くるすぺ

試乗マニアが選ぶ”Cセグメントハッチバック” 超おすすめ7台【2021年版】

こんにちは、試乗マニアのくるすぺです。

今回は、Cセグメントハッチバックのおすすめ車種をランキング形式で紹介したいと思います。

2019年12月31日:ランキングを更新しました!

オススメとして紹介するのは、基本的には試乗したことがある車に限定します。何故ならば乗らないことにはオススメできないからです笑

ランキングは、動的質感の高さを最重視し、デザインや先進装備の充実度、価格等を総合評価して作成しています。

新しい車の試乗により、ランキングは更新していってます。気になる方は定期的にウォッチ頂ければ幸いです。笑

それぞれ試乗レポート記事も合わせて紹介しますので、気になる車が見つかったら是非試乗レポート記事も合わせてご覧ください!

ちなみに国産車だけでなく、外車もランキングに含まれます。

おすすめする車については、オススメポイント(特徴や試乗時の感想)はもちろんのこと、価格やグレード展開、スペックや独自採点方式によるパワートレイン評価も紹介していきます。

最後までお楽しみいただき、お気に入りのCセグメントハッチバックを見つけてください!

パワートレインの評価については、本ブログ独自の採点方式で、最高出力を重量で割ったパワーウェイトレシオ、最大トルクを重量で割ったトルクウェイトレシオを点数化し、その点数によってS〜Gまでランク付けを行います。

試乗マニアが選ぶCセグメントハッチバック 超おすすめ7選!

まずは、Cセグメントハッチバックの特徴について紹介したいと思います。

Cセグメントハッチバックってどんな車?

Cセグメントと言えば、代表的な車種としてはインプレッサ、MAZDA3、ゴルフなどが挙げられます。

ヴィッツやフィットといったコンパクトカー(Bセグメント)より、少し大きい車になりますね。全長が4300mm~4500mmくらいのものがCセグメントとして分類されることが多いです。

日本ではやや人気が落ち気味かなと感じてましたが、最近はまた熱を帯びてきた気がします。

インプレッサが爆発的な進化を遂げ、シビックが復活し、カローラスポーツが颯爽と現れ、そしてMAZDA3。

今の国産Cセグメントのレベルの高さは素晴らしいものがありますよ。

個人的に思うCセグメントハッチバックのいいところ、悪いところはこんな感じです。

また、くるすぺ認定のCセグメントハッチバックは全部で15車種あります!その内、試乗済みは11台!

試乗済みの車は太字で表しています。

トヨタ カローラスポーツ
日産 リーフ
ホンダ シビックハッチバック
スバル インプレッサスポーツ
マツダ MAZDA3
レクサス CT
アウディ A3
アルファロメオ ジュリエッタ
BMW 1シリーズ
VW ゴルフ
プジョー 308
ボルボ V40
ミニ ミニ クラブマン
メルセデス Aクラス
ルノー メガーヌ

この中からTOP7に選ばれるのは果たしてどの車たちでしょうか!

では早速ランキング紹介へと参りましょう!

一応順位付けをさせてもらいましたが、正直どれが1位でもいいなと思うくらい、ここで紹介する車は全部かなりいいです笑

第7位から順に発表していきますので、最後までお楽しみください!

第7位 VW ゴルフ

2012年 7代目発売

ゴルフのおすすめポイント

Cセグメントを語る上では外せないのが、ゴルフ。

世界のベンチマークとも言われ、全世界で注目され比較対象にされることの多いゴルフですが、やはり素晴らしい車です。

現行のゴルフ7からMQBと呼ばれるVWグループのグローバルプラットフォームが採用されています。

ドイツ車ならではの、剛性感の高いガッチリとした安定感のある走りが特徴です。高速での直進安定性は素晴らしいですね。

安全性能、先進装備も非常に充実しているのも強みです。特にフルデジタルメータークラスターは近未来的で実用性も非常に高いです。

また、ゴルフはGTI,Rといったスポーツグレードを選べるのが素晴らしいポイントです。

個人的には、ゴルフを買うならGTIを買いたいなと感じました。GTIの魅力は素晴らしいものがあります。

ゴルフが気になった方は、試乗記も是非ご覧ください!(GTIに乗ってます)

そして、2019年10月、とうとうゴルフ8が発表となりました!

