先日は新型インサイトの試乗インプレッション編をお送りしましたが、今回は内外装をチェックしていきたいと思います!
内外装チェック編では、一眼レフで撮影してきた写真を一挙大公開します!
Youtubeに動画も投稿していますので、是非こちらもご覧ください。
まだ試乗インプレッション編見てていないよという方は、是非ご覧になってくださいね!
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【写真大量】新型インサイトEXの内外装を徹底チェック! EXとLXの違いも
今回撮影したインサイトの情報は以下の通りです。その他スペックに関しては試乗インプレッション編をご覧ください。
撮影車情報
- グレード:EX
- ボディカラー:コスミックブルー・メタリック
グレードとしてはEXとLXの基本2グレード展開です。EXが上級グレードとなり、内外装においてもいくつか差別化が図られています。
ちなみに価格設定は以下のようになっています。
- LX:3,261,600円
- EX:3,499,200円 ←今回試乗したグレード
- EX・BLACK STYLE:3,628,800円
新型インサイトのエクステリアを見てみよう
ワイド&ローのスタイリングはなかなかイカしていますね!
最近はメッシュグリルのものが多いですが、インサイトにはシルバーメッキラインで構成されるグリルが採用されています。
水平基調のラインによって、よりロー&ワイドな印象に見せられているのではないでしょうか。
グリルの造形も洗練されていて、高級感を感じることができるデザインとなっています。
ボンネットに流れる4本のプレスラインがアクセントになっていて、スポーティさも演出できています。
ボディカラーは思っていたよりも濃い色でした。もう少し淡い色を期待していたので少し残念でしたが、なかなかいい色しています。
グリル上部の太いメッキラインがヘッドライトを貫いているところも特徴的ですね。
うーん、かっこいい!高級感とスポーティさの両立ができたエクステリアデザインですね。
シビックセダンと比べると、やはり高級感という面ではインサイトのほうが一枚、二枚上手かなと思います。
インサイトという名前のせいでどうしてもプリウスと比較されがちですが、車格はインサイトのほうが断然上になるのかなと。ライバルはカムリやアテンザあたりになってくるでしょうか。
ホンダ車らしいジュエルアイヘッドライトが搭載されています。ジュエルアイを採用するようになってから、ホンダらしい顔というのが統一されてきたし、洗練されてきた感じがします。
Point
ヘッドライトは全車標準でLEDヘッドライト。
また、アクセサリーランプ機能付きで、AUTOにしておけばデイライトとして点灯します。
Honda SENSINGも全車標準装備なので、オートハイビーム機能も付いています。
デイライトONにしてみました。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ヘッドライトの下側がデイライトとして光ります。
動画だと分かりやすいので、よろしければYoutubeで動画の方も確認してみてください。
Point
フォグライトはEXグレード専用装備です。LXグレードではフォグライト自体が装備されません。
マイチェンしたオデッセイなんかもこういったフォグライトを採用してましたね。
まずは少し斜めから見た図です。スタイリッシュさが際立ちますね。
フルサイズセダンと比べると少し寸詰まり感はありますが、扱いやすさと見た目のバランスが取れたサイズ感だと思います。
Point
全長は4,675mmと結構控えめ。ちなみに全幅が1,820mm、全長が1,410mmです。
ホイールは17インチ。このクラスだと上級グレードなら18インチ以上が多いと思いますが、少し控えめ。
Point
17インチアルミホイールはEX専用装備。タイヤサイズは215/50R17 91Vです。
LXでは16インチアルミホイールが装備されます。
サイドの造形は案外シンプル。この辺りもっと凝った造形が見られると、より一層高級感やスポーティさを感じれたかなとも思います。
ここのリアにつながる所の盛り上がりなんかはセクシーでいい感じですね。
そしてリアビュー。テールランプの造形もいい感じで、かっこよくまとめられていると思います。
後述しますが、トランクスポイラーとリアバンパーロアーガーニッシュがいいアクセントになっていると思います。
トランクスポイラーをアップで撮ってみました。これが有るか無いかでは結構印象変わってくるんじゃないかなと思います。
ささやかではありますが、上品なスポーティさを演出できていますね。
Point
トランクスポイラーはEX専用装備です。LXでは付きませんし、オプション設定もないようです。
個人的にこのメッキ加飾されているリアバンパーロアーガーニッシュがとてもいいアクセントになっていると思います。
水平基調の長いラインを引くことで、より低重心なスタイリングを演出できているのではないでしょうか。
ちなみにこちらは全車標準装備です。
さらに下をのぞいてみました。マフラーはこんなところに隠れてましたね。
テールランプのライトON。とてもかっこよく光ってくれました!
