

個人的には新型アルファードの外観の方がどちらかと言うと好みですが、ヴェルファイアもマイナーチェンジでさらに豪華さがアップしました。

最近の流行りの傾向であるメッキパーツをふんだんに使って、ギラギラ感が増しています。賛否両論あるかと思いますが、独自の路線を進んでいてオリジナリティは高いデザインになっているなと思いますので、私はそこは高評価です。

真正面から見るとさらに威圧感がありますね。色も黒が似合う風貌をしていると思います。

存在感抜群のエアロボディ

新型ヴェルファイアの外観は、エアロボディモデルと標準ボディモデルの2つがあります。今回試乗し撮影させていただいたのはエアロボディモデルです。

エアロ専用のフロントバンパーは、豪華なメッキパーツで彩られていて、抜群の存在感を示しています。この外観を見てからマイナーチェンジ前の外観を見ると、少し物足りなさを感じてしまうくらい、印象を大きく変えるパーツになっています。

フロントバンパーの他にも、サイド、リアも標準ボディと異なるデザインになっています。

ちなみに標準ボディはこんな感じになってます。

エアロボディを見た後だと、なんか物足りなさを感じてしまう不思議。

ホイールデザインはおとなしい

豪華なボディになっているので、ホイールはどんなデザインで来るのかと思いましたが、至って普通の大人しいデザインでした。こちらは18インチホイールとなっています。

リアデザインはメーカー一押しの様子

リアデザインも、フロントデザインほど分かりやすいものではないですが、マイナーチェンジで一新されました。ディーラーの方も押していましたが、見に来られる方の多くがリアデザインがよくなったねと話されているようです。

ドアの閉まる音が安っぽい

ドアはちょっと薄っぺらい印象で、ドアを閉めた時の音なんかもバタバタしていて少し安っぽさを感じてしまうのが残念なところです。

カラーラインナップはエアロボディが6種類、標準ボディが5種類

エアロボディのカラーラインナップは下記の6種類となっています。

中でも、「ダークレッドマイカメタリック」というレッド系の専用色が新規設定されています。

標準ボディのカラーラインナップは下記の5種類となっています。

中でも、「スティールブロンドメタリック」というブロンド系の専用色が新規設定されています。

個人的にはこのブロンド色がいい感じだなと思いました。ヴェルファイアのオラオラ感を抑えて、かつ上品なイメージにしてくれる色なんじゃないかなと思います。黒や紫が圧倒的多い中、こういった色を選ぶのもオリジナリティが出ていいんじゃないかなと思います。

エクステリア採点

フロントフェイス
★★★☆☆
フォルム
★★☆☆☆
リア
★★★☆☆
カラーラインナップ
★★★☆☆

エクステリア総合評価(6 / 10点)
★★★★★★☆☆☆☆

少しギラギラ感が出過ぎている感じも否めないですが、逆にそれが個性となっているとも思います。正直個人的には好みではないのですが、そういった面で評点は高め。

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トヨタ 新型ヴェルファイアのインテリア評価

シートの質感は上々

展示車はファブリックシートタイプになっていました。ファブリックといえども質感もよく、デザインもおしゃれで高級感を感じます。触り心地、座り心地もよく、さすがヴェルファイアといったところです。

こちらは試乗したモデルの本革シートです。シートヒーターはもちろん完備していてこちらもいいですね。ただ、個人的にはファブリックシートの方が好みかも。最上級グレードじゃなくとも、十分高級感を味わえる車です。

2列目、3列目のプレミアム感

まずは2列目。こちらはウォークスルータイプになります。

中級グレードからパワーオットマンも採用されて、リクライニング機能も充実しています。

こちらは本革シートの2列目。

座席のサイドにパワーシート操作、シートヒーター操作のスイッチが完備されています。まさに特等席ですね。後席に乗りたい車No.1と言われるのも分かります。

3列目も非常に広々としていて、普通の車の2列目と遜色ないです。シートの厚みもしっかりしていて、長時間座っていても苦にならないでしょう。

こちらは本革タイプ。3列目とは到底思えませんね。

3列目への乗り込みも、広い乗り込み口が確保できるように工夫されていて、楽に乗り込めます。

床の高さが案外高いので、子供やお年寄りでも乗り込みが楽にできるよう、ステップを設ける工夫がされています。後ろに乗る人がこれほど快適に過ごせる車は他にはないんじゃないでしょうか。