ゴルフ8の進化も凄まじそうですよね〜。次期愛車としても狙ってたりしますw

独特な雰囲気を醸し出すゴルフ8
出典:www.volkswagen.de

ただ、ゴルフ7もまだまだ現役で戦える車であることには間違いありません!!

ゴルフの基本スペック

基本スペック(TSI Comfortline)
サイズ 4,265 x 1,800 x 1,470
重量 1,240kg
エンジン 1.2L直列4気筒ターボ
ミッション 7DCT
最高出力 105PS/4,500rpm
最大トルク 175Nm/1,400rpm
燃費・燃料 19.1km/l(JC08モード)・ハイオク
駆動方式 FF
サス(前) マクファーソンストラット式
サス(後) マルチリンク式
パワートレイン別情報
1.2ガソリン 価格帯
258-315万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D
53.2点
C
65.9点
1.4ガソリン 価格帯
338-367万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
68.7点
A-
80.6点
2.0ディーゼル 価格帯
323-391万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C+
68.0点
A+
89.2点
GTI 価格帯
417万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
S-
91.0点
S-
91.3点

これほど幅広いパワートレインが選べるのは、世界のベンチマークならではですね。

GTIがやはり魅力的。スペックの割には値段も良心的です。

第6位 ホンダ シビックハッチバック

2017年 10代目発売

シビックハッチバックのおすすめポイント

待望の日本復活を遂げたシビックハッチバックが堂々のランクインです。

とてつもなくレベルアップして復活をしてきましたね。

このシビックという存在は、Cセグメント界にとってはかなり大きな存在になると思います。

国産車でありながら、イギリスで生産されているという車で、イギリス車とも捉えられるロマンある車ですね。

シビックの最大の魅力はやっぱりエンジンじゃないですかね。

1.5L直噴VTECターボエンジンを採用していて、低回転からの高いトルクの発揮はもちろん、高回転まで気持ちよく回る伸びやかなパワーフィールが特徴的です。

試乗してみましたが、エンジンフィーリングはほんと最高です。走る喜びをヒシヒシと感じられる車です。

CVTモデルに試乗しましたが、CVTの吹き上がる嫌な感じはあまり感じず、パドルシフト操作もなかなか楽しいものでした。

走りの楽しさを追求するなら6速MTモデルを選びたいところですが、CVTでも全然アリだと感じました。

インテリア空間はもう少しデザイン性があると嬉しい

また、新世代のシャシー、新開発の骨格を採用するなど、基本的な走行性能の部分でもかなりレベルの高いものに仕上げてきています。

グローバルでもトップレベルで戦える車に仕上がっていると思います。

安全性能という面でも、Honda SENSINGが標準装備され、オートブレーキホールド、渋滞追従ACCなど快適装備も充実しているのも嬉しいポイントです。

ただ、燃料はハイオクガソリンということで、これがネックになる人もいるかもしれませんね。

シビックハッチバックが気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください!

シビックハッチバックの基本スペック

基本スペック
サイズ  4,520 x 1,800 x 1,435
重量  1,350kg
エンジン  1.5L直列4気筒ガソリンターボ
ミッション  CVT / MT
最高出力  182PS/6,000rpm
最大トルク  220Nm/4,000rpm
燃費・燃料  15.8km/L・レギュラー(WLTCモード)
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  マルチリンク式
パワートレイン別情報
1.5ガソリン 価格帯
285万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
A-
81.8点
B
73.6点

スペック的にもVTECターボエンジンは素晴らしいです。

これが300万を切っているというのが個人的にはかなり驚きで、コストパフォーマンスもかなり高い車だと思っています。

第5位 スバル インプレッサスポーツ

2016年 5代目発売(2019年にビッグマイナーチェンジ)

