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マツダ 新型CX-8ってどんな車? 2.2Lディーゼルが進化しただと!? CX-5とどう違うの? 他の3列シートとも比較!

追記:先行して試乗をさせていただきました。試乗記も是非ご覧になってください。

関連記事:【マニア試乗記】マツダ CX-8を採点評価!

今回は、先日正式発表されたマツダCX-8について、CX-5との比較や他の3列シート車との比較を交えながら、すごい車なのか、買いなのかというところを、伝えていきたいと思っています。

CX-8という車は、2017年12月に発売が予定されていて、それが初代となる車です。外観はCX-5瓜二つ。CX-5が長くなって3列シートになった車っていうのが一番端的な表現かなと思います。実は私、近々3列シート車への乗り換えを検討しているのですが、CX-8も候補の1つです。それだけ魅力のある車なのは間違い無いです。ちなみに他の候補としては、2017年11月にマイナーチェンジを迎えるホンダ オデッセイ、そして、2017年9月にフルモデルチェンジを迎えるプジョー 5008です。それぞれ非常に個性のあるいい車だなーと感じていて、今は選びきれてない状態ですね。うれしい悲鳴です。

今回、CX-8の紹介とその他車との比較をしていく上で、下記の観点でそれぞれチェックしていきたいと思います。

  • 外観(CX-5との比較)
  • 動力性能(CX-5、エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較)
  • 居住性能(エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較)
  • 価格(エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較)

マツダCX-8発表! 2.2Lディーゼルが進化しただと!? CX-5とどう違うの? 他の3列シートとも比較しちゃいます!

それでは早速チェックしていきましょう。はじめに外観のチェックです。

CX-8の外観は? CX-5と比較!

まずはフロントの比較画像を見ていただきましょう。

CX-8とCX-5のフロントデザイン比較
左:CX-8 右:CX-5

ご覧の通り、形状は全く同じです。違いはグリル部分だけですね。CX-5はメッシュ状なのに対し、CX-8はメッキのラインが入ったデザインになっています。ラインが伸びているデザインな分、CX-5よりワイドに見えるかもしれません。

続いて、サイドの比較画像です。

CX-8とCX-5のサイドデザイン比較
左:CX-8 右:CX-5

かなり長くなりましたね。長い分スタイリッシュ感が強くなったように感じます。また、ボンネット部も少し短くしてる気がしますね。室内空間の確保のための工夫だと思います。

最後はリアの比較画像です。

リアはブレーキランプの形状だったり、リアデザインの違いがフロントに比べるとちょこちょこありますね。印象的にはCX-5の方がかっこいいかなって感じはします。

CX-8の動力性能は? CX-5、エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較

CX-8ですが、当初はCX-5と同じ2.2Lディーゼルエンジンが搭載されると予想されていました。私はこの情報を聞いて少し残念に思っていました。その理由は、CX-8はCX-5より重量が大分重くなるだろうなと思っていたからです。車重が重いほど、同じエンジンを積んでいても発進性能や加速性能は落ちてしまいます。CX-5に積んでる2.2Lディーゼルエンジンはオーバースペックじゃないのかと感じるほど素晴らしい動力性能なので、CX-8もある程度はすごい動力性能にはなるかなと思っていましたが、比べてしまうと大分見劣りするのが残念だなと感じて、正式発表を聞くまでは正直、購入したい候補から外れかけていました。

正式発表で驚いたのは、CX-5と同じ排気量の2.2Lディーゼルエンジンを積むということは確かだったのですが、CX-8に積む2.2Lディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)は、CX-5よりも動力性能が向上していたという点です。いい意味で裏切られた感じです。

進化したSKYACTIV-D 2.2
進化したSKYACTIV-D 2.2

それでは新しくなった2.2Lディーゼルエンジンの動力性能を、CX-5の動力性能と比べてみましょう。

CX-8 CX-5
最高出力 190ps 175ps
最大トルク 45.9kgf・m 42.8kgf・m

思った以上に性能が向上しています。CX-5のトルクでもとんでもない数値だったのですが、それをさらに超えていくことができることに驚きです。マツダのクリーンディーゼルエンジン開発技術力の高さが伺えます。世界でも十分に戦える技術です。

ただ、エンジンの動力性能だけ比較しても重量を考慮していないのであまり意味はありません。次に重量を考慮したパワーウェイトレシオとトルクウェイトレシオという指標で比較してみましょう。重量を馬力で割るとパワーウェイトレシオが、重量をトルクで割るとトルクウェイトレシオが算出できます。それぞれ、値が小さいほど優れた性能と言え、車重が異なる車同士でも公平に比較することができる指標です。また、本ブログではウェイトレシオの値を点数化しているので、その点数の比較もご覧いただきましょう。

ちなみに重量はCX-5が1,600kg〜、CX-8が1,780kg〜となっています。(装備が少ないXDグレードの場合)