思ってた以上にいい感じですね。リアウィンカーもLEDになっているのもGOODです。
新型インサイトのエクステリア評価は?
フロントフェイス、サイドビュー、リアビュー共に全体的に高級感もありかっこよく仕上げてくれたなというのが率直な感想です。
グリルのメッキラインやリアバンパーガーニッシュの存在により、よりワイド&ローな印象を与えると共に、高級感も出せているというのが特徴的でした。
サイズ感は賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはちょうどいいところを付いてきたなという印象。
Cセグメントというには明らかに大きいですし、アッパーミドルというには小さい、その中間のミドルサイズセダンといったところでしょうか。
ただ、アッパーミドルセダンたちに引けを取らない質感であったりかっこよさがあるので、そういった車たちとも十分に張り合える存在感のある外観に仕上がっています。
関連記事:アッパーミドル、フルサイズセダン試乗記
どのクルマも全長は4,800mmを超えていて、インサイトより一回り大きい印象です。
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くるすぺオススメのボディカラーは?
個人的に推したいボディカラーは「ルナシルバー・メタリック」です!
今回試乗した「コスミックブルー・メタリック」が公式HPで見る限りとてもいい感じだなと思っていたのですが、思っていた色合いとちょっと違ってたので。。これはこれでいい色合いだとは思いますが。
シルバーって地味とかおじさん臭い印象になるイメージがありますが、このインサイトにはこのシルバーが一番似合うんじゃないかなと個人的に思っております。
逆にホワイトはあんまり似合わないかも。
また、全7色から選ぶことができますが、「ルーセブラック・メタリック」はEX・BLACK STYLE専用色となっています。
新型インサイトのインテリアを見てみよう
ドア開けてみた感じは、なかなか質感高そうな印象です。
EXグレードではプライススムースと呼ばれるレザー調のソフトパッドがあしらわれています。
Point
プライススムースのソフトパッドはEX専用装備です。
LXではおそらくプラスチック素材で構成されると思いますので、少し安っぽい印象が出てしまうかも。
ちなみにEX・BLACK STYLEではウルトラスエード(アルカンタラみたいな)素材が使われます。よりスポーティな印象にまとまってくるのではないでしょうか。
ちなみに私の愛車であるプジョー5008GTには、アルカンタラ素材が使われています。
少しアップで。プライススムースの触り心地もサラサラしていていい感じ。質感も悪くないです。
シートはプライススムースとファブリックのコンビシートになっています。
ファブリックのデザインも結構おしゃれな感じですよね。
座り心地はいたって普通。
Point
プライススムースとファブリックのコンビシートはEX専用装備です。
LXではファブリック、BLACK STYLEでは本革とウルトラスエードのコンビシートになります。
また、運転席、助手席シートヒーターは全車標準装備。パワーシートはLXには付きません。
素材感を感じてもらうためアップで。セーターとか来てると、毛たちが結構ひっつきそうな感じもします。
ちなみに、EXグレードのみ、メーカーオプションで本革シートにもできます。(15万円也)
ステアリングはスムースレザー素材のもので、全車同じ仕様となります。
サラサラとした感触で、握り心地もなかなかよかったです。
メーターはデジタル液晶メーターとなっていて、こちらもグレードによる違いはないようですね。
昼間の撮影でしたが、昼間でもかなり明るくて、コントラストが大きく非常に見やすかったです。
ユーザーインターフェースもスッキリしていて好印象ですね。
メーターはステアリングの間から見るスタンダードなタイプです。
センターディスプレイは8インチ。最近だと7インチじゃ結構小さく感じてしまいますね。