インプレッサスポーツのおすすめポイント

実は私の元愛車がインプレッサスポーツ。とは言っても現行モデルではなく、先代の末期モデルですが。

現行インプレッサスポーツですが、先代と比べると動的質感の部分で凄まじい進化を遂げています。

大きな進化を遂げた要因としては、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用したこと。

今では、XV, フォレスターといった車達にも使われているSGPですが、インプレッサがSGPを初めて採用した車なのです。

このSGP、何がすごいかというと、とにかくシャシーの剛性が高いというところがポイントです。

先代モデルと比べると、ボディの安定感みたいなところは段違いに良く、コーナーでの安定感は素晴らしいものを持ってます。嫌なロールは一切感じません。

インテリアの素材の質感も非常に高い

そして、SGPの最も魅力的だなと思う部分は、ハンドリング性能の高さ。

ズバッとクイックに曲がれる感覚は、欧州車に乗っているような感覚にすら陥ります。

そして、このインプレッサですが、2019年末にビッグマイナーチェンジを迎え、D型になりました。

このマイナーチェンジのタイミングで、動的質感に関する部分もテコ入れされています。

足回りやステアリングの改良により、さらに乗りやすく、心地いい乗り味を手に入れ、1ランク上の上質感を感じることができる車に仕上がったんじゃないかなと思ってます。

D型の詳しいインプレッションも書いてますので、こちらも是非ご覧ください!

また、先進安全装備の充実度もピカイチです。

D型になり、アイサイトツーリングアシストが全車標準装備となりました。渋滞追従機能付ACCと車線中央維持システムが装備され、長距離クルージングでも安心して快適に過ごせます。

さらに、上位グレードではアダプティブドライビングビーム※も装備されるようになり、このクラスでは最高レベルの先進安全装備が揃いました。
※オートハイビーム機能に加え、対向車がまぶしくないように、対向車が来たときには対向車側のヘッドライトだけ自動でローにする、といった高機能ヘッドライト

視界性能も良く、安心、安全に乗れる車というところも大きな魅力ですよね。

後席も他のライバル車よりかなり広いので、ファミリーカーとして使う上でもかなり優秀な車だと思ってます。

後席が快適なスペースになっている分、後席側にエアコンやUSBポートが欲しいなと欲が出てしまうところもありますねー。

インプレッサスポーツの基本スペック

基本スペック(2.0i-S AWD)
サイズ  4,475 x 1,775 x 1,480
重量  1,400kg
エンジン  2.0L水平対向4気筒ガソリンNA
ミッション  CVT
最高出力  154PS/6,000rpm
最大トルク  196Nm/4,000rpm
燃費・燃料  15.8km/L・レギュラー(WLTCモード)
駆動方式  AWD
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  ダブルウィッシュボーン式
パワートレイン別情報
2.0Lガソリン 価格帯
224-270万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
74.3点
C
67.2点
1.6Lガソリン 価格帯
200-246万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D
56.5点
D-
51.1点

パワートレインに関しては、モデルチェンジ前と変わらずNAエンジンのみというのは少しさみしいポイントです。

しかしながら、CVT制御が素晴らしく上手いので、スペック以上のパワフル感を感じるのも事実。

ターボエンジンモデルがあると、さらに化ける存在になるのではと思ってます。

第4位 トヨタ カローラスポーツ

2018年 初代発売

カローラスポーツのおすすめポイント

この車は、「カローラ」という名前だけで判断して欲しくない車です。

私も実際に試乗するまでは、「カローラだから走りにはあんまり期待できないな」なんてことを考えていました。

カローラスポーツは、オーリスに変わって発売された車で、TNGAと呼ばれるトヨタのグローバルプラットフォームが採用された車です。

このTNGAですが、とても評判がいいですね。

剛性感の高さ、低重心で安定感のある走りが備わっていて、何より乗り心地がかなり素晴らしいです。

トヨタ車っていうとフワフワしてるっていうイメージがあるかもしれませんが、TNGAを採用したこのカローラスポーツは、がっしりとした安定感があって、揺さぶりが少ないフラットな乗り心地に仕上がっています。