CX-8 CX-5
パワーウェイトレシオ 9.4kg/ps 9.1kg/ps
トルクウェイトレシオ 38.8kg/kgf・m 37.4kg/kgf・m

パワーウェイトレシオ点数

69.1
CX-8
70.6
CX-5

トルクウェイトレシオ点数

91.2
CX-8
92.3
CX-5

CX-5にはどちらも及びませんが、うまく重量分をカバーし、かなり近い性能を実現しています。この性能を見て、CX-8本気なんだなと思いました。プレマシーやビアンテといったミニバンを廃止してCX-8一本でやっていくという覚悟が見られます。ただ、発展途上な感じは否めないので、気が早いですが次のフルモデルチェンジにかなりの期待をかけたいです。(ディーゼルハイブリッドの開発もしているということなので)

合わせて、3列シートSUVのエクストレイル、アウトランダーと、同格ミニバンと言えるだろうオデッセイとの比較もしてみましょう。こちらは細かな数値は抜きに点数だけで比較したいと思います。

エクストレイル
エクストレイル
アウトランダー
アウトランダー
オデッセイ
オデッセイ

パワーウェイトレシオ点数

69.1
CX-8
65.9
エクストレイル
70.0
アウトランダー
70.6
オデッセイハイブリッド

トルクウェイトレシオ点数

91.2
CX-8
65.8
エクストレイル
62.7
アウトランダー
76.5
オデッセイハイブリッド

パワー性能はどっこいどっこいですが、トルク性能はやはりCX-8だけ頭一つ抜けてますね。発進時の加速はこれらの車と比べると大分違いが分かると思います。性能を重視するなら、CX-8は持ってこいじゃないかなと思います。

最後に燃費性能も比較しておきましょう。ガソリンとディーゼルを比較するので、燃料費の比較もしましょうね。10000km走った時にかかる燃料費で比較していきたいと思います。

CX-8 エクストレイル アウトランダー オデッセイ
燃費 17.6km/l 16.4km/l 16.0km/l 25.2km/l
燃料費 58011円 76159円 78063円 49563円

燃料が軽油かつ燃費がいいといういいとこ取りで、他の3列シートSUVよりかはかなりいい数値となっています。CX-5の燃費は18.0km/lですが、それから0.4km/lしか悪くなっていないというところは、かなり頑張ったんじゃないかなと思います。重量は200kg近く増えてますからね。

CX-8の居住性能は? エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較

やはり3列シート車で気になるのが3列目の快適性を含めた居住性能ですよね。先程と同様にライバル車と比較していきましょう。

まずは、判断しにくいかもしれないですが、画像で確認してみましょう。

CX-8 インテリア
CX-8 室内空間
エクストレイル インテリア
エクストレイル 室内空間
アウトランダー インテリア
アウトランダー 室内空間
オデッセイ インテリア
オデッセイ 室内空間

さすがにミニバンの居住性能には敵わなそうですが、他の3列シートSUVに比べると3列目の快適性が高そうですね。3列シートSUVの3列目はおまけ程度っていうのが当たり前でしたが、そこを覆す新たな価値を生み出した車になっているのではないでしょうか。

続いては数字で比較してみましょう。

CX-8 エクストレイル アウトランダー オデッセイ
室内長 2690mm 2005mm 2580mm 2935mm
室内幅 1540mm 1535mm 1495mm 1625mm
室内高さ 1250mm 1270mm 1265mm 1305mm

こうして並べてみると、CX-8かなり頑張ってます。まあ全長が4900mmとかなり長いおかげもあるのですが。全長の長さが気にならなければ、室内空間を重視される方もCX-8いいと思いますよ。どうしてもSUVがいいならミニバンとの比較は考えないようにするのが吉です。

CX-8の価格は? エクストレイル、アウトランダー、オデッセイとの比較

最後に価格の比較をしてみましょう。やはり車を選ぶ上で価格は重要な要素です。特に3列シートを購入するのは家庭を持っている方ばかりだと思うので尚更ですね。

CX-8 エクストレイル アウトランダー オデッセイ
価格帯 319.6〜395.8万円 219.7〜327.3万円 283.1〜328.4万円 356.0〜405.6万円

やっぱり他と比べると高めですかね。それでもこの性能でこの価格は破格と言っても過言じゃないと思います。400万〜でも全然おかしくない車じゃないかなと個人的には感じました。

まとめ

CX-8いかがでしたでしょうか。私はまとめていて欲しくなってきてしまいました。笑 やっぱり圧倒的なトルク性能は3列シート勢では唯一無二の存在ですし、3列目がある程度快適そうという点が高ポイントです。ネックは車長の長さですね。4900mmは少し長すぎるんじゃないかと。実物をみてみないとなんとも言えないところですが、室内空間を削る、もしくは、ボンネット部をさらに短くとるといったことをして、車長を短くする工夫もして欲しかったなと思います。CX-5と瓜二つというところも、個人的にはうーんって感じなので、今後のモデルチェンジでCX-8らしさっていうところが出てくることを期待しています。まあ、間違いなくいい車で、車長を気にしなければ買いな車でしょう。

追記:先行して試乗をさせていただきました。試乗記も是非ご覧になってください。

関連記事:【マニア試乗記】マツダ CX-8を採点評価!

おまけ:特別先行展示されていたCX-8の動画

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Comments & Trackbacks

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  1. A big thank you for your article.Really thank you! Cool. ddaakeddgece

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