ナビは全車標準装備。CR-Vもそうでしたが、最近のホンダ車はナビ標準にしてナビ込み価格で売り出すようになってきていますね。
これは賛否両論(否が多いのでは?)あるでしょう。シフトノブがありません。
ドライブ、リバース、パーキング、ニュートラルと全て独立したボタンになっています。
もしかしたら慣れたら扱いやすいのかもしれませんが、バック駐車の際にはかなり手間取りました。。個人的には普通にシフトノブを採用して欲しかったです。
また、今や当たり前となりつつある電子パーキングブレーキとブレーキホールド機能は標準装備となっています。
SPORTモードの感想は試乗インプレッション編でも語っています。
スマホを置くスペースも配置されていて、5.5インチくらいまでなら置けるみたいです。
ただ、無線充電には対応していない模様。私の愛車には搭載されていますが、結構便利で頻繁に使ってます。こんなちょうどいいスペース作るんだったら無線充電も対応して欲しかったなあ。
写真の状態は、アームレストが後ろにある状態のようで、後ろ側のドリンクホルダーくらいまで前にスライドできるようです。(試していないので間違ってたら指摘ください。)
助手席側のパネルは、全体がプライススムース素材のソフトパッドで覆われています。白色のスティッチもいい感じ。
こちらのソフトパッドはLXでも装備されるようで、BLACK STYLEではウルトラスエード調となります。
細かいところですが、スピーカーデザインはおしゃれで好きです。
ルームランプは全車標準でLED。このクラスなら当たり前ですかね。
前席の全体像はこんな感じ。助手席の広いソフトパッド素材が結構印象的ですね。
全体的に地味な感じはありますが、シンプルにまとめられていて好印象です。それなりの高級感も感じることができます。
トリムは前席同様プライススムースのソフトパッドがあしらわれています。
170cmほどの大人の男が座っても、拳3つ分くらい余裕があります。
それほど全長が長いわけではないですが、室内空間をうまく確保できていますね。ホンダは意外とこういったところ上手いなと思います。
ドリンクホルダーが2個付いた、いたって標準的なセンターアームレストです。
今時の車になると、後席送風口付近にUSBソケットや12V電源が配備されていることが多いですが、インサイトにはありませんでした。
容量は519Lらしいです。カムリが524Lらしいので、ほとんど変わらない容量を実現できているのは素晴らしいですね。
ゴルフバックは一応4つ積めるようです。
ちなみに、リアシートは6:4分割可倒式で、トランクスルー式。長い荷物も背が低いものであれば載せられます。
トランク開けた姿はこんな感じ。開けるときに後ろのスペースを気にしなくていいのはいいですね。
妻の愛車のN-BOXなんかは、リアドアがでかくて壁にゴッツンしてしまうときもあります。。
新型インサイトのインテリア評価は?
全体的に地味な印象ではありましたが、シンプルにそれなりの高級感もあり、印象はよかったです。
このクラスとしては十分な質感はあるんじゃないですかね。後席の広さも素晴らしいです。
ただ1点、シフトノブはつけて欲しかった。。(しつこい)
くるすぺオススメのグレードは?
個人的なオススメグレードは、今回撮影したEXグレードですかね。
LXとの価格差は24万円ほどありますが、内外装の質感の差、そしてブラインドスポットモニターが装備されることを考えると、24万の差額は割と小さく感じます。
どっちかというとEXが標準グレードで、LXが廉価版グレードと考えたほうがいいのかも。
よりスポーティに仕上げたいなら+13万してBLACK STYLEにするのもありかな。ただ、BLACK STYLEのボディカラーは黒系の2色に限られてしまいます。
最後に
新型インサイトのエクステリア・インテリア評価はいかがでしたでしょうか。
また、試乗インプレッション編をまだご覧になっていない方は、是非試乗インプレッション編もあわせてご覧ください!
【マニア試乗記】新型インサイト EXを採点評価!スーパー優等生セダン!
それでは、また別の試乗インプレッション記事でお会いしましょう!