また、上級グレードのG”Z”には、メーカーオプションでAVSと呼ばれる電子制御サスペンションをつけることができ、さらに上質な乗り味を手に入れることもできます。

かなり走りにこだわっている車ということが分かりますよね。

乗ってみたらそれがすぐに実感できると思います。本当にクォリティの高い車です。

インテリア空間の静的質感もかなりレベル上げてきてます。

また、ネットワークに繋がるコネクテッドカーという最先端な車でもあります。ここは流石のトヨタ様。

Toyota Safety Senseももちろん標準装備。

パワートレインは、C-HRと同様1.8Lハイブリッド1.2Lガソリンターボの2種類です。

スペック的にはやや物足りない感じですが、ハイブリッドモデルを試乗した際には、そこまで力不足は感じませんでした。

低速トルクの厚さが印象的で、スムーズで滑らかな加速をしてくれるので街乗りではかなり扱いやすいと思います。

燃費もこのクラスではダントツの性能ですね。

カローラスポーツが気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください!ハイブリッドモデルに乗ってきた感想です。

カローラスポーツの基本スペック

基本スペック
サイズ 4,375 x 1,790 x 1,460
重量 1,400kg
エンジン 1.8L直列4気筒ガソリンNA + モーター
ミッション CVT
最高出力 122PS(システム総合)
最大トルク 14.5kgm, 16.6kgm
燃費・燃料 30.0km/l(WLTCモード)・レギュラー
駆動方式 FF・4WD(4WDは1.2Lガソリンのみ)
サス(前) マクファーソンストラット式
サス(後) ダブルウィッシュボーン式
パワートレイン別情報
1.2ガソリン 価格帯
216-258万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D
56.6点
C
66.2点
1.8ハイブリッド 価格帯
248-282万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D
57.0点
B
74.0点

やはり点数的には少し物足りない感じです。

1.2Lガソリンターボモデルでは、iMTと呼ばれるMTモデルも発売され、運転を楽しみたい方にはガソリンモデルもオススメですね。

第3位 プジョー 308

2013年 2代目発売

308のおすすめポイント

プジョー308というとあまり見慣れない車かもしれませんね。

人とはちょっと違う車に乗りたいなーなんて考えている方には、かなりオススメの車です。

私はプジョー5008に乗っているので、308乗っている人を見かけるだけでテンションが上がります。代車で308が来たときはテンション上がりまくって走り過ぎてしまいましたw(2年連続)

これ!と言った特徴はあまりないのですが、EMP2というグローバルプラットフォームを採用し、小径ステアリングを採用していて操舵性がかなり高い車になっています。

曲がるのが本当に楽しい車。プジョー車は、FFでありながら本当に綺麗に直感的に曲がってくれる車ばかりです。

乗り心地も固めなんだけど心地いいんですよね〜。

ロードインフォメーションがすごく気持ちいいのです。

新型508のしなやかな乗り味も絶品ではありますが、308には308の良さがあります。

5回くらい乗らせていただく機会がありましたが、乗れば乗るほど魅力を感じる車ですね。

パワートレインは、1.2Lガソリンターボ、1.5Lディーゼル、2.0Lディーゼルターボという、特徴豊かな3種類のエンジンから選択が可能です。

特に面白いと好評なのが、1.2LのPureTechと呼ばれるガソリンターボエンジンです。

このエンジンですが、インターナショナル・エンジン・オブザイヤー(1.0〜1.4L部門)に、2015年から4年連続で受賞しているグローバルで評価の高いエンジンです。

マイナーチェンジで6ATから8ATに多段化されました。

8ATにも乗らせていただきましたが、8ATとPureTechとの組み合わせは本当に絶品です。

この価格帯でこれほど楽しい加速フィールを味わえるのは、本当に魅力的。

個人的にPureTechよりもオススメしたいのが、1.5Lディーゼルエンジンモデルです。

遅ればせながらようやく乗ることができたのですが、ディーゼルなのにガソリンのように軽快で、積極的に回したくなるディーゼルは初めての体験でした。

8ATとの組み合わせも素晴らしく、燃費も24.3km/Lと驚異的な数値を叩き出しています。

「燃費が良くて楽しい車ってなんかない?」って聞かれたら、308 1.5Lディーゼルモデルを即答するくらいオススメの車。これは買いですよ。

308が気になった方は、下記試乗記も是非ご覧ください!