質感の高いインパネ周り

シンプルながら高級感を感じさせるデザイン、質感になっています。なかなかいい感じです。

シフト周りもピアノブラックを基調としていて、清潔感と高級感があります。

この辺りも質感も高く、さらに実用性も兼ね備えていて、さすがは高級ミニバンと称されるだけはあります。

インテリア採点

おしゃれさ
★★★☆☆
高級感
★★★★☆
利便性
★★★★★
シート
★★★★☆

インテリア総合評価(8 / 10点)
★★★★★★★★

トヨタ 新型ヴェルファイアの走行性能評価

悦びを感じるエンジンフィーリング

マイナーチェンジで搭載された新開発3.5L V6エンジンですが、走る喜びを感じさせてくれるエンジンフィーリングがありますね。8速ATとの相性も良く、いい意味でダイレクト感を感じることができ、ミニバンながら運転を楽しめる要素が詰まっています。

かといってうるさいという訳ではありません。エンジンの静粛性は高いですが、心地よいエンジンサウンドを感じることもできるバランスのいいエンジンだなと思います。

街乗りでは3.5Lの良さは十分には感じられない

3.5Lいいなとは思うのですが、やはり街乗りだけではその良さというのを半分も感じることができていないように思いました。エンジンスペックは高いですが、最大トルクを発揮する回転数は4,600rpmと、街乗りではなかなか回せない回転域になっています。マイナーチェンジ前に2.5Lハイブリッドモデルを試乗しましたが、低回転でのトルクの太さがある分、街乗りではハイブリッドモデルの方が快適でストレスを感じません。街乗りメインであれば、あえて3.5Lモデルを選ぶ理由も少ないのかなと思います。

個人的にはハリアーで採用されている2.0Lターボエンジンの採用を期待していたのですが、ターボモデルの方が街乗りでもスポーティさを楽しめるなと改めて感じました。

8速ATの滑らかさ

3.5Lモデルには8速ATが組み合わされていますが、8速というだけあって非常に滑らかでシフトチェンジの際のショックを感じることはほとんどありません。

少し残念だなと思ったのはパドルシフトが搭載されていないこと。マニュアルモードは搭載されていて、シフトノブ操作でシフトチェンジは行えるようになっていますが、パドルシフトも採用して欲しかったなと感じます。

癖がなく扱いやすいステアリング

ステアリングは重くも軽くもなくちょうどいい感じで、操舵性も悪くありません。クイックな訳ではありませんが、明らかに反応が遅いといったことも感じないです。トヨタ車はステアリング周りは結構いい感じで作ってくるなという印象がありますね。癖がなくて取り扱いやすいのは好印象です。

同じミニバンのホンダ オデッセイは、少し重たく野暮ったい印象を受けていました。似たような車格ですので、ヴェルファイアもそんな感じかなと思っていた分、期待をいい意味で裏切られましたね。

関連記事:【マニア試乗記】ホンダ 新型オデッセイハイブリッドを採点評価!

コーナリングでの安定感は素晴らしい

コーナリングでの安定感は驚くほど良かったですね。典型的な箱型ミニバンになるので、重心も高くなりがちでコーナーでふらつきやすいはずなのですが、ビシッと曲がってくれる感覚があり、安心感があります。

私の妻が購入した、ホンダ新型N-BOXもいわゆる箱型ですが、このN-BOXのコーナリングの安定度にも驚いたものです。

関連記事:ホンダ 新型N-BOX納車レビュー 買って良かったところ8選 不満なところ6選

そう言えば新型ステップワゴンスパーダも安定感が非常に高いものでした。新型ヴェルファイアはそれを上回る安定感を見せてくれたと思います。最近のミニバンの走行性能の向上はすごいですね。

関連記事:【マニア試乗記】ホンダ 新型ステップワゴンスパーダ ハイブリッドを採点評価!