308の基本スペック

基本スペック(GT Line)
サイズ  4,275 x 1,805 x 1,470
重量  1,300kg
エンジン  1.2L直列3気筒ガソリンターボ
ミッション  8AT
最高出力  130PS/3,500rpm
最大トルク  230Nm/1,750rpm
燃費・燃料  15.6km/L・ハイオク(WLTCモード)
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  トーションビーム式
パワートレイン別情報
1.2Lガソリン 価格帯
289〜314万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
66.7点
B+
78.7点
1.5Lディーゼル 価格帯
310〜336万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
C
63.5点
A
87.4点
2.0Lディーゼル 価格帯
365万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
76.0点
S
93.5点

それぞれ特徴豊かなエンジンで、どれも魅力的ですよね。

2Lディーゼルターボエンジンのトルク性能は抜群で、さらにSPORTモードによってさらに過激な走りも楽しむことができますよ。

価格も国産車と大きな差はありません。

第2位 ルノー メガーヌ

2017年 4代目発売

メガーヌのおすすめポイント

私が2位に選んだのは、ルノーメガーヌです!

私のブログをずっと見てくださってる方はお気づきでしょうが、初回投稿以来ずっと1位にしていた車ですが、2位陥落となりました。

2位陥落の要因は、先進安全装備の少なさが第一。ACCと車線逸脱防止がないというのは、改めて考えるとやっぱり痛いところかなと感じてしまいます。

ただ、動的質感は1位かなと思うくらいです。試乗してかなり惚れ込んでしまった車で、次買う車の候補としても考えている車でもあったりします。

新型メガーヌの一番の特徴は、何と言っても4CONTROLでしょう。

4CONTROLとは、4輪操舵システムで、ステアリングを切った際に前輪だけでなく後輪も傾くというものになっています。

この4CONTROLで曲がる感覚がとても新鮮で、非常に綺麗に車が曲がってくれます。

一度体験してしまうと、他の車では物足りなさを感じてしまうほど、病みつきになってしまう操舵性です。

ちなみに、4CONTROLはGTグレードとR.S.グレードに採用されます。

GTグレードはルノー・スポール製なんです!(スポーツグレードであるR.S.も勿論その名の通りルノー・スポール製)

レースで培った技術をダイレクトに市販車に反映させてれるのがルノー・スポールで、4CONTROLの採用もルノー・スポールじゃなかったら実現できなかったでしょう。

内装はかなりシンプル
マイナーチェンジで大きく化けるかも!?

剛性感抜群のGT専用シャシー、205PSを発揮する1.6Lターボエンジン、スムーズでシームレスな7速DCT、どれをとっても魅力的です。

実際に試乗してみて思ったのは、乗り心地がちょっと独特で癖になる気持ち良さがあるということ。

かなり固めにセッティングされている足回りでありながら、かなりしなやかにサスペンションが動いて、嫌な固さというのを全く感じさせない乗り味を実現しています。

これに加えて、4CONTROLによる抜群の操舵性、ハイスペックな動力性能を持ち合わせていますので、楽しくないはずがないです。

そして、なんと静粛性も抜群と来た!動的質感には隙がありません。

乗ったことがないという方には、是非とも一度試乗してみてもらいたいですね。

GTの他に、スポーツグレードであるR.S.にも試乗しています。

メガーヌの基本スペック

基本スペック(GT)
サイズ 4,395 x 1,815 x 1,435
重量 1,430kg
エンジン 1.6L直列4気筒ターボ
ミッション 7速DCT
最高出力 205PS / 6,000rpm
最大トルク 28.6kgm/2,400rpm
燃費・燃料 -(データなし)・ハイオク
駆動方式 FF
駆動方式  FF
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  トーションビーム式
パワートレイン別情報

GT
1.6ターボ

価格帯
346万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク

A
84.7点

A-
82.0点

GT Line
1.2ターボ

価格帯
 274万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク

C
65.0点

B-
71.2点

R.S.
1.8ターボ

価格帯
448万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク

S
95.5点

S-
92.5点

GTグレードに搭載される1.6Lターボエンジンは流石の性能です。

これで340万なら高くない買い物ではないでしょうか。

R.S.はバケモノクラス。ただ乗ってみると案外扱いやすかったりします。

第1位 マツダ MAZDA3 FASTBACK

2019年 4代目発売

MAZDA3のおすすめポイント

「SKYACTIV-Xの出来次第では、1位に君臨する可能性は十分にあると思っています。」と書いてましたが、X乗ってきて1位にさせて頂きました。凄いよX。

これは世界を変える車になるのかもしれません。

アクセラ改めMAZDA3、とんでもない車に仕上がっています。

Cセグメントというクラスの域を完全に超えたエクステリアとインテリア。

特にインテリアの質感は、他の車を圧倒していると思います。

写真はL Packageグレードのもの。半端ない質感です。

走行性能面も申し分ありません。

誰もが運転しやすいようにという信念がこの車に込められていて、ハンドリング、アクセル、ブレーキ操作といった動作全てが非常に滑らかで連続的なものに仕上がっています。

乗り心地やコーナリング性能の向上を考え抜いた結果、リアサスをマルチリンクからトーションビームへ変更するという変態ぶり。かなりこだわり抜いて開発されたトーションビームを採用しているみたいです。

音への拘りも強く持っていて、静粛性の高さはピカイチ。

静かなだけでなく、聞こえてくるエンジン音やロードノイズ、全てが気持ちいい音になって室内に入ってくる感覚があります。

メーカーオプションのBOSEサウンドシステムもコスパが良く、非常に評価が高いですよね。

マツダご自慢の先進安全装備i-ACTIVSENSEも全車標準装備。安全装備の充実度もトップクラスではないでしょうか。

個人的に最も気に入っているのが、SKYACTIV-Xと呼ばれる、世界初の技術を採用した新世代エンジンです。

マツダと言えばディーゼルというイメージも強いと思います。

このSKYACTIV-Xエンジンは、燃料はガソリンでありながら、ディーゼルと同じ圧縮着火を実現する燃焼方式 (SPCCI)を採用していて、ディーゼル特有の力強いトルクと、ガソリンの伸びやかさを兼ね備えた未だかつてないエンジンとなってます。

これが本当にガソリンとディーゼルのいいとこ取りの車でした。低回転のトルクの太さはディーゼル譲りで、4000回転に差し掛かるところの気持ちいい吹け上がり感はガソリンらしくめちゃくちゃ気持ちいいのです。

20Sと比べると70万円高というなかなかの価格設定ではありますが、私自身、20SかXか選ぶとなったらXを選ぶだろうなと思います。

コスパでは言い表せない魅力があるのがSKYACTIV-X。個別の試乗インプレ記事ではXの良さについてさらに深く語っていますので、是非合わせてご覧ください!

Xのエンジン音を動画に収めてますので、良かったら聞いてみてください。

X推しではありますが、X並みに推しているのが15S。1.5LのガソリンNAエンジンで、かなり非力ではあるのですが、エンジンフィールが抜群に良くて、遅さを全く感じさせない出来になっています。