視界が良く安心して運転できる

Aピラーの小窓も大きく開けていて、大きい車体の割には死角が少なく、運転のしやすさは抜群だなと思います。

車幅感覚も掴みやすく、視点も非常に高いです。ゆったりとゆとりを持って運転できる車ですね。

静粛性、快適性はもう一歩欲しいところ

細かく荒れた路面を走っていると、細かな振動が結構伝わってきて、お尻の感触も嫌な感じですし、耳障りなところもあります。この車格ですので、こういったあたりはもう少し抑えて欲しいところです。ただ、段差の乗り上げなんかでの突き上げ感は非常にうまく抑えられている印象です。

また、少しスピードが出ると、左前?あたりからの風切り音が結構気になりました。

さらに言うと、欲を言えばロードノイズももう少し抑えて欲しいところです。少し荒れた路面だと結構音が入ってきてしまいます。ハリアーなんかは非常にロードノイズを抑えられていたので、この辺りは少し残念なポイントでした。

静粛性に関して悪い面ばかり述べていますが、全体として静粛性がかなり低いというわけではありません。中級クラスのミニバンなんかと比べると、こちらの方が静粛性は高いでしょう。が、この車格、価格帯を考えるともう一歩上のレベルの静粛性を手に入れて欲しいです。

例えば、同じトヨタのハリアーなんかは、ロードノイズも素晴らしく抑えられていて、静粛性のレベルはかなり高いです。これくらいの静粛性は手に入れて欲しかったですね。

関連記事:【マニア試乗記】トヨタ 新型ハリアー 2.0Lターボを採点評価!

走行性能採点

乗り心地
★★★☆☆
静粛性
★★★☆☆
安定感
★★★☆☆
加速性能
★★★★☆
ステアリング
★★★★☆
楽しさ
★★★☆☆

走行性能総合評価(6 / 10点)
★★★★★★

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トヨタ 新型ヴェルファイア試乗レビューまとめ

良いところ

  • 豪華で存在感抜群のエクステリア
  • 高級感のあるインテリア
  • シートの質感の高さ、2列目、3列目のプレミアム感
  • 3.5L V6エンジンのフィーリングの良さ
  • 8ATは非常に滑らか
  • コーナリングの安定感の高さ
  • ステアリングの操舵性

不満なところ

  • ちょっと見た目がギラギラしすぎか
  • ドアを閉める音がちょっと安っぽい
  • 街乗りでは走りの楽しさがあまり感じられない(3.5Lモデル)
  • 静粛性や快適性がもう一歩

トヨタ 新型ヴェルファイアの試乗レビューはいかがでしたでしょうか。

初めて3.5Lモデルに乗らせていただきましたが、街乗りメインならハイブリッドモデルの方がいいなと思わされてしまったのは個人的には少し残念なところ。3.5Lに乗ってしまったらもう3.5Lじゃないと満足できない、みたいな中毒性を得られることはできませんでした。8ATとの相性も良く、バランスがいいエンジンになっているなとは思うのですが、あともう一歩といったところでしょうか。静粛性や快適性なんかも、あともう一歩欲しいんですよね。全体的にレベルの高い車ではあるのですが、期待値が高いだけに不満が少し残る結果になってしまいました。

最後に筆者がどれくらい買いたいと思わされたか、星評価で表して終わりにしたいと思います。

買いたい度(5 / 10点)
★★★★★☆☆☆☆☆

その他にも色々な車の試乗レビュー記事を書いています。他の試乗レビュー記事も是非チェックしてくださいね! カテゴリ「試乗レビュー」をチェック!

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