本気でMAZDA3の購入も検討していますが、Xか15Sの二択でかなり迷ってます笑 それほど15Sの魅力度も抜群なのであります。

20SとXDも相当出来はいいです。どのパワートレインを選んでも間違いない車かなと思います。

MAZDA3の基本スペック

基本スペック(15S Touring 4WD)
サイズ 4,460 x 1,795 x 1,440
重量 1,400kg
エンジン 1.5L直列4気筒直噴NA
ミッション 6AT
最高出力 111PS/6,000rpm
最大トルク 146Nm/3,500rpm
燃費・燃料 15.8km/L(WLTCモード)・レギュラー
駆動方式  FF・4WD
サス(前)  マクファーソンストラット式
サス(後)  トーションビーム式
パワートレイン別情報
G1.5 価格帯
222~255万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D-
51.5点
E+
48.1点
D1.8 価格帯
291~328万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
D-
51.0点
A-
81.0点
G2.0 価格帯
251~276万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B
73.3点
C
66.4点
X 価格帯
331~368万円
独自の採点方式による評価
パワー トルク
B+
78.0点
B-
71.2点

G1.5エンジンは数値的にはかなり非力なものとはなっていますが、実際に乗ってみるとエンジンフィーリングが抜群に良く、出だしも軽くて非常に好印象でした。

XDもかなり静かで、CX-3で感じたものとはまるで別物でした。

番外編:魅力的な車はまだたくさん

とある理由でランク外になっている車の中でも、魅力的な車はたくさんあります。その中の一部を紹介します。

MINI CLUBMAN

どっちかというとワゴンタイプの車だろうということで、少しジャンルが違うかなと思い番外編でおすすめします。

2019年のマイナーチェンジで7速DCTが採用されたり、足回りを改良しミニらしさを出してきて、非常に気持ちいい乗り味を手に入れました。

ランク外ではありますが、個人的に欲しい車としてはかなり上位に君臨していますw

気になった方は、試乗記も是非ご覧ください!

ボルボ V40

残念ながら、2019年を持って生産終了が発表されたボルボV40。

しかしながら、この車はなかなか面白いです。洗練されたエクステリアからは想像できない刺激的な走りをしてくれます。

新古車や試乗車上がりを狙うのもアリじゃないでしょうか?

気になった方は、試乗記も是非ご覧ください!

最後に

おすすめランキングはいかがでしたでしょうか。

1つでも気になる車が見つかったなら、とても嬉しいです。

今回紹介した車は、どれも自信を持ってオススメできる車です。何せ自分が乗って確かめてきていますからね。

買って後悔しないクルマたちだと思いますので、気になった車があれば是非一度試乗してみてください!

その他ジャンルのおすすめ集も書いてます。どんどん増やしていきます。

買って後悔しないクルマたちだと思いますので、気になった車があれば是非一度試乗してみてください!

車購入で後悔しないために

皆さんは車を買うとき、ディーラーで下取りに出していませんか?
実はその買い方は損している可能性があります。
基本的にディーラーでの下取り額は低めに設定されてます。また、新車の値引きが大きくても、その分下取り額が低く設定されていて、値引き分が相殺されてしまっていた、なんてことも考えられます。
純粋な新車分だけの値引きをしっかり獲得するためにも、ディーラー以外にも査定に出すことを強くオススメしたいです。
高価査定を狙うにはやっぱり一括査定が最も有効です。
実際に私自身も一括査定を使って、ディーラー査定よりも40万円高い価格で売却することができました。
一括査定は電話が多くかかってきて煩わしいというイメージがあるかもしれませんが安心してください。
カーセンサー.net簡単ネット査定を使うと、メールでの連絡を希望できるのです!

メール連絡が希望できる一括査定

一括査定への申し込みはもちろん無料です。
現在の愛車の査定をすることが、新車購入への大きな一歩に繋がりますので、是非お試しください!

Comments & Trackbacks

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ブログ記事購入の参考にさせていただきました。今まで シトロエンのエグザンティア、プジョー306カブリオレ3台 とフランス車が好きでしたが、ルノー は初です。とても気に入っています。ミニやカローラも候補でしたが、試乗もしてほぼ衝動的にこちらに。しかも、306cは手放す予定だったのですが、これも置いておきたくなり2台を維持することに。これからもよい記事を書いていって下さい。ありがとうございました。

    • コメントありがとうございます!
      メガーヌ買われたんですかね? 羨ましいです! そして、参考にしてくれて気に入ってくださったのは、めちゃくちゃ嬉しいです!
      コメント励みになります、これからも頑張ります!